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チャットでゴミを安全に捨ててくれる Delete、人類の本質的課題に取り組む Slow Studio から生まれる

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しばしば私は、家の周囲に発生する多くの古い電化製品、衣服、家具、その他の物を捨てたいと思っている。しかし、これらをゴミ箱に放り込むことにいくばくかの心配があってやはり行動は遅くなってしまう。環境にやさしい方法で確実にこれらを捨てる方法はないのだろうか? Delete はこの課題に安心を提供することを狙って今日(編集部注:原文掲載日11月18日)公開され、125万ドルの資金を調達した。Slow Ve…

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Image Credit: Delete

しばしば私は、家の周囲に発生する多くの古い電化製品、衣服、家具、その他の物を捨てたいと思っている。しかし、これらをゴミ箱に放り込むことにいくばくかの心配があってやはり行動は遅くなってしまう。環境にやさしい方法で確実にこれらを捨てる方法はないのだろうか?

Delete はこの課題に安心を提供することを狙って今日(編集部注:原文掲載日11月18日)公開され、125万ドルの資金を調達した。Slow Ventures が提供する新たなスタートアップインキュベーター「Slow Studio」から生まれた同社の使命は、人々が不要なアイテムを寄付、リサイクル、処分するための最も簡単な方法を提供することだ。捨てたいものの写真とテキストを用意するだけで、25分以内または予定された時間に、同社のメンバーがその捨てたいものを取りに来てくれる。

今日公開された Delete サービスは、サンフランシスコ、オークランド、バークレー、サウスサンフランシスコで提供を開始し、将来的には他の市場にも拡大する予定だ。

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人生をシンプルにする

「電話はあなたの生活をリモートコントロールしてくれるようになったのに、どうして削除ボタンはないのでしょうか?」。

同社の CEO で元 Red Bull 幹部でもあった Nate Warner 氏はこう続ける。「簡単かつ便利にモノを捨てること以上のことなんです」。

Delete は古い電化製品やリサイクル可能な紙、危険な家庭用品、ゴミ、寄付される衣類、木材など、捨てたいものはほぼ全て捨ててくれる。Warner 氏は一般的なゴミの99%を除去すると話しているが、ピアノや車、または他の非常に大きななものを捨てたい場合は別の方法を探す必要がある。

サービスを利用するためにアプリをダウンロードする必要はない。捨てたいものがある場合はテキストを送信するだけだ。同社はSMSで受付し、代理人があなたの家にやって来て不要物を確認して見積りを出して捨ててくれる。20ドルから利用可能だが、実際に仕事が完了してそれに満足するまで支払う必要はない。

Warner 氏は個別数値の開示は拒否したものの、彼が言うには30%の月次成長率を達成しているそうなので人々は結果に満足しているのだろう。

引き取りが発生すると Delete のクルーは商品を倉庫に運び、仕分を実施して契約パートナーに物品を配達して安全で環境に優しい方法で処分する。回収またはリサイクルできないものがある場合、Delete は環境被害を与えない方法で確実に処分してくれる。

Warner 氏は「人々は過度の負荷にさらされています」と語る。

「携帯電話によって生活をよりシンプルに、かつ部屋をより余裕ある空間にする方法には大きな可能性があります。あなたはモノを捨てることなく、他のモノの余裕を生み出すことができるのです」。

プロジェクトを推進するため、Delete は Slow Ventures と Upside Partnership から125万ドルを調達している。

Slow Studio から生まれたプロジェクト

前述のように Delete は Expa、Obvious、HVF、Science に似たモデルであるインキュベーターの Slow Studio から生まれた。Slow Ventures の創業者でありパートナーでもある Dave Morin 氏はこのプログラムの目標がコミュニティに参加した創業者との共同作業により、根源的なアイデアに取り組む企業を創ることだと語っている。

同社の哲学は持続可能でインパクトのあるビジネスを中心としており、インキュベーターは大きな問題に取り組んでいる起業家に忍耐を注入したいと考えている。Morin氏は「Delete はこのプログラムの好例」とVentureBeat に語った。

「ゴミや捨てるモノは人々の生活にとって大きな問題です。真の課題だと思う」。

Slow Studio の他の分野には、病気治癒などのゲノミクスに関する問題を解決しようというものもある。 Morin 氏は既に世界中の苦痛を減らすための他のアイデアと共に、うつ病を治す方法を探し始めている。さらに同社は「テクノロジーが影響を及ぼすことのできる現実の問題をふまえ、長期的な視野を持つ企業を構築することに非常に関心がある」と述べている。

今日の発表は Slow Ventures の第3回目の資金調達ラウンドに次いだニュースとなった。

【原文】
【via VentureBeat】 @VentureBeat