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eコマース大手のQoo10、インドのShopCluesを買収——かつてはユニコーンながら取得価格は7,000万〜1億米ドル、創業者間の泥仕合が影響か

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シンガポールに本拠を置く e コマース企業 Qoo10 が、インドのオンラインマーケットプレイス ShopClues を7,000万〜1億米ドルで買収したと The Economic Times が報じた。この全株取得は、ShopClues の買い手にとって長期にわたる交渉の末の集大成であり、3人の匿名の情報筋の話を引用して、2015年末の同社の評価額には11億米ドルのピークにあったと記事は報じて…

Image credit: Qoo10 + Sharaf Maksumov / 123RF

シンガポールに本拠を置く e コマース企業 Qoo10 が、インドのオンラインマーケットプレイス ShopClues を7,000万〜1億米ドルで買収したと The Economic Times が報じた。この全株取得は、ShopClues の買い手にとって長期にわたる交渉の末の集大成であり、3人の匿名の情報筋の話を引用して、2015年末の同社の評価額には11億米ドルのピークにあったと記事は報じている。

Qoo10 は e27 に対しこの進展を認めた上で、Qoo10 のスポークスマンが次のように語った。

現在行われている取引は買収ではなく合併だ。用語に混乱があることはわかるが、この点についてははっきりしておきたい。

取引は完了していない。Qoo10 は取引の一環として、ShopClues の親会社 Clues Network の決済部門「Momoe」も買収する。

Qoo10 シンガポールの CEO Ku Young Bae 氏は、今回の取引について次のようにコメントしている。

Qoo10 と ShopClues はアジアでビジネスを継続的に構築し、シームレスな越境 e コマースを開発するという共通の目的を共有している。 ShopClues は、価値ある市場として差別化された地位を築き、インドの第1級、第2級、第3級、第4級都市にリーチする能力を実証している。

このリーチと、ShopClues が短期間で構築した、小規模事業者の強力なエコシステムを高く評価しており、Qoo10 と ShopClues の両方が互いの強みを完全に活用するための重要な立場にあると考えている。(Qoo10 シンガポールの CEO Ku Young Bae 氏)

Qoo10 は、東南アジアでの強力な越境ビジネスの構築に注力しており、ShopClues と同様に、強力な起業家文化を構築している。

今回のパートナーシップは、顧客が世界中で高品質で価値のある製品を手に入れる絶好の機会、ShopClues と Qoo10 の両方の事業者がグローバルに簡単に販売できる機会を提供する。(ShopClues の CEO Sanjay Sethi 氏)

Qoo10 は、シンガポール、インドネシア、マレーシア、中国、香港でローカライズされたオンラインマーケットプレイスを運営している。

ShopClues は2011年、Sandeep Aggarwal 氏により設立。モバイル、電子機器、コンピュータ、ブランドファッションに焦点を当てる傾向がある他のマーケットプレイス とは異なり、ShopClues は主に非構造化カテゴリに焦点を当てている。同社は GIC、Tiger Global、Nexus Venture Partners の支援を受けている。

ShopClues 社内の不適切な人間関係

創業者の妻 Radhika Aggarwal 氏、CEO Sanjay Sethi 氏、創業者 Sandeep Aggarwal 氏
Image credit: ShopClues

ShopClues は、共同創業者らが不適切な関係などいくつかの問題をめぐって互いに争っていたため、騒々しい過去があった。2017年9月、Sandeep 氏は共同創業者である妻の Radhika Aggarwal 氏と CEO の Sanjay Sethi 氏について、自分を会社から追い出そうとする陰謀を実行していたとして、FIR(First Information Report、警察に提出する請願書に相当)を提出した

それより約半年前、Aggarwal 氏は Radhika 氏の会社での議決権を剥奪し Sethi 氏と不適切な関係を持っていると非難していた。Facebook 上の一連の投稿で、Aggarwal 氏は次のように非難していた。

Sethi 氏はかつての不適切な恋愛パートナーと結託し、他の創業メンバーを意図的かつ故意に追い出した。ウェブサイトの履歴を書き換え、Wikipedia を改竄し、報道各社に嘘をついた。

Aggarwal 氏夫妻の問題は、アメリカに本拠を置く金融サービス会社 Collins Stewart のエクイティアナリストだった Sandeep 氏が、インサイダー取引の罪を廻って2013年に FBI に逮捕されたときに始まった。調査機関によれば、Sandeep 氏はヘッジファンド SAC Capital のポートフォリオマネージャー Richard Lee 氏に、Microsoft と Yahoo 間の保留中取引について情報を提供した。その結果、Sandeep 氏は有罪を認め、米国証券取引委員会(SEC)により取引を禁止された。裁判までの間、50万米ドルの保釈金で保釈されている。

数ヶ月後、Sandeep 氏はインドに戻ってきた。帰国後、Sandeep 氏は ShopClues で不適切な関係が生じているのを見つけ、Sandeep 氏の妻は Sandeep 氏を故意に避けるようになった。妻は Sethi 氏側に近い場所に現れたため、Sandeep 氏は妻の行動に疑念を抱いた。

Sandeep 氏は2010年、個人貯金を使って ShopClues を設立したと主張している。Radhika 氏と Sethi 氏は後にヴァイスプレジデントとして採用された。Sethi 氏は後に共同設創業者に就任した。Sandeep 氏がアメリカで逮捕されたとき、Sandeep 氏は Sethi 氏を新 CEO に指名し、Radhika 氏を取締役に指名した。

Sandeep 氏は2014年8月にインドに戻った際、ShopClues が2014年4月に Sandeep 氏の取締役を指名する権利を変更し、2人によって会社を追放されたことを知った。

【via e27】 @E27co

【原文】

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eコマース大手のQoo10、仮想通貨でのみ買い物ができるブロックチェーンベースのマーケットプレイス「QuuBe(キューブ)」をローンチ

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e コマース企業の Qoo10 は、新しいブロックチェーンベースの e コマースマーケットプレイスと、それに使う新しい仮想通貨を披露した。Qoo10 の旗艦マーケットプレイスに似た新プラットフォームは「QuuBe(キューブ)」と名付けられ、デスクトップとモバイルで利用可能。現在はベータだが、2019年1月1日に本格ローンチする。 QuuBe のユニークなセールスポイントは、複数者間での取引検証を自…

QuuBe
Image credit: Qoo10

e コマース企業の Qoo10 は、新しいブロックチェーンベースの e コマースマーケットプレイスと、それに使う新しい仮想通貨を披露した。Qoo10 の旗艦マーケットプレイスに似た新プラットフォームは「QuuBe(キューブ)」と名付けられ、デスクトップとモバイルで利用可能。現在はベータだが、2019年1月1日に本格ローンチする。

QuuBe のユニークなセールスポイントは、複数者間での取引検証を自動化するブロックチェーンの機能の一つである、スマートコンラクトを使っている点だ。QuuBe のケースでは、販売者と購入者間のやり取りにスマートコントラクトが使われる。

QuuBe のブロックチェーンネットワークは、韓国にいる社内デベロッパ20名により、イーサリアムプロトコル上に構築された。QuuBe は販売、マーケティング、運用のために、シンガポールでさらに20名を雇用する。Qoo10 が QuuBe 用に開発したプライベートブロックチェーントークン「Q*coin」を使うことで、ユーザは QuuBe で買い物ができる。QuuBe では、このトークンを使ってのみ商品購入が可能だ。

Qoo10 CEO の Ku Young Bae 氏によれば、QuuBe では新しい売上モデルにより今までより安い価格で商品を提供することが可能になるという。伝統的なマーケットプレイスが加算してきた10%の取扱手数料や決済手数料を無くすことができるため、販売者にとっては、他の e コマースプラットフォームよりも競争優位に立てる可能性がある。その代わり、QuuBe は同社の web サイトやアプリ上に、販売者が入札で確保できる広告スペースを提供する。

シンガポールに本社を置く Qoo10 は現在、インドネシア、マレーシア、中国、香港などに600万人のデイリーアクティブユーザがいる。Qoo10 は東南アジアに狙いをつけているが、同社のブロックチェーンの目標は、その技術を採用することがだけではない。Ku 氏は、QuuBe をインドネシアやミャンマーのようなアンバンクト市場(成人の銀行口座保有率が5割に満たない市場)に向け提供したいと考えている。

お金を銀行に預けることはあっても、民間会社に預ける(モバイルウォレットに入金する)ことはしないでしょう? その会社が倒産するかもしれないし、データを書き換えたり、お金を盗んだりする可能性もあるからです。信頼が確立されない限り、ウォレットへのトップアップを(銀行口座への入金と)同じようにしようとは思えないでしょう。

こういった問題は、ブロックチェーンを使って整理することができます。ブロックチェーンウォレットは、我々が書き換えたり、アクセスできたりするものではないからです。ユーザだけがアクセスできるものだからです。

Ku 氏によれば、こういった分散化された規制の要素は、アンバンクトコミュニティを機能させる上で大いに役立つ可能性がある。セブンイレブンで Q*Coin を使った買い物が可能になれば、ベンダーは金融機関にアクセスすることなく、サービスや商品を販売できるようになる。

<関連記事>

ブロックチェーンの約束

QuuBe の特別セール商品の一部
Image credit: Qoo10

Qoo10 は2020年までに取扱高で10億米ドルを目指す。ブロックチェーンの採用がまだ初期段階にあることを考えれば、これは高い目標値だ。仮想通貨を利用しているのは世界人口の0.71%に過ぎず、この技術の導入に手を焼いている企業は数少なくない。しかし、専門家たちは、分散型 E コマースマーケットプレイスの考えは、ブロックチェーンの可能を実証するものだと考えている。

ブロックチェーンプラットフォーム Zilliqa CEO の Xinshu Dong(董心書)氏は次のように語る。

このような(ブロックチェーンと e コマースといった)連携が生じるのは想像しやすい。売り手と買い手の間、販売者と消費者と生産者の間の中間業者を取り除くことで、よりコスト効率の良い取引から利益を得られるからです。

e コマースがブロックチェーンに移行するにつれ、もはや小売大手だけの財産ではなくなった力の再分配が、より協調性、創造性、競争力の高いビジネスを可能にするでしょう。取引は、検証や実行といった方法論的プロセスを経るため、スマートコントラクトがサプライチェーン全体の摩擦点も改善するでしょう。

普及に向けた苦悩の臨むのは Qoo10 だけではない。アメリカのスタートアップ OpenBazaar は、分散型マーケットプレイスのローンチに向け、Andreessen Horowitz や Blue Yard Capital から総額420万米ドルを調達した。ベトナム拠点のスタートアップ Tipo は、B2B2P(business-to-peer-to-peer)マーケットプレイスのローンチに向け、2018年9月にホワイトペーパーをリリースしている。

安定したトークンこそ勝者となる

Qoo10 のトークン交換画面
Image credit: Qoo10

イーサリアムやビットコインといった仮想通貨は、そのボラティリティから取引用途には適さなくなっている。その種の予測不確実な状況に顧客をさらさぬよう、Qoo10 は同社のトークン価値基準の参考値として米ドルを採用している。Q*coin は当初1米ドルで販売されたが、その交換価値は購入者への謝意を反映して100万トークン毎に見直される可能性がある。この方法は、ステーブルコイン(安定通貨)や価値を留める仮想通貨と似ていて、Q*coin も継続的に人気を高めつつある。2017年12月、ステイブルコインの Tether は世界4大仮想通貨の一つとなった。また、ニューヨーク拠点の Paxos は米ドル連動のトークンをローンチしている。

しかし、Q*coin は Tether や Paxos と異なり、Qoo10 が自らトークン価値を定めることを意味するプライベートブロックチェーン上で保持される。

Aelf の共同創業者である Zhuling Chen(陳注伶)氏は、マス市場ユーザをターゲットにする際には、トークンの安定性が重要になると言う。

ブロックチェーンを活用すれば、(ステイブル)な仮想通貨は完全に保護され、取引はより早く安く実行できるようになります。トークン価値のボラティリティを防ぎ、購入者にも販売者にも受け入れやすくなります。e コマースにとっては現金バウチャーにも似ていますが、デジタルであるため購入者や販売者以外にも簡単に拡張しやすい利点があります。

しかし、ガバナンスの点でリスクも存在する。トークン価値は、より効率よく透明化された形で管理されるのか、という点だ。Qoo10 は、Q*coin の購買量の増加に合わせ、初期購入者への価値を付加することにより、交換レートを徐々に引き上げる計画。例えば、最初の100万トークン販売後はトークン価値が1.01米ドルとなり、200万トークン販売後は価値が1.02米ドルになる、といった具合だ。

Qoo10 に対し市場の他の仮想通貨にも QuuBe を開放する可能性について尋ねたところ、同社からは否定的な回答が寄せられた。

我々のチームは QuuBe を構築するにあたり、ブロックチェーン技術が提供すべきユニークな利益をユーザに提供するとともに、トークン価値を完全に掌握できるよう自社トークンを作ると決めました。

今日流通しているコインの多くは依然としてボラティリティが高く、起こる可能性のある価値の極端な変動は、売り手と買い手の架け橋を担う上で両者を保護するという、QuuBe や Qoo10 の目的に沿わないからです。

Qoo10 のスポークスポークスマンはまた、Q*coin をプライベートにする理由として、パブリックブロックチェーンの取引速度に限界があることや、高価なブロックチェーン検証費用を挙げた。

ブロックチェーンが実現する世界

ブロックチェーン活用のマーケットプレイス構築に向けた Qoo10 の 関心は高まりつつあるが、シンガポール仮想通貨企業及びスタートアップ協会の会長で、CoinPip の共同創業者兼 CEO Anson Zeall 氏は、それがまたブロックチェーン採用の懸念をも高めるだろうと語っている。マーケットプレイスでの価格は下がるだろうが、より多くのユーザを巻き込むために、効果的なマーケティングキャンペーンが展開されることになるだろう。

私自身、Qoo10 で買い物するときに、クレジットカード支払でも構いません。でもクレジットカード支払をトークン支払にさせているのは、インセンティブや無料の景品に過ぎません。

Zeall 氏は、マス市場ユーザを新しい決済手段へ導く上での、費用は高くつくが効果的な方法として、GrabPay の積極的なマーケティングキャンペーンの例を挙げた。

彼らが実験をしているのは素晴らしいことです。Qoo10 は多くの投資ができます。投資家から大型調達をしています。しかし、彼らの意図は素晴らしいと思います。彼らが資金調達のために QuuBe をやっているのではありません。ICO もやっていません。

QuuBe に加入の可能性のある販売者の大半は多くのことを学ぶ必要があるため、手数料の削減が彼らを QuuBe に引き入れるのに十分かどうかはわからない。Qoo10 によれば、Qoo10 の既存ユーザの多くは25〜40歳。これは、他のマーケットプレイスと比較して成熟していることを示唆している。

それにもかかわらず、Ku 氏は Qoo10 ブランドが新しい顧客の間で消費者の信頼を鼓舞するのに大いに役立つと確信している。QuuBe には40万の商品が掲出されており、今後、10万米ドル以上相当の Q*coin の進呈などプロモーション活動を開始する予定。ユーザは今後半年間、シンガポール国内のリアル店舗でトークンを使った買い物体験を楽しむことができるだろう。

結局のところ、信頼を築くことがすべてだ。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

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eBay、日本のECプラットフォーム「Qoo10.jp」を買収へ

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eBay は、中国・香港・インドネシア・マレーシア・シンガポール・日本など多数のアジア市場で e コマースプラットフォーム「Qoo10」を運営するシンガポール法人 Giosis の日本部門を買収段階にあることを確認した。 Giosis は eBay とのジョイントベンチャーで、2010年に eBay が Giosis に出資をしている。Giosis 日本部門の買収の一環として、eBay は他市場の…

Qoo10.jp(Giosis)
Image Credit: Paul Sawers / VentureBeat

eBay は、中国・香港・インドネシア・マレーシア・シンガポール・日本など多数のアジア市場で e コマースプラットフォーム「Qoo10」を運営するシンガポール法人 Giosis の日本部門を買収段階にあることを確認した

Giosis は eBay とのジョイントベンチャーで、2010年に eBay が Giosis に出資をしている。Giosis 日本部門の買収の一環として、eBay は他市場の Giosis 事業の株式を手放すことになるだろうと説明している。両社とも今回の買収金額について正式には確認していないものの、Bloomberg は今週初め、目前の買収が約7億米ドルで行われると伝えた。買収は2018年上半期に完了する見込みだ。

eBay によるアジア市場進出は初めての試みではなく、これまでには、2009年に韓国のオンラインオークションサイト Gmarket を10億米ドル以上で買収したほか、昨年にはインドのオンライン小売大手 Flipkart が eBay から5億米ドルの出資を受け、eBay は Flipkart にインド事業を売却した。

アジア市場でオーガニックに成長することは、アメリカの e コマース企業にとっては険しい道のりかもしれない。そこで、eBay は買収を通じてアジアの成長を目指し続けているわけだ。Qoo10.jp は現在約200万人のユーザのみとされるが、一方、同業の楽天はオンラインモールなど多岐にわたるサービスを運営しており、それら全体では9,000万人の登録ユーザがいるとされる。

eBay の社長で CEO の David Wenig 氏は、次のように語っている。

Giosis 日本事業の買収は、世界最大の eコマース市場の一つである日本において、eBay の足跡を大幅に拡大するでしょう。

Qoo10.jp の強みを活用することで、我々は日本の消費者に対して、より多くの世界中からの在庫を提供できるようになります。Qoo10.jp を通じて、我々は、新たな人々を迎え増加を続けるユーザにサービスが提供できるようになり、強力な e コマースの可能性と高いモバイル普及率を誇るダイナミックで未踏の市場において、我々のプレゼンスを広げることができるでしょう。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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