BRIDGE

タグ フードデリバリー

世界3位の巨大市場インドで激化するフードデリバリー競争ーー「Fassos」運営が1.25億ドルを追加調達

SHARE:

ピックアップ:Faasos’ parent Rebel Foods raises $125M from Goldman Sachs, Go-Jek, others ニュースサマリー:7月31日、ムンバイを拠点とし、インド全土にサービスを展開するフードデリバリーサービス「Fassos」を提供する「Rebel Food」は、今年3月に実施したシリーズDラウンドの追加調達を公表した。初回の1…

assorted cooked food on tray
Photo by Engin Akyurt on Pexels.com

ピックアップFaasos’ parent Rebel Foods raises $125M from Goldman Sachs, Go-Jek, others

ニュースサマリー:7月31日、ムンバイを拠点とし、インド全土にサービスを展開するフードデリバリーサービス「Fassos」を提供する「Rebel Food」は、今年3月に実施したシリーズDラウンドの追加調達を公表した。初回の11億ドルに加えて今回調達した額は1億2500万ドル。出資者はインドネシアのフードデリバリーのユニコーンGo-JekやGo Ventures(Go-jek傘下のベンチャー・キャピタル)、Goldman Sachsなどの新たな顔ぶれが揃った。

これまでSequoiaを中心としたベンチャー・キャピタルからの出資が中心だった一方で、今回Go-Jekからの資金調達を行った背景には、東南アジア・中東地域進出への戦略的意図があるとされている。

話題のポイント:Go-JekやGrabfood、Ubereatsなど、東南アジアや日本でもフードデリバリーサービスは非常に活気付いています。

<参考記事>

しかし当然ながら、巨大市場インドでの熱狂ぶりも非常に大きく、Fassosの競合となるユニコーンやスタートアップはインド国内に多く存在しています。

有名どころのユニコーンスタートアップとしては、SwiggyやZomato、Uber(Ubereats)が好例です。昨年末には、Swiggyが10億ドルの調達を実施してユニコーン企業の仲間入りを果たしたかと思えば、今年に入ってから、zomatoは約70億ドルの調達を実施しています。最近ではホテルサービスのOYOもフードデリバリーに参入するとの報道がありました。

 

Screenshot 2019-08-04 at 1.44.09 PM.png
credit&source : Statista Research

<参考記事>

なおデータ企業のstatistaの調査によれば、フードデリバリー市場の合計収益は2019年から2023年にかけて、年率約13%の水準で上昇するとされており、今後もさらなる競争激化・市場拡大が見込まれます。なお、インドは世界の国の中でも、中国・米国に次いで3番目に大きなフードデリバリー市場であるとされています。

----------[AD]----------

ベトナムでフードデリバリー戦争勃発ーー1年で1日の利用者数は250倍、シンガポール発のGrabfoodが一歩リード

SHARE:

ピックアップ:Vietnam food delivery market is battlefield for four Asian unicorns ニュースサマリー:ベトナムのフードデリバリー市場での争いが激化しているようだ。アジア圏内ユニコーン・スタートアップ、シンガポールの「SEA」と「Grab」、韓国の「Woowa Brothers」、インドネシアの「Go-Jek」のバトルフィールドになっ…

スクリーンショット 0001-07-16 10.42.11.png

ピックアップ:Vietnam food delivery market is battlefield for four Asian unicorns

ニュースサマリー:ベトナムのフードデリバリー市場での争いが激化しているようだ。アジア圏内ユニコーン・スタートアップ、シンガポールの「SEA」と「Grab」、韓国の「Woowa Brothers」、インドネシアの「Go-Jek」のバトルフィールドになっているという。

ベトナムのオンラインメディア「Vietnamnet」によれば、最も高いドミナンスを誇っているのはGrab Foodで、ベトナム市場参入から約1年しか経過していないにも関わらず、2019年1月時点で、15の町・県に進出し、特にハノイやホーチンミンなどの主要都市では80%のマーケットシェアを獲得している。

ベトナム全体でのシェアは、2018年10月に48%で、2019年1月には68%まで上昇している。GrabのCEO Jerry Lim氏によれば、同社は約1年でデイリーユーザーの数を250倍に伸ばすことに成功している。

話題のポイント:加熱する東南アジア市場の中でも、ベトナムは高い経済成長率と人口(9000万人)を誇る国であり、現在はスタートアップ文化も徐々に成熟してきています。しかしベトナムにはネイティブかつ画期的なフードデリバリー・スタートアップが存在していなかったため、上記のユニコーンにとっては大いに参入の余地があったのだと考えられます。

またその他の理由として、他の東南アジア地域と似ていますが、ベトナムがバイク大国であるという要素があります。これは政府が四輪自動車に高い関税をかけたために、一般消費者が自動車を手に入れずらくなったことが要因となって起きている現象です。

つまり言い換えれば、人々の大半は普段からバイクに馴染み、頻繁に利用しているため、配達員を集めるのが比較的容易なのだと考えられます。日本のUberEatsはサービスローンチから常に配達員不足に悩まされているようですが、その心配がないというのは、ネットワーク効果の観点で言えば大いにメリットがあります。

そしてそのフードデリバリー領域の中に置いて、Grabが最も多くのシェアを獲得できた要因は、もともとC2Cで配車サービスを展開していたことにあると推察できます。

配車サービスの方で供給側を担当していた個人事業者は、Grabへのアカウント登録や給与受け取り、ユニフォームの準備などが済んでいるため、スムーズにフード・デリバリーの供給を開始することができます。その点でGrabには優位性があったのです。

ちなみに筆者は数日前、ベトナムのホーチンミンに滞在していたのですが、緑色のユニフォームとヘルメットが特徴のGrabバイクはとても印象的で、どこを歩いていても目につきます。筆者が実際に観測した上での雑感では、Grabバイクの中でもフードデリバリーをやっているのは1割未満です。

----------[AD]----------