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香港発のNeat、毎日いくら使ってよいか教えてくれるバンキングアプリをローンチ

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本日(4月7日)のデモデイイベントで、フィンテックスタートアップの Neat が「銀行支店などいらなくなるほど先進的で現代的な銀行機能の提供」を狙いとしたモバイルアプリを近々ローンチすると発表した。 Google や Facebook がバンキングソリューションを提供するとしたら、このようなビジネスモデルを構築するでしょう。(CEO の David Rosa 氏) Neat は銀行と提携しており、…

Neat founders (left to right): Igor Wos (CTO), George Cotsikis (Chief Data Officer),David Rosa (CEO)
Neat設立者(左から)Igor Wos氏(CTO)、George Cotsikis氏(Chief Data Officer)、David Rosa氏(CEO) Image Credit: Neat

本日(4月7日)のデモデイイベントで、フィンテックスタートアップの Neat が「銀行支店などいらなくなるほど先進的で現代的な銀行機能の提供」を狙いとしたモバイルアプリを近々ローンチすると発表した。

Google や Facebook がバンキングソリューションを提供するとしたら、このようなビジネスモデルを構築するでしょう。(CEO の David Rosa 氏)

Neat は銀行と提携しており、カードとスマートフォンアプリの両方を利用する。ユーザはわずか10分ほどで完了する銀行口座の設定、セキュリティ用の指紋スキャンと顔認証の設定をするだけでよい。

このアプリでは送金、口座残高の確認、口座への入金ができる。また、オフライン、オンラインどちらの購入にも利用できる。

さらに Neat は予算も立ててくれ、節約に貢献してくれる。お金を使うごとに通知が届き、毎日どの程度使えるのか示してくれるのだ。

また、ユーザをより深く理解するために人工知能とマシンラーニング技術が採用されている。

誰でもこのアプリを利用できるが、Neat によると特に大学生や若い社会人をターゲットとしているという。彼らは新しいもの好きで、同社の市場リサーチからも大学生は予算を立てる助けが一般の人より必要な傾向があることが明らかになったためだ。

Neat は現在8人のチームによって運営されており、カスタマーサポートのスペシャリストやフロントエンドデベロッパー、大学での認知度向上を図る大学アンバサダーを募集している。

同社は現在、Standard Chartered や Baidu、Ernst & Young など大企業が後援するフィンテックアクセラレータ SuperCharger の支援を受けている。

Image Credit: Neat
Image Credit: Neat

Rosa 氏は香港に移ってくる前、イギリスで何年にもわたって企業でのキャリアを積んできた。15年前初めて香港に来た際、香港が非常に効率的で「最先端な」都市であることに驚いたという。また、その頃はちょうどあらゆる支払いに対応した有名な Octopus カード(編注:日本の Suica や Pasmo に相当)がローンチされた頃でもあった。

しかし、e27への e メールによると、近年は状況が変わってきており、ロンドンが香港に代わり世界のフィンテック中心地となったという。

ロンドンが成功している最大の理由として、ベンチャーキャピタル産業やロンドン市長などの当局が非常に前向きであることが挙げられます。ロンドンは非常に早い段階から、世界の金融の中心地として存続するためには健全なフィンテック産業を育むことが必要で、それができなければ経済的に悲惨な結果を迎えることになると理解していたのです。

勢力図の振り子がまた逆に振れ始めているように感じています。多くの課題がありますが、香港のフィンテック業界に関わることは非常にエキサイティングです。もちろんアジアのフィンテックもです。(Rosa 氏)

Neat は多くの銀行や金融機関と提携を進めており、公式ローンチの際に提携に関する発表がある予定だ。

同社は今年に向けて取り組んできたメインとなるイベントが2つある。香港でのローンチ開始とは別に(このローンチは同社が順番待ちリストを作成し、できるだけ多くのサインアップを受けて準備しているものである)、9月の新学期に合わせて徐々に拡大していきたいとしている。

私たちのチームは非常に野心的です。今後のビジョンは Neat をアジア全体に浸透させ、弊社の人工知能の将来性をネオバンクが既に存在する地域に示していくことです。(Rosa 氏)

「また、私はユーザが気に入る製品を作る強い意志を持っています。なので、まずコンセプトが確かなものであると証明するために香港で存在感を高めるのが狙いです」と彼は締めくくった。

【via e27】 @E27co

【原文】

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