シンガポールを拠点に e スクーターと e バイクのシェアリングサービスを展開する Neuron Mobility は、GSR Ventures とSquare Peg が共同リードしたシリーズ B ラウンドで4,350万米ドルを調達した。シンガポールの EDBI(経済開発庁傘下の投資会社)もこのラウンドに投資し、Neuron Mobility のこれまでの資金調達額は7,770万米ドルに達した。
今回調達した新たな資金は、Neuron Mobility の国際拡大戦略を後押しすることになる。また、安全性を最優先した独自の e スクーターの設計・製造を継続し、さまざまな革新的技術を大規模に開発・展開することが可能になる。Neuronは19カ月前の前回の資金調達ラウンド以来、事業規模を3倍以上に拡大し、2020年9月には7都市だったのが、現在では26都市に拡大したとしている。
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Neuron Mobility は、安全性と持続可能な運用のために、独自の e スクーターを設計・製造している。2018年には、より環境に優しい運用のために、バッテリ交換可能な e スクーターをローンチした。同じ年、e スクーターがどこでどのように乗られるかを制御するため、ジオフェンシングを本格展開した。2020年初頭には、すべての e スクーターにヘルメットを連携する、アプリ制御のヘルメットロックをローンチした。
マレーシアに本社を置く総合自動車Eコマースのユニコーン Carsome Group は、シンガポールの自動車ソリューション企業 CarTimes Automobile 株式の51%を取得した。この買収の詳細はまだ公表されていない。これは、Carsome が最近発表した iCar Asia の買収完了に続くものだ。 今回の買収について、Carsome 共同設立者兼グループ CEO Eric Chen…
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マレーシアに本社を置く総合自動車Eコマースのユニコーン Carsome Group は、シンガポールの自動車ソリューション企業 CarTimes Automobile 株式の51%を取得した。この買収の詳細はまだ公表されていない。これは、Carsome が最近発表した iCar Asia の買収完了に続くものだ。
今回の買収について、Carsome 共同設立者兼グループ CEO Eric Cheng 氏は次のようにコメントしている。
Carsome は、東南アジア最大級の総合自動車 e コマース・プラットフォームだ。消費者と中古車販売業者に対して、車検から所有権の移転、融資に至るまで、エンドツーエンドのソリューションを提供している。現在、従業員数は3,000人以上で、マレーシア、インドネシア、タイ、シンガポールの4カ国で事業を展開している。
Carsome は2020年、ジャカルタを拠点とする自動車・バイクのオークションサービス「Universal Collection」の全株式を取得した。これは、シリーズ E ラウンドで2億9,000万米ドルを調達し、時価総額が約17億米ドルに達した数カ月後のことであった。ロイターは2021年9月の報道で、Carsome の事業レベルでの黒字化が2022年に実現することを示唆していた。
今月初め、The Business Times は、Grab の第4四半期の純損失が約2倍になり、株価が37.3%も暴落したと報じた。Bukalapak の場合は IPO 以来、株価は73%以上下落した。1株あたり1,110インドネシアルピア(約9円20銭)まで上昇してスタートした株価は、本稿執筆時点では276インドネシアルピア(約2円30銭)で低迷している。
世界中のスタートアップに投資することを視野に入れている Cake DeFi Ventures は、同社の立ち上げまでに、テック、メディア、イベントのスタートアップ The Edge Of Company に既に投資している。報道声明の中で、同社は現在、東南アジア、アメリカ、ヨーロッパの多くのスタートアップと交渉中であると述べている。
Facebook や Meta は、おそらく真にオープンメタバースを提供することには取り組まないだろう。なぜなら、中央集権的な企業であり、そのため分散化はその認識では利益にならないからだ。しかし、我々が望むのは、メタバースへのオープンなアプローチが非常に優勢になり、Facebook やそのような企業がオープンな方法で参加せざるを得なくなることだ。
シンガポールに拠点を置く共有型マイクロモビリティスタートアップ Beam は、プライベートエクイティ企業 Affirma Capital がリードしたシリーズ B ラウンドで9300万米ドルを調達した。Sequoia India、Hana Ventures、ICT Capital、EDBI、AC Ventures、RTP Global、Momentum Venture Capital も参加した。…
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シンガポールに拠点を置く共有型マイクロモビリティスタートアップ Beam は、プライベートエクイティ企業 Affirma Capital がリードしたシリーズ B ラウンドで9300万米ドルを調達した。Sequoia India、Hana Ventures、ICT Capital、EDBI、AC Ventures、RTP Global、Momentum Venture Capital も参加した。
Beam は調達した資金をもとに、日本、インドネシア、フィリピン、ベトナム、トルコに進出する予定だ。また、同社の車両に e-moped を導入する予定だ。第5世代の新型 e スクーター「Beam Saturn」は、12インチのホイール(平均的な e スクーターより20%大きい)と油圧式サスペンションを備え、スムーズな走行が可能だ。また、バッテリは交換可能で、航続距離110kmを実現するのに十分な容量を備えている。
我々は、安全性、都市のゾーニングコントロール、ライダーの行動管理、持続可能性において大きな進歩をもたらす MARS 技術を備えた第5世代 e スクーター「Beam Saturn」を都市に持ち込む。また、歩行者のリスクを軽減するイノベーションとして、歩行者を瞬時に正確に検知して衝突を防ぐ AI カメラ搭載の「Beam Pedestrian Shield」を作った。また、歩道を検知して車速を下げたり、完全自動で乗車できないようにしたりすることも可能だ。
2020年6月、Beam は Sequoia India と Hana Ventures がリードし、アジア太平洋地域の匿名投資家複数が参加したシリーズ A ラウンドで2,600万米ドルを調達した。その2年前には、Sequoia India、Founders Fund、ZhenFund、Class 5 Global がリードしたシードラウンドで640万米ドルの調達を発表している。