アジアで気候変動の財務影響を予測するAI分析展開、Climate Alphaが500万米ドルをシード調達

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Image credit: Climate Alpha

シンガポールを拠点に不動産、資産運用、保険業界向けに人工知能(AI)ドリブンの分析プラットフォームを提供する Climate Alpha は、500万米ドルのシード資金調達ラウンドを完了したと発表した。

Jungle Ventures は、ベテラン経営者や2回目の創業者向けに新たに立ち上げたプログラム「First Cheque@Jungle」の一環として、このラウンドをリードした。

2022年に Parag Khanna 氏によって設立された Climate Alpha は、持続可能な投資を促進するために、データサイエンス、気候モデリング、金融を融合させている。同社は、地理情報システム(GIS)データと経済モデリングを利用して、加速する気候変動に対応し、気候リスクの財務的影響を予測するソリューションを提供している。

Climate Alpha は、よりレジリエントなポートフォリオを構築するためのデータドリブンのロードマップを提供することで、温室効果ガス排出の追跡と緩和を行う他の気候テック企業とは一線を画している。

Climate Alpha の創業者兼 CEO Parag Khanna 氏
Image credit: Climate Alpha

今後数ヶ月の間に、Climate Alpha は、グローバル・レジリエンス・スコアリングと財務的インパクト計算の展開を加速させる予定だ。

また、資産運用会社と協力して、気候変動に強い不動産に投資するグローバルファンドの設立を目指すとともに、API や Snowflake を通じてデータを顧客に配信し、アクセシビリティとユーザビリティを高める。

さらに、アジアは気候変動の原動力であると同時に、気候関連リスクのホットスポットでもあることから、今後さらに事業の中心となっていくだろう。

衛星やその他の独自の地理空間データセットを活用し、包括的なグローバル・レジリエンス・インデックスを構築し、公的市場の投資家への提供を拡大するという野心的なアジェンダを追求するため、2024年上半期にシリーズAラウンドを調達する予定です。(CEO Khanna 氏)

先月ローンチした First Cheque@Jungle は、ドメイン事業者を初期段階で支援するプレシード・シード投資戦略で、Jungle Ventures の主要パートナーがアイデアから IPO まで創業者と1対1で取り組む。Jungle Ventures のポートフォリオには、Kredivo、Moglix、Pomelo、Livspace、Builder.ai、Sociolla などがある。

【via e27】 @E27co

【原文】

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