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香港のスタートアップ評価プラットフォーム「Oddup」が100万ドルを調達、まずはアジアのスタートアップに注力

設立から18ヶ月が経つ香港のOddupは、リスク判定ができるように設計されているという要素に基づいたスタートアップの評価システムを提供している。 Mattermark、CB Insights、Funderbeamといったウェブサイトも、似たような評価システムを提供しているが、Oddupの設立者であるJames Giancotti氏がVentureBeatに語った内容によると、Oddupが目指してい…

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設立から18ヶ月が経つ香港のOddupは、リスク判定ができるように設計されているという要素に基づいたスタートアップの評価システムを提供している。

Mattermark、CB Insights、Funderbeamといったウェブサイトも、似たような評価システムを提供しているが、Oddupの設立者であるJames Giancotti氏がVentureBeatに語った内容によると、Oddupが目指しているレベルまで掘り下げたサービスには至っていないという。同社は本日、100万ドルのシードファンドを調達しており、すでにJ.P. Morgan、Goldman Sachs、BNP Paribasといった金融機関のクライアントを惹きつけている(編集部注:原文掲載11月29日)。

最初にベータ版がローンチされたのは2014年2月。Oddupは9月に一般向けに公開したばかりだ。本日発表された100万米ドルの資金調達ラウンドを主導したのはKima Ventures、Click Ventures、Bigcolorsで、さらにはBig Bloom、Glooh Ventures、Justin Dry氏とAndre Eikmeier氏(VinomofoのCEO)、数多くのエンジェル投資家も参加したとプレスリリースで伝えられている。

スタートアップの総合的な評価のために使われる要素は、次の領域のサブスコア(各得点)で構成される。製品、成長率、場所、チーム、市場、産業、競合他社。Oddupの話によると、これらのサブスコアは各分野のアナリストたちによって割り当てられており、特許出願中である独自の得点方法を使用している。

追加スコアは、投資家の質、資金調達、メディアでの話題度といったものが考慮される。最終的に1から100までのスコアが付けられ、スコアが高いほど、より堅実でリスクの低いスタートアップであることが示される。

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「投資家の所感や見込評価を反映させたプラットフォームはたくさんあります」とGiancotti氏は語った。「しかしどのプラットフォームにも詳細な分析は含まれておらず、買い・売り・保持に関する評価やスタートアップの将来的な評価に関する情報も提供されていません。私たちはスタートアップの世界に透明性を確保し、その地域や投資家がはっきりわかるようにしたいのです。」

しかしプラットフォームの使い心地を試すには、ユーザーはまず登録をしなければならない。これについて、Giancotti氏は次のように説明した。

「ユーザには、居住地ごとに違った法律(例えば民間企業に対するシンガポールの法律と中国の法律は違う)が適用されるため、法律や取り締まりの面から、全ての国の規定に必ず適合するよう私たちはプラットフォームをオープンにせず特定できるようにしています」。

ユーザ数は既に5万人に達し、世界やアジアで注目の投資市場では既に需要が伸びており、新市場に参入したいが情報をうまく精査できない小規模なエンジェル投資家が特にその牽引役となっている。Oddupは最初中国(北京、上海、深圳)、香港、シンガポールや台湾のスタートアップに着目し、既に22名いるスタッフで今後半年でシドニー、ロンドン、メルボルン、バンガロールやバンコクに範囲を広げていく予定だ。

Giancotti氏によると、APIが1月にリリースされると他のプラットフォームからOddupのデータベースや格付け情報を得ることが可能になる。収益に関して彼は次のように語った。「私たちは無料プランとアナリストプラン(月99米ドル)を提供しています。当社のプラットフォーム上でまだ格付けされていない企業に対してpay-to-rate(有料で評価する)サービスを提供しています。先月ローンチされたこの商品は月499米ドルでスタートアップの詳しいレポートを入手することができます。」(レポートの見本は記事末に掲載。)

「12月の後半には、Oddupが格付けした各都市のエコシステムに関するレポートをリリースする予定です」とGiancotti氏は語った。

「将来的には、各都市のレポートをまとめる際にはエコシステムレポートも含める予定です。このレポートは無料でユーザに提供します。私たちはユーザが世界のどこにいようと、2016年の第1四半期にはiOSやAndroidを使って出先からでも全てのスタートアップ情報が入手できるよう取り組んでいます」。

注目すべき香港の新しい(スタートアップのための)スタートアップであることは間違いない。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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www-oddup-com-boxful-e1448863400991

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