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結婚式準備支援サービス「Choole(チュール)」運営のリクシィ、プレシリーズAで約1.6億円を調達——XTech Ventures、SMBC-VCなどから

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結婚式準備支援サービス「Choole(チュール)」を運営するリクシィは8日、プレシリーズ A ラウンドで約1.6億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、XTech Ventures、SMBC ベンチャーキャピタル、名前非開示の個人投資家8名。同社にとっては、2017年12月のシードラウンドで、杉山慎一郎氏(バーリトゥード 代表取締役)、新井元基氏(Happy Elements 代表取…

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Image credit: Rexit

結婚式準備支援サービス「Choole(チュール)」を運営するリクシィは8日、プレシリーズ A ラウンドで約1.6億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、XTech Ventures、SMBC ベンチャーキャピタル、名前非開示の個人投資家8名。同社にとっては、2017年12月のシードラウンドで、杉山慎一郎氏(バーリトゥード 代表取締役)、新井元基氏(Happy Elements 代表取締役)および複数の個人投資家から総額5,500万円を調達したのに続くものだ。

リクシィの創業は2016年5月。創業者の安藤正樹氏はドリコム(東証:3793)の創業メンバーとして営業や新規事業に取り組んだ人物で、2009年にはブライダル大手エスクリ(東証:2196)で上場を経験し、経営陣としてその後の東証1部鞍替えなども手がけた。リクシィは提案型の結婚相談カウンター事業やコンサルティングなども展開し、これまでに350組以上の結婚式をプランニングしている。

同社が昨年6月にローンチした Choole は、結婚式を検討するカップルが、ドレスやフラワー、ヘアメイク、フォトグラファー、ビデオグラファーなどを自由に選び、結婚式場を自由に選ぶことができるサービス。一般的には婚礼付随サービスは結婚式場と提携していて、パッケージで提供されるため選択肢が限られることが多いが、Choole では各サービス事業者らと直接契約でき適正価格かつ高い自由度で結婚式を挙げられるのが特徴だ。

今回の調達と合わせ、リクシィではユーザが結婚式のイメージをスクリーンショット撮影し LINE などで送信するだけで、リクシィのスタッフ(半数弱がウェディングプランナー経験者だという)が、式場や婚礼付随サービスを選んで提案してくれるサービス「Choole スクショリコメンド」を開始。今後、AI を活用したチャットベースで提案できる仕組みの開発や、在宅のウェディングプランナーのネットワーク化に注力するという。

XTech Ventures は、以前行ったジェネラルパートナー手嶋浩己氏へのインタビューで、「既存ビジネス×テック」への投資に注力することを明らかにしているが、先日 XTech Ventures からの調達を発表した RiLi もそうであったように、Instagram などの公開されたイメージリソースをビジネスに取り入れるのは Choole でも共通している。従来なら結婚式場、または、結婚式場の紹介エージェンシーに行かないと伝えられなかった結婚式のイメージを、ウェンディングプランナーにオンラインで直接簡単に伝えられるような時代が来ているわけだ。

B Dash Camp 2018 Fall in 福岡でピッチする、リクシィ代表取締役の安藤正樹氏
Image credit: Masaru Ikeda

結婚式をするカップルは減っているが、特に若い人たちの間では、全体平均よりも大きな下げ幅で減っている。これまで結婚式はテンプレートから選ぶような画一的なサービス多く、それが人気を減らす理由の一つになってきた。(中略)

結婚式を考えている人たちに、初めから多過ぎる選択肢を提示しても選ぶのが難しい。Choole では、「やりたいのはこういう結婚式?」「実際にやると、このような形になる」とユーザ体験を提案していく。プランを練りながら、後から内容を変更できるのもユーザにとって安心材料になる。限られた情報から、結婚式のイメージと価格を出せるのがうちの強みだ。(安藤氏)

今回調達した資金は、主にプロダクトのマーケットフィットやマーケティング強化に充てられる予定。安藤氏によれば、これまでの集客はオンライン広告や Instagram からの流入が多かったそうだが、今後、SEO、インフルエンサー、イベント、他社とのコラボレーションなど、さまざまなマーケティングチャネルを試してみるそうだ。また、ドレスレンタルなどの事業者から Choole への顧客紹介の可能性もあるとしている。

結婚式場市場は全国をドミナントで押さえているような巨人は存在せず、中小の事業者が中心で、結婚式場情報誌への広告掲載で価格競争に巻き込まれているケースも少なくないのだとか。人口オーナスに応じて需要が頭打ちになる中、結婚式場には新たな戦略が求められている。そんなこともあってか、椿山荘や帝国ホテル大阪をはじめ、老舗とされる施設までもが Choole に参加しているのは興味深い。これまでに、約130の結婚式場やホテル、約100の婚礼付随サービス提供事業者と提携している。

インスタ時代の「選べる結婚式」Choole、持ち込み料不要でヘアメイクや式場を自由にアレンジ

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ブライダル事業を手がけるリクシィは6月1日、ユーザーが自由にアイテムを選べるウェディングサービス「Choole(チュール)」を公開した。オンラインで挙式に必要あアイテムや式場をユーザー自ら選択して組み合わせることができるサービスで、アレンジした内容を元にアイテムの試着や見学もできる。 サービス自体の利用は無料で、式場の指定アイテム以外の持ち込みにかかる費用も不要。オンライン上で組み合わせた内容の見…

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ブライダル事業を手がけるリクシィは6月1日、ユーザーが自由にアイテムを選べるウェディングサービス「Choole(チュール)」を公開した。オンラインで挙式に必要あアイテムや式場をユーザー自ら選択して組み合わせることができるサービスで、アレンジした内容を元にアイテムの試着や見学もできる。

サービス自体の利用は無料で、式場の指定アイテム以外の持ち込みにかかる費用も不要。オンライン上で組み合わせた内容の見積もりをすぐに確認することができ、決定した内容を元にChoole側のオンラインプランナーによるサポートも受けることができる。リクシィは発注があったアイテムや式場などから手数料を受け取る仕組み。

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通常、ウェディングは式場を選び、そこが指定する花やドレス、ヘアメイク、フォトグラファーなどを利用することが商習慣になっており、挙式をあげるユーザーの希望は聞きづらいという課題があった。一方で近年利用が拡大しているインスタグラムなどのソーシャルで散見される、「オリジナリティを求めるユーザーニーズ」とこれら商習慣との間には乖離があった。

また、少子化やウェディング自体の多様化が進んだことで結婚式場の「空き」が目立ち始めていることもサービス立ち上げを後押しした。持ち込みによる各種アイテムの売上マージンの減少よりも、式場を埋めることの方がメリットが高いと判断できるからだ。リクシィはChoole以前にもウェディングの仲介事業を手がけており、業界内での非効率に着目した。

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現在のChooleは利用エリアが東京、横浜、大阪、神戸に限定されており、式場やドレス、ヘアメイクなど選べるアイテムは100ブランドほど。サービス内で組み合わせをシミュレーションできる機能なども提供される。最終的に決定したアイテムなどは個別にユーザーが直接ショップなどとやりとりする必要があるが、Choole側でもオンラインプランナーがサポートしてくれる仕組みになっている。

リクシィの創業は 2016年5月。創業者の安藤正樹氏はドリコムの創業メンバーとして営業や新規事業に取り組んだ人物。2009年にはブライダル系の企業で上場も経験し、経営陣としてその後の東証1部鞍替えなども手がけた。リクシィは提案型の結婚相談カウンター事業やコンサルティングなども展開し、これまでに300組以上の結婚式をプランニングしている。

via PR TIMES