BRIDGE

タグ LiveIn.com(旧HostelHunting)

KK Fundやインキュベイトファンドらが支援するコリビングスタートアップHostelHunting、LiveIn.comに名を変え東南アジア全域に進出へ

SHARE:

東南アジアの長期滞在向け賃貸ソリューションプロバイダ HostelHunting は6日、LiveIn.com にリブランドしたと発表した。マレーシアに本社を置く同社は記者会見で、これが市場拡大の次の段階への移行の一部であると述べた。 LiveIn.com へのリブランド、「Live Smart. Live Easy」というタグラインは、我々のアイデンティティと拡大したターゲット市場を定義するもの…

Image credit: LiveIn.com

東南アジアの長期滞在向け賃貸ソリューションプロバイダ HostelHunting は6日、LiveIn.com にリブランドしたと発表した。マレーシアに本社を置く同社は記者会見で、これが市場拡大の次の段階への移行の一部であると述べた。

LiveIn.com へのリブランド、「Live Smart. Live Easy」というタグラインは、我々のアイデンティティと拡大したターゲット市場を定義するものだ。(LiveIn.com の共同創業者兼 CEO Keek Wen Khai 氏)

LiveIn.com は、学生と不動産所有者の間での長期賃貸問題に取り組むとの使命のもと、不動産所有者と潜在的な入居者をマッチさせるオンラインマーケットプレイスとして2015年にローンチ。2018年には東南アジア全域で中流層の学生や社会人に賃貸を提供し、付加価値のあるコリビングに焦点を当てる方向にピボットした。ピボット後、同社はクアラルンプールとバンコクの多くの地域で数千の部屋を提供するまでに成長したと述べている。

LiveIn.com のチーム
Image credit: LiveIn.com

LiveInは、顧客重視のテナントサービスを提供することで差別化を図り、家具、改修、メンテナンス、コミュニティ管理をカバーしている。同社はこれまでに、Jungle Ventures、Wavemaker Partners、オークファン、それに既存投資家の KK Fund、インキュベイトファンド、Cradle Fund などから合計450万米ドル以上を調達している

同社はタイでさらに事業拡大する計画を立てており、今後数年間でインドネシアやフィリピンなど新市場での機会を模索する。

タイは非常に刺激的な市場であり、建物の事業化に全体的な効率性が見られる。建物が満室になるペースが速いことは、我々のプロダクトマーケットフィットが正しいことの証であり、最初の市場から学んだことが成長を加速している。(共同創業者 Joey Lim 氏)

コリビングは、手頃な価格ながら最高のロケーションでコミュニティの感覚を求める東南アジアのミレニアル世代にとって主流になりつつある。この分野で、LiveIn.com はこの急速に成長する住宅トレンドでプロダクトマーケットフィットに成功し、過去1年間でユーザ数は急速に増加した。(KK Fund ジェネラルパートナーの斉藤晃一氏)

【via e27】 @E27co

【原文】

ホステル予約スタートアップのHostelHunting、シリーズAラウンドでKK Fundやインキュベイトファンドから資金を調達

SHARE:

学生向けアパート探しプラットフォームの HostelHunting がシリーズ A ラウンドを終了した。調達した資金は製品開発や雇用計画に活用される。 このマレーシアのスタートアップ(シンガポールとタイでもサービス展開)は、学生が大学キャンパスに近い場所で賃貸物件を見つける手助けをしている。同社ウェブサイトを使えば、地域や大学に応じて様々な物件を絞り込めるほか、メッセージング機能を通じて将来の家主…

Co-Founders-750x500
HostelHunting 共同設立者
Photo credit: HostelHunting.

学生向けアパート探しプラットフォームの HostelHunting がシリーズ A ラウンドを終了した。調達した資金は製品開発や雇用計画に活用される。

このマレーシアのスタートアップ(シンガポールとタイでもサービス展開)は、学生が大学キャンパスに近い場所で賃貸物件を見つける手助けをしている。同社ウェブサイトを使えば、地域や大学に応じて様々な物件を絞り込めるほか、メッセージング機能を通じて将来の家主と直接連絡を取ることができる。契約が成立するたびに、HostelHunting がサービス手数料を受け取る仕組みだ。

同社は2015年12月にシードラウンドで50万米ドルを調達した。ラウンドを率いたのはシンガポールの KK Fund で、日本のインキュベイトファンドとマレーシアの Cradle Fund も参加した。

シリーズ A での調達金額は公表されていないが、同社は Tech in Asia に対し、今回も KK Fund が投資を行ったと教えてくれた。他の投資家には、東京を拠点とするアコード・ベンチャーズ、不動産投資に特化する フープパートナーズ、日本の IT 企業スターティアがいたという。

SG-Room-example-750x367.jpg
HostelHunting シンガポール Web サイトに掲載されている部屋の一例

共同設立者の Loke Weng Leong 氏は Tech in Asia に対し、HostelHunting が現在運営している3ヶ国以外での展開も計画していると語ってくれた。「アジア全域で学生人口は急増しています」と彼は言う。同社は将来性のある複数の新規市場に注目しているが、当面どこに最初に進出するかは未定だという。

近い将来について言えば、学生向けアパートというニッチな市場で HostelHunting が激しい競争に直面することはなさそうだ。しかしながら、Leong 氏によると、他の予約プラットフォーム、リスティングページ、ソリューションプロバイダ、既存の代替サービスなど、同社事業の一部と重複するサービスがいくつかあるという。

当社はあらゆる O2O(オンライン・ツー・オフライン)モデルに共通する課題に直面しています。それはオーディエンスの多様性、新しいモデルの採用に向けた市場の教育・奨励です。ただ、幸運にも当社は様々な状況や市場に応じて迅速に適応できています。

Leong 氏によると、この点で HostelHunting が持つレジリエンスの由来は、同社が単なる予約プラットフォームを超えた存在になろうとしたところにあるという。彼らはこれを、核となる4つのミッションにこだわることで達成したと説明している。その原則とは、①学生と家主の間で可能な限り最も優れたマッチングの提供、②サービスを提供する地域に対する理解、③学生との関わり、④学生、家主、大学から成る集団全体でのコミュニティ構築、である。

今後の資金調達ラウンドについて Leong 氏は、 現時点では具体的な計画はないと話している。

順調に収益を生み出し、キャッシュフローも管理できていますので、当社には選択の自由があります。今後数ヶ月の計画は山ほどありますので、順次決定していきます。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】