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タグ Dada-JD Daojia(達達-京東到家)

中国のオンデマンド配送プラットフォーム「Dada Nexus(達達)」、NASDAQへのIPOを申請

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中国のローカル・オンデマンド配送プラットフォーム「Dada Nexus(達達)」は、NASDAQ にティッカーコード「DADA」で IPO 申請した。目論見書によると、同社は IPO で1億米ドルの確保を期待しているが、IPO により最大で5億米ドルを調達できる可能性があると見られている。

Image credit: Dada Nexus(達達)

同社は、技術や研究開発への投資、マーケティング活動の実施、ユーザベースの拡大など、事業拡大に資金を使う計画だ。また、申請内容によると、運転資金のニーズや潜在的な戦略的投資・買収にも資金を充てる計画だとしている。

2014年に設立された Dada Nexus は、配送プラットフォーム「Dada Now」を運営している。現在、Dada Now の都市内配送サービスは中国の700以上の市と県をカバーしており、ラストマイル配送サービスは2,400以上の市と県をカバーしていると、同社は述べている。

Dada は2016年、JD.com(京東)のオンデマンド小売サービス「JD-Daojia(京東到家)」を買収した。今年3月31日までの12カ月間で、取扱注文数は1億3,470万件、サービスを利用したアクティブ消費者数は2,760万人、Dada の取扱高は157億人民元(約2,380億円)に達した。

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しかしながら、Dada はまだ黒字化していない。過去3年にわたり連続して、14億人民元(約212億円)、19億人民元(約288億円)、17億人民元(約258億円)の赤字を報告している。今年3月31日までの3カ月間では、3,940万米ドル(約42.4億円)の純損失を計上した。

2018年には、JD.com とウォルマートから5億米ドルの資金調達を行った。それ以外の出資者には、DST Global や Sequoia Capital などが名を連ねている。

Dada の中国での競合は、香港上場 の Meituan Dianping(美団点評)、Alibaba(阿里巴巴)傘下の Ele.me(餓了麼)や Hema(盒馬鮮生)などだ。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

中国の食料品デリバリ「Dada-JD Daojia(達達-京東到家)」、ウォルマートとJD(京東)から5億米ドルを調達

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中国のオンライン食料雑貨店および配送企業の Dada-JD Daojia(達達-京東到家)は、最新の資金調達ラウンドを完了し、Walmart と JD(京東)から5億米ドルを調達したと同社のプレスリリースが伝えた。 Dada-JD Daojia の設立者兼 CEO の Philip Kuai(蒯佳祺)氏は、次のように述べている。 この調達ラウンドの後、Dada-JD Daojia は有力な小売業者…

2018年7月19日の「88セール」のキックオフの様子
Image credit: JD(京東)

中国のオンライン食料雑貨店および配送企業の Dada-JD Daojia(達達-京東到家)は、最新の資金調達ラウンドを完了し、Walmart と JD(京東)から5億米ドルを調達したと同社のプレスリリースが伝えた。

Dada-JD Daojia の設立者兼 CEO の Philip Kuai(蒯佳祺)氏は、次のように述べている。

この調達ラウンドの後、Dada-JD Daojia は有力な小売業者とのパートナーシップを深め、テクノロジーを通じてサプライチェーンの効率性を向上させていきます。

Dada-JD Daojia のビジネスは2つ、e コマースプラットフォームの「JD Daojia(京東到家)」と、ロジスティクスプラットフォームの「Dada(達達)」である。この2つは2016年に2億米ドルの取引で合併し、合体した1つの存在として中国全土の小売業者、サービス業者、起業家に配送サービスを提供するようになった。

JD.com の CEO であるRichard Liu Qiangdong(劉強東)氏はこの合併を「持続可能な O2O エコシステムの構築における、重要な一歩」と評した。この合併企業はその初めから重要な歩みを続けてきた。Dada のロジスティクス能力と10万を超える小売店舗の配送ネットワークを活用し、JD Daojia は生鮮食品、日用品、医薬品の1時間配送を提供している。

JD.comのチーフストラテジーオフィサー Jianwen Liao(廖建文)氏は資金調達の発表の中で次のように述べている。

オンラインとオフラインの買い物を区別するものはなくなるでしょう。そこにあるのは顧客へのより高い利便性と品質、そして選択肢だけです。

Dada-JD Daojia と Walmart のパートナーシップは2016年、この2社がeコマースにおける戦略的機会を探ろうとしていたときに遡る。Dada-JD Daojia は、中国の30都市にある Walmart 200店舗が JD Daojia のプラットフォーム上に出店しているとしている。

Walmart China のプレジデント兼 CEO の Wern-Yuen Tan(陳文淵)氏はこう述べている。

力強いパートナーと協力し、デジタルな能力への投資を行うことで、弊社は顧客に対してより容易で便利なショッピング体験を作り出していきます。Dada-JD Daojia とのより深いコラボレーションによって、オムニチャネルのフットプリントを強化し、より良い O2O の顧客体験をお届けできると弊社は確信しています。

「達達-京東到家」の配送員
Image credit: JD(京東)

Tencent(騰訊)が支援する JD.com の、中国における O2O の日用品配送サービス分野での優位を固めようとする最近の動きは、おそらく6月に新たに野心的な計画を発表した Alibaba(阿里巴巴)の競争力の増加によるものだ。Alibaba は今年末までに中国における同社の日用品と食料品の配送ネットワーク内の「RT Mart(大潤発)」400店舗に、新たな小売の技術を統合するとしている。また Alibaba は O2O の配送サービスを後押しすべく、スーパーマーケットチェーン「Hema(盒馬鮮生)」にも熱心にリソースをつぎ込んでいる。

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【原文】

【via Technode】