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リモートアクセスのお供「Splashtop」:Adobe Premiere Proも離れて作業可能(2/2)

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(前回からのつづき)SplashtopのプラットフォームはAI、機械学習(ML)、データ分析を土台としてトラフィックパターンやクラウドコンピューテーショナルリソースを監視し、異常や疑わしいアクティビティが検出されると警告する。Lee氏によると、Disney、CBS、NBC、BBCなどの企業もSplashtopを使ってローカルマシンにインストールされているAdobe Premiere Proを介して…

(前回からのつづき)SplashtopのプラットフォームはAI、機械学習(ML)、データ分析を土台としてトラフィックパターンやクラウドコンピューテーショナルリソースを監視し、異常や疑わしいアクティビティが検出されると警告する。Lee氏によると、Disney、CBS、NBC、BBCなどの企業もSplashtopを使ってローカルマシンにインストールされているAdobe Premiere Proを介して映像を編集している。

「学校も、Splashtopを使用して学校の実習室のAdobe、Autodesk、その他の特殊なソフトウェアにアクセスし、学生がそれらのソフトウェアを自宅に持っていなくてもリモート学習できるようにしています」。(Lee氏)

加えて、技術サポートチームが直接的に支援することができなくなったため、Splashtopはクラウドベースのリモートサポートを提供し、ITチームが遠隔でログインして従業員のマシンをトラブルシュートできるようにしている。

エンタープライズ向けのビジネス

SplashtopはMicrosoft Active Directory、JumpCloud、OKTAなどと統合されたシングルサインオン(SSO)などの追加機能を含むエンタープライズ特化型のサービスを提供する。さらに、企業はSplashtopをSalesforce、Jira、Freshdesk、ServiceNowなどのエンタープライズ向けサービスに統合できるため、サポートチームは最適なヘルプデスクツールから他のツールへ切り替えることなくエンドユーザーを手助けすることができる。

ServiceNowと統合したSplashtop

Splashtopはこれまでに4,600万ドルを調達している。前回のラウンドは10年前で、当時はまだDeviceVMとして知られていた。2010年、同社は人気のリモートサポートソフトウェアの名称を取ってSplashtopにリブランドした

今日のテック界において「ユニコーン」は非常にありふれたものになっているが、Splashtopには10億ドル以上の評価額をもつ多くの企業との間に大きな差別化要因があるとしている。それは収益性が高く、2015年からずっとその状態を保っているということだ。同社は昨年急成長し、60%の利益率を達成したと主張しているが、最新の資金はこの成長を十分に役立てるために利用する予定だという。

今回のラウンドの投資家には他にStorm Ventures、NEA、DFJ DragonFundがいる。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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2006年創業、リモートアクセスのお供「Splashtop」が遅ればせながらユニコーン入り(1/2)

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企業向けのリモートアクセスおよびサポートを提供するプラットフォームのSplashtopは、Sapphire Venturesが主導するラウンドで5,000万ドルを調達した。評価額は10億ドル。 パンデミックによってあらゆる規模の企業がリモートワークを余儀なくされたことで、Splashtopのように「リモート」を念頭に置いて設計された企業の道が開かれ、今回の資金調達につながった。カリフォルニア州サン…

Splashtopのリモートアクセスプラットフォーム

企業向けのリモートアクセスおよびサポートを提供するプラットフォームのSplashtopは、Sapphire Venturesが主導するラウンドで5,000万ドルを調達した。評価額は10億ドル。

パンデミックによってあらゆる規模の企業がリモートワークを余儀なくされたことで、Splashtopのように「リモート」を念頭に置いて設計された企業の道が開かれ、今回の資金調達につながった。カリフォルニア州サンノゼを拠点とする同社は、2006年にDeviceVMとして設立され、すでに収益化していると主張している。同社のリモートアクセスのトラフィックは3倍以上になり、2020年には事業が160%以上成長したという。

2021年のインフラストラクチャと経営にインパクトを与えるトップトレンドをみきわめる最近のレポートで、Gartnerは「どこでも運用できること」を第1位に掲げた。

「Gartnerの予測では、パンデミック後も従業員の48%が在宅勤務をするでしょう。パンデミック前は30%でした。この移行により、ITエグゼクティブはスタッフがどこでも作業でき、顧客がどこからでもサービスにアクセスでき、分散インフラストラクチャ全体に事業サービスを展開できるような柔軟で回復力のある組織を設計する必要があるでしょう」。

Splashtopは2つの大きな問題を解決する。2020年、企業が在宅勤務者のネットワークを確保しようとしたために、バーチャルプライベートネットワーク(VPN)の利用が急激に増加した。だが、何百、何千という人がVPNを介して企業ネットワークにアクセスすることで、ITリソースの浪費、トラフィックの遅れ、セキュリティの問題が発生する恐れがある。

Splashtopなどのリモートアクセスツールは業務用またはクラウド内のみでデプロイでき、VPNのようにネットワーク全体を公開するのではなく、特定のデバイスやアプリケーションのみにアクセスを許可することができる。米国の国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャー・セキュリティ庁(CISA)は昨年、VPNの使用に関する危険性を警告した。CISAは、VPNが24時間年中無休であり、VPNのセキュリティアップデートとパッチは大半を手動で行わなければならないため、インフラストラクチャが最新の状態に保たれている可能性は低いと指摘した。

Splashtopの設立者兼CEOのMark Lee氏はVentureBeatに対してこう語った。

「新型コロナウイルスの流行中に、あらゆる規模の企業が拡張性に欠け信頼性とセキュリティの問題に直面しているレガシーVPNを避け、Splashtopを利用して在宅勤務を可能にしています」。

(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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