BRIDGE

タグ grappy

相手の住所を知らなくても、心のこもったモノが贈れる女性向けギフトサービス「grappy」がサービス開始

SHARE:

FacebookやTwitter、LINEなどで好きな時にやり取りができるようになった今、私たちは友人などの連絡先について必要最小限の情報しか知らないことが珍しくありません。電話番号を知らずにFacebookのメッセージだけでやり取りをしていたり、年賀状を送る習慣もないため、新年の挨拶もEカードの送信で済ませていたり。 そのため、結婚のお祝い、ご懐妊のお祝いなど何かの機に贈り物をしたくても、相手の…

住所を知らなくてもギフトが贈れるソーシャルギフト「grappy」
住所を知らなくてもギフトが贈れるソーシャルギフト「grappy」

FacebookやTwitter、LINEなどで好きな時にやり取りができるようになった今、私たちは友人などの連絡先について必要最小限の情報しか知らないことが珍しくありません。電話番号を知らずにFacebookのメッセージだけでやり取りをしていたり、年賀状を送る習慣もないため、新年の挨拶もEカードの送信で済ませていたり。

そのため、結婚のお祝い、ご懐妊のお祝いなど何かの機に贈り物をしたくても、相手の住所を知らないため、そのタイミングになって相手に確認する。もちろん、聞いてしまった時点でサプライズは台無しです。そんな状況を変えて、もっとギフトを贈りやすいものにしてくれるのが、ソーシャルギフトの「grappy(グラッピー)」です。

今年の2月末に事前登録のウェブサイトを公開したgrappyが、本日7月7日にそのβ版をオープンしました。grappyが主なターゲットとするのは、何かとライフイベントが重なる20〜30代の女性たち。事前に相手の住所を知っている必要はなく、LINEやFacebookなどで繫がっている友人に、メッセージを使ってギフトを贈ることができます。

grappyでギフトを受け取ってからのフロー
grappyでギフトを受け取ってからのフロー

ターゲット女性の要望を踏まえて、電子ギフトなどだけでなく、手に取れる「モノ」を多く取り扱っています。オープン時点でgrappyに集まるギフトの数は、50点ほど。リリース時点での連携店舗数は2店舗ですが、既に出展準備中の店舗も多く、順次追加していく予定です。贈れるギフトをモノに絞った理由について、grappyのCEOである片野由勇岐さんはこう話します。

「ユーザーヒヤリング調査でも、カフェやコンビニで受け取れる電子ギフトは、ギフトというよりは「ちょい奢り」に近い感覚という声が聞かれました。ギフトとはまったく別物だと思うという意見が集まり、モノに絞って提供していくことを決めました」

モノを贈れるようにするには、店舗との連携が欠かせません。連携するとなれば、grappy経由の注文に対応する追加のオペレーションが必要となり、そこがネックとなって中々提携にまで至らない。交渉を重ねる中でこの課題の大きさを痛感したため、店舗によるgrappy導入を支援する独自システムの開発に至りました。

ユーザーにgrappyを使ってギフトを贈ってもらうためにも、20〜30代の女性が贈りたくなるようなギフトの取扱いを増やすことが最優先。そのために欠かせない掲載店舗数は、年内に50店舗を目指しています。月間流通総額においては、年内までに2,000万円を掲げています。

grappyのサービス紹介動画は以下をご覧ください。

grappy(グラッピー)ソーシャルギフトで新しいギフト体験を from grappy Inc. on Vimeo.

住所を知らなくてもギフトを贈れる20〜30代の女性のためのソーシャルギフト「grappy」が事前登録を開始

SHARE:

2月末日に事前登録のウェブサイトを公開したのが、相手の住所を知らなくてもオンラインでギフトが贈れるソーシャルギフトの「grappy(グラッピー)」です。5月末の正式リリースに向けてプロダクトを鋭意開発する同社ファウンダーでCEOの片野 由勇岐さんにお話を伺いました。 ライフイベントが多い20代〜30代の女性がターゲット 片野さんがgrappyの構想を得たのは、サンフランシスコに語学留学していた時の…

grappy

2月末日に事前登録のウェブサイトを公開したのが、相手の住所を知らなくてもオンラインでギフトが贈れるソーシャルギフトの「grappy(グラッピー)」です。5月末の正式リリースに向けてプロダクトを鋭意開発する同社ファウンダーでCEOの片野 由勇岐さんにお話を伺いました。

ライフイベントが多い20代〜30代の女性がターゲット

片野さんがgrappyの構想を得たのは、サンフランシスコに語学留学していた時のこと。日本にいる友人が誕生日を迎えたものの、住所を知らなかったためプレゼントを贈ることができませんでした。同じような課題を抱えている人は他にもいるはずだと、そうした人たちが贈りたいと思った時に自由にギフトを贈れるサービスを作ろうと決めました。

grappyを立ち上げるに当たって、幅広い世代に対してギフトに関するヒヤリングを実施。例えば、学生はコミュニティが比較的狭く、時間もある。逆に40代以降の人は、年賀状を送る習慣が残っているため相手の住所を把握できている。男性はというと、そもそもギフトを贈るタイミングが親友や恋人など一部の本当に親しい人に限られるため、手渡しを好む人が圧倒的でした。

こうして調査を繰り返してたどり着いたのが、20代から30代の女性というターゲットです。このセグメントは、就職・転職・結婚・出産などライフイベントが多いため、そもそもギフトを贈り合うオケージョンが多い。ところが、仕事や子育てなどで忙しくてギフトを買いに行く時間がない、または遠方で手渡しできなくて困ることがあるといった声が多く聞かれました。

大切なギフトを贈るサービスだからこそ求められる高いUX

他にも、Amazonギフト券などの電子ギフトを贈ろうと思うか?という質問に対しては、「相手のためにギフトを選びたい」「機械的な感じがする」といった理由で贈ろうとは思わないという人がほとんどでした。ギフトを贈るという行為がとてもパーソナルなものであることを再確認する結果でした。

このパーソナル感を作り出すために、grappyではLINEやFacebookなどで繋がっている友人にメッセージを使ってギフトを贈ることができます。また、電子ギフトではなく、シチュエーション別に、手に取れる「モノ」をギフトのラインナップに準備しています。小売店やブランドなどと提携し、厳選したギフトを、誕生日・出産祝い・日頃の感謝・花といったカテゴリーごとに届けていく予定です。

女性ユーザーにヒヤリングをする中では、色々な気づきがありました。

「ギフトサービスに対して、女性が高いUIとUXのレベルを求めていることを強く感じました。仮に贈りたいギフトを取り扱っていたとしても、サービスのUIやUXがイケてなければ使いたくないという声が非常に多かったんです。このサービスを媒介して贈ったと堂々と言える、友達に伝えても恥ずかしくないサービスであることが、ことギフトサービスに関しては重要であることを学びました」

できるかできないかではなく、やるかやらないか

grappyのチーム(片野さんは中央)
grappyのチーム(片野さんは中央)

語学留学やスタートアップ数社でのインターンを経て、現在はgrappyを立ち上げた片野さん。現在チームは、片野さんを含むエンジニア3名。アメリカに留学した当時はさほどインターネットへの関心が強くなかったそうですが、シリコンバレーの風に触れたことで、「インターネットが世の中に大きなインパクトを与える現存の最強のツール」であることに気づかされました。

「インターンをやったり、周囲のスタートアップを見たりして感じたことは、できるかできないかではなくて、やるかやらないかだということです。絶対にできるという保証はないけれど、やらないことには何も始まらない。サンフランシスコでスタートアップの現場に触れられたことが、今の自分のマインドセットに繋がっています」

「ギフトをもっとカジュアルに、もっとシンプルに」を掲げるgrappy。今はまだブートストラップですが、今後は資金調達も視野に入れているとのこと。5月末のリリース以降、まず目指すのは年内に10万人のユーザーを獲得することです。事前登録はウェブサイトから受け付けています。

「色々なやり方があると思いますし手探りで進めていきますが、とにかくユーザーに最高のギフト体験を届けることを大切にしたいと思っています。ギフトを贈った人がgrappyで贈って良かったなと思えて、受け取った人もgrappyで受け取れたことを嬉しく思える。そんな風に小さなギフトの輪が広がって行くといいなと思います」