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遠隔診察から緊急避妊薬の4時間以内配達まで——シンガポールの女性向けヘルスケアプラットフォーム「Ease」

ピックアップ:Ease Healthcare nets US$1.3M to make it easy for women to access sexual, reproductive healthcare services in SG 重要なポイント: シンガポールを拠点とし女性向けヘルスケアを提供する Ease Healthcare は9月27日、130万米ドルのシードラウンドでの資金調達を発…

Image credit: Ease Healthcare

ピックアップ:Ease Healthcare nets US$1.3M to make it easy for women to access sexual, reproductive healthcare services in SG

重要なポイント:

  • シンガポールを拠点とし女性向けヘルスケアを提供する Ease Healthcare は9月27日、130万米ドルのシードラウンドでの資金調達を発表した。
  • このラウンドは、東南アジアに特化したベンチャーキャピタル Insignia Ventures Partners がリードし、東南アジアの主要なテックエグゼクティブの投資ネットワーク「XA Network 」のメンバーも参加している。

詳細:

  • Ease Healthcare は2020年シンガポールで、連続起業家でありリプロダクティブ・ヘルスの権利擁護者である Guadalupe Lazaro 氏と、弁護士から起業家に転身した Rio Hoe 氏夫妻によって設立された。
  • 同社のプラットフォームはシンガポール国内のクリニックや薬局、医師、研究所などのネットワークと連携している。ユーザは医療従事者に婦人科に関わる悩みを相談したり、遠隔で処方箋を入手したり、4時間以内に目立たないように薬を届けてもらったりすることができる。
  • e27 の記事によると、同社のコミュニティはこの1年間で6倍に成長し、2万人にのぼるという。
  • 同社は今回の資金調達発表に合わせて、新しくアプリの発表も行った。このアプリではユーザーが外出先でも医師の予約や検査キットの購入を行えたり、自身の症状のトラッキングをすることができる。さらに、各ユーザにパーソナライズされたガイドが表示されたり、コミュニティ機能を通じてユーザー同士で関わることもできる。
  • 今回の調達で得た資金は、新機能の導入やチームの拡大、サービスの継続的な拡大に充てられる。具体的には、性感染症、月経前症候群(PMS)、尿路疾患などの女性の健康状態の予防や改善に焦点を当てたサービスの立ち上げに充てられるという。

背景:

  • ELLE の取材によると同社の立ち上げのきっかけの一つは、創業者夫妻が緊急避妊のクリニックを受診したことだったという。その経験および市場調査の結果、性と生殖に関するケアを受ける際に「費用」「煩雑さ」「知識不足」「偏見」の4つの障壁があることが明らかとなった。
  • 特に性へのタブー意識が強いアジアではこの傾向がより顕著で、セクシャルヘルスケアや女性のケアに関する市場が十分に整備されていないため伸び代は大きく、創業者両氏は e27 の記事で2021年の市場規模は100億ドルに達すると指摘している。

執筆:平理沙子(Risako Taira)/編集:池田 将

via e27

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