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オンライン英会話グループ学習「LEARNie(ラーニー)」、複数エンジェルから4,800万円を調達——ユーザバリデーションを終え、開発を本格化

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小学生向けのオンライン英会話学習サービス「LEARNie(ラーニー)」を提供する LEARNie は12日、エンジェル投資家複数名から総額4,800万円を調達したことを明らかにした。エンジェル投資家の名前は明らかにされていない。LEARNie では今回調達した資金により、システム開発体制を強化するとしている。 LEARNie(learn と ie=家 の造語)は小学生を対象としたオンライン英会話サ…

小学生向けのオンライン英会話学習サービス「LEARNie(ラーニー)」を提供する LEARNie は12日、エンジェル投資家複数名から総額4,800万円を調達したことを明らかにした。エンジェル投資家の名前は明らかにされていない。LEARNie では今回調達した資金により、システム開発体制を強化するとしている。

LEARNie(learn と ie=家 の造語)は小学生を対象としたオンライン英会話サービス。今年5月、ビジネス・コンサルティングと新規事業創出を展開するイグニション・ポイントにより新事業体として設立された。一般的なオンライン英会話サービスは、外国人講師との一対一のサービスが多い中で、LEARNie では小学生でも英会話学習を楽しみやすくするためグループレッスンに特化、講師は日本語と英語の両方が使えるバイリンガルの大学生を中心に採用している。

5月の正式ローンチ以降、同社は新規ユーザを受け入れつつ、ユーザバリデーションに傾倒していたようだ。LEARNie の共同創業者で代表取締役の南部洋志氏は、THE BRIDGE の取材に対し、正式ローンチからの3ヶ月間で重要な顧客体験が何かということを明確にできたと語った。

子供がいかに主役かと思うことが大事だということがわかった。先生と保護者だけでなくて、(グループレッスンに一緒に参加する)他の生徒も巻き込むことが大事。学習を通して、コミュニケーションがとれる場にしなければならないと思った。

LEARNie はこれまで市販のコミュニケーションツールを使って英会話サービスを運用してきたが、今回の調達を受けてシステム開発を本格化し、アクティブラーニングに対応可能なアプリの開発や、アダプティブラーニング技術の採用に注力する。そのための CTO の採用というのが、当面の大きな課題になるようだ。

アプリで具体的に実現される機能について南部氏は明言を避けたが、週に一度の頻度で実施されるオンラインレッスンにおいて、レッスンとレッスンの間の自己学習期間の成果を、先生がより把握しやすくするための仕掛けのようだ。レッスンの継続が何より重要と言われる英会話の習得において、生徒が学習のモチベーションを持ち続けられるよう、生徒の頑張りをうまく演出するしくみづくりとも取れる。

LEARNie を輩出した親会社にあたるイグニション・ポイント傘下にはクリエイティブスタジオの POINT EDGE があり、今後就任する CTO や POINT EDGE のエンジニア陣の尽力で滞りなく開発が進めば、新機能を実装したアプリは年内には日の目をみることになりそうだ。

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イグニション・ポイントのグループ会社、小学生向けにオンライン英会話のグループレッスンを提供する「LEARNie(ラーニー)」を正式ローンチ

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ビジネス・コンサルティングと新規事業創出を展開するイグニション・ポイントは15日、LEARNie を設立し、小学生向けのオンライン英会話学習サービス「LEARNie(ラーニー)」の正式サービスをローンチした。LEARNie はイグニション・ポイントにとって、クリエイティブスタジオの POINT EDGE、スマートホームセキュリティの Secual に続く3つ目のグループ会社となる。 LEARNie…

ビジネス・コンサルティングと新規事業創出を展開するイグニション・ポイントは15日、LEARNie を設立し、小学生向けのオンライン英会話学習サービス「LEARNie(ラーニー)」の正式サービスをローンチした。LEARNie はイグニション・ポイントにとって、クリエイティブスタジオの POINT EDGE、スマートホームセキュリティの Secual に続く3つ目のグループ会社となる。

LEARNie(learn と ie=家 の造語)は小学生を対象としたオンライン英会話サービス。一般的なオンライン英会話サービスは、外国人講師との一対一のサービスが多い中で、LEARNie では小学生でも英会話学習を楽しみやすくするためグループレッスンに特化、講師は日本語と英語の両方が使えるバイリンガルの大学生を中心に採用している。

義務教育で英会話学習が必須化されながらも、学校教員の81%は「英語指導に自信が無い」との意思を示しており(ベネッセ第6回学習指導基本調査による)、塾や習い事に通わせる上で子供の送迎が負担と感じる親は65%(アクサダイレクトの調査による)に上る。一般的なオンライン英会話はこれらの問題を解決できそうだが、英語オンリーでワンツーワンだと小学生には会話が続きにくい、との考えから、バイリンガル講師によるグループレッスンの形態に行き着いたという。

レッスンを受ける小学生にとっては、自分とは違う環境で生活する友人にオンラインで会える上、動画形式のホームワーク、定期的なプレゼンテーションの発表動画、講師による写真付きのレッスンレポートの提出などで、親も子供の成長が実感できる工夫がなされている。

レッスンのクラスは、低学年・中学年・高学年毎にレベルが3段階に分けられており、週一回60分間の授業で月額6,000円。入会費や教材費は不要だ。昨年からのβテストで60人が参加しており、そのうち93%の生徒からは「レッスンが楽しい」との評価が得られたとしている(「楽しくない」と答えた生徒の多くは、レッスンのレベルが合っていなかったものによるもので、クラスを変えることで概ね満足が得られたとしている)。

LEARNie 代表の南部洋志氏

LEARNie の共同創業者で代表を務める南部洋志氏は、大学で青色発光ダイオードの研究に関わっていたという異色の経歴の持ち主。リコーに入社後、テクノロジーだけではビジネスが成立しないことを痛感した南部氏は転職し、コンサルティング会社で大手企業の経営人材やイノベーション人材の育成に携わった。彼は長崎・壱岐の出身で、バレーボールのインターハイで島の外に出るようになったのが、日本各地で才能豊かな人々に出会う契機になったと語り、幼い頃から異なる環境の人々とつながり合うことの重要さを、LEARNie のコンテキストにも込めたようだ。

LEARNie では1年後の2018年5月までに、生徒数2,000人の確保を目指す計画だ。オンライン英会話の市場には、業界大手のレアジョブ(東証:6096)が君臨している。語学ビジネス市場5,244億円のうち、Eラーニングが占めるのは80億円で(矢野経済研究所「語学ビジネス市場に関する調査結果 2015」による)、そのうち約半分以上がレアジョブの占めるシェア。一方、南部氏は、LEARNie の生徒が文字通りデジタルネイティブであることから、Eラーニングそのものの市場を拡大できるだろうと強気の見通しを持っている。小学生向けのグループレッスンという点でも十分差別化できるだろう。

同社では今後、アクティブラーニングに対応可能なアプリ、アダプティブラーニング技術の採用、英会話以外の分野へのコンテンツ開発にも注力していきたいとしている。

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