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クリエイターの声をAIが自然に翻訳「Papercup」がすごい

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ピックアップ:Papercup raises £8M for AI translation ニュースサマリー:AIをベースとしたボイストランスレーションサービスを展開する「Papercup」は総額1,000万ドル(800万ポンド)の資金調達を実施したことを発表している。リード投資家にはLocalGlobeとSands Capiptak Venturesが参加し、Sky、GMG Ventures、E…

ピックアップ:Papercup raises £8M for AI translation

ニュースサマリー:AIをベースとしたボイストランスレーションサービスを展開する「Papercup」は総額1,000万ドル(800万ポンド)の資金調達を実施したことを発表している。リード投資家にはLocalGlobeとSands Capiptak Venturesが参加し、Sky、GMG Ventures、Entrepreneur Firstも同ラウンドに参加している。

話題のポイント:Papercupは世界の動画コンテンツをあらゆる言語で視聴可能なものにすることを目的とした、ロンドンを拠点とする機械学習スタートアップです。例えば次のようなコンテンツを英語・スペイン語の両方で配信したい場合、Papercupを使うと音声翻訳をしてくれます。利用料は1分20ドルのプランか一定の視聴者がいる場合はレベニューシェアが選べます。

英語版(同サービスサンプルから)

スペイン語版(同サービスサンプルから)

YouTubeクリエイターや、Spotifyでポッドキャストコンテンツを配信するクリエイターが、自分と似たような印象のの声で世界各国の言語に翻訳したコンテンツを届けたいと考えるのは至って自然です。YouTubeにも自動生成でキャプションが付く機能はありますが、映像を文字だけで理解しようとすれば体験価値はどうしても落ちてしまいます。

Papercupの技術は映像だけでなく、ポッドキャストのような音声もカバーできるのが音声市場にとってもブレイクスルーとなるでしょう。2021年はこうしたコンテンツの多言語化が新しい一つの音声体験となりそうです。いずれはSpotifyやYouTubeなどのプラットフォームの機能の一つとして、自動リアリスティック翻訳が標準実装されることになるのではと予想しています。

音声市場でいえば、Twitterがソーシャル・ポッドキャストプラットフォーム「Breaker」を買収し、本格的な市場参入を果たしています。また、Amazonがポッドキャスト企業「Wondery」を買収してコンテンツの充実度向上に動いているなど、GAFAと音声の繋がりもさらに強くなる一方、Clubhouseなどスタートアップ新規参入も多くなる1年となりそうです。

共同執筆:「.HUMANS」代表取締役、福家隆

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