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ディズニーの新動画ストリーミング「Disney Plus」の破壊力ーーNetflixに対する優位性を考えてみる

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ピックアップ:Disney Plus: Release dates, prices, shows and movies to expect on the streaming service ニュースサマリー:8月24日に米CNETがディズニーの新しい動画ストリーミングサービス「Disney Plus」の公開日・価格・コンテンツなどについて詳細な情報を報じている。 同サービスは、月額7ドルで過去ディ…

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ピックアップ:Disney Plus: Release dates, prices, shows and movies to expect on the streaming service

ニュースサマリー:8月24日に米CNETがディズニーの新しい動画ストリーミングサービス「Disney Plus」の公開日・価格・コンテンツなどについて詳細な情報を報じている。

同サービスは、月額7ドルで過去ディズニー・ピクサー・マーベル・スターウォーズ・ナショナルジオグラフィックなどが公開してきた数々のコンテンツが見放題のサービスとなる予定。上記レーベルに加えてオリジナルコンテンツの配信も実施していくとしている。

公開日は今年2019年の11月12日。今年7月に映画史上最高の興行収入(現在約28億ドル)をマークした「アベンジャーズ・エンドゲーム」などの作品も視聴可能だ。

24日に開催されたD23 ExpoではDisney Plusに関する情報の発表に加え、スターウォーズの新作品(エピソード9)やマーベル・シリーズの今後についても話している。

以下の動画は公式Youtubeチャンネルにて公開されているサービスのデモ映像だ。

話題のポイント:これまでディズニーは、トイストーリーを代表とする作品を輩出したピクサー社、アバターやタイタニック、ナショナルジオグラフィックなどのタイトルを抱える21世紀フォックス社、アベンジャーズを代表するマーベル・スタジオ、スター・ウォーズを手がけるルーカスフィルムなどを買収してきており、かつてない勢いと規模を誇るエンターテインメント企業に成長しています。

上述の巨額買収のおかげで歴代興行収入ランキングのトップ10タイトルのうち、8つがディズニーの傘下で制作されている映画となっています。インターネット業界にはGAFAと呼ばれる巨大企業たちが存在しますが、ディズニーはいわば映画業界のGAFA級の巨大企業を次々に取り込む絶対王者のような存在です。

ディズニーを含む傘下ブランドの映画はNetflixやAmazon Prime、Huluなどその他のストリーミングサービスにおいてはほんの僅かな作品しか見ることができません。一方、Disney Plusは上記スタジオらがこれまで制作してきた作品全てを一つのストリーミングサービスの中で視聴可能です。

自社傘下の企業が保有するタイトルが並ぶDisney Plusは、他サービスと比べると映画の使用料の低価格化に成功。かつコンテンツの大半を独占することができます。各ブランドの熱心なファンからすれば競合サービスとの差は圧倒的だと言えます。

Disney Plusの価格と機能について、現在最も成長するストリーミング動画サービスNetflixと比較してみるとさらに驚きます。

Netflixは月額800円のベーシックプラン、1,200円のスタンダードプラン、1,800円のプレミアムプランが存在し、グレードによって映画の画質や見れる台数に変化があります。そしてプレミアムプランでは4K/HD画質で本格的な品質の映画を視聴することができます。

しかしDisney Plusは月額7ドル(約750円)でNetflixが1,800円価格で提供する4K/HD画質の機能を提供するというのです。Netflixの最上級の画質を、Disney Plusでは半額以下で楽しめるということです。加えてユーザーがお気に入りのディズニー・キャラクターを自身のプロフィール画像に設定できるなど、ファンにとっては嬉しい嬉しい機能もついているといいます。

こうした人気映画タイトルの独占、価格破壊、高いサービスレベルの3つが、映画ストリーミングサービスとして後発でありながらもDisney Plusの強力な競合優位性となっていると言えるでしょう。

Image Soruce&Credit:Disney Plus, Disney Plus Youtube Channel

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ディズニーがバーチャルリアリティを使用してテーマパークを再現することを検討中

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私はSpace Mountainが大好きだが、一番近いディズニーのテーマパークでも数千キロは離れたところにある。しかし、近いうちにこういった距離は問題ではなくなるのかもしれない。 ディズニーは、Oculus Riftのようなヘッドセット型のバーチャルリアリティ(VR)ディスプレイ上で自社テーマパークを再現できないか検討している。これは、同社のイマジニアリングクリエイティブテクニカルデザインリーダー…

Above: You could finally visit Disney in your underwear without getting put in jail. Image Credit: Jeff Grubb/GamesBeat
Image Credit: Jeff Grubb/GamesBeat

私はSpace Mountainが大好きだが、一番近いディズニーのテーマパークでも数千キロは離れたところにある。しかし、近いうちにこういった距離は問題ではなくなるのかもしれない。

ディズニーは、Oculus Riftのようなヘッドセット型のバーチャルリアリティ(VR)ディスプレイ上で自社テーマパークを再現できないか検討している。これは、同社のイマジニアリングクリエイティブテクニカルデザインリーダーであるBei Yang氏による情報だが、どのように再現するのかといった具体的な例についてはまだないという。

Yang氏は、パーク内でどのようにVRコンセプトを活用できるかのプロジェクトを担当しているが(詳細についてはこちら)、バーチャルリアリティでパークがどのように再現されるかという、通常とは逆の方向性に彼が肯定的なのかどうか知りたいと思っていた。

結果的には、実際のディズニーランドとバーチャルリアリティで再現されたディズニーランドは共存できると彼は確信している。

「私たちのテクノロジーに対する一般的なアプローチ方法について考えると、ウォルト・ディズニー・カンパニーはコンテンツを創造する会社であると言えます」とYang氏はGamesBeatに語った。「物語を通して友人や家族に絆を生み出すこと。それは、様々な手段で実現できることです。バーチャルリアリティというのもその手段の1つに過ぎません」

Yang氏は次のように指摘する。新しいメディアが登場したからといって、ディズニーはそれまであったメディアから完全に手を引いたことはない。TVが普及した現在も同社は本を出版している。世の中にゲームが広まった今でも映画を作り続けている。これから先もこういったトレンドが続くだろう。それがYang氏の考えである。

「確かに、バーチャルリアリティが現実での体験に取って代わる部分もあるでしょう。でもそれはあくまでも一部分です。突き詰めていくと、VRと現実のテーマパークは別物だというのが私たちの考えです。VRテクノロジーを導入しても問題はない。自宅で映画を鑑賞するのと映画館に行くのでは行為としては別ですよね。それと同じです」

消費者向けVRはまだまだ始まったばかりの市場だ。PCゲームの配信プラットフォームSteamの運営で知られるValveは、HTCと提携して独自のヘッドセットを今年後半に発売する予定だ。SonyのPlayStation 4向けデバイスであるMorpheusは来年の発売を予定している。

Oculusに至っては具体的な日付さえ公表していない。そのため、現時点でのバーチャルディズニーのマーケットはまだ小さい。しかし、消費者が必要なハードウェアを購入したくなるような可能性を秘めているVR体験でもある。

Yang氏のメインの仕事についても話をうかがった。方向性として、ディズニーのテーマパークで楽しめる疑似体験を一段と増やしたいという。もっとも、ここでいう疑似体験とは映像を楽しむタイプのもので、ヘッドセット型のディスプレイではなさそうな印象だった。

実際にパークに足を運んでそこでしか楽しめないアトラクションを自分自身で体験すること。そういったことが大切にされるのはこれから先も変わらないとYang氏は言う。だから、ディズニーランドに来て疑似体験をするのを邪魔するつもりはない、と。

「言ってみれば、私たちは現実のテーマパークのVR化を目指しているわけです。結局のところ、物語を描くのに使える絵筆がもう1本増えるということにただワクワクしているんです」

とYang氏は語る。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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