ニュースとコラム NvidiaはなぜArmを買った:取引の詳細と「ある保険」(2/2) ARM Internet of things NVIDIA ソフトバンク (前回からのつづき)この取引が承認されれば、かつての大手ライバル企業がNvidiaの顧客になる。NvidiaがArmを独立した子会社として扱い、プロセッサ事業のライバルとオープンな顧客関係を継続することは極めて合理的だ。一方のArmには、Armのライセンス料に飽き飽きしていた企業が支持をし始めているロイヤリティフリーのRISC-Vアーキテクチャなどのライバルが存在している。 この買収劇は、Nvid… SCORE 11,292 Dean Takahashi 2020.09.21
ニュースとコラム NvidiaはなぜArmを買った:ソフトバンクが400億ドルで売った「ARM」とは(1/2) ARM Internet of things NVIDIA ソフトバンク Nvidiaは、ソフトバンクからプロセッサアーキテクチャ会社のArmを400億ドルで買収することを認めた。この買収は、昨日(編集部注:原文の掲載日は9月13日)のWall Street Journalの報道を含めて数週間にも及ぶ憶測の後にようやく現実のものとなった。 カリフォルニア州サンタクララに本社を置くグラフィックスおよびAIチップ・メーカーであるNvidiaは、今回の買収でArmの膨大なコン… SCORE 9,826 Dean Takahashi 2020.09.21
ニュースとコラム 2035年に1兆台、爆増するIoTデバイスは本当に安全?ーーソフトバンク傘下のARMがセキュリティ業界フレームワークを発表 ARM Internet of things モノのインターネット(Internet of Things・以下、IoT)は日々、モノをお互いに接続させているので、多くの接続ポイントが生まれる。同時にセキュリティや脆弱性の脅威も高まることになる。ということで、チップ設計を手がけるARMは本日、1兆個にも及ぶ接続デバイスをセキュアに保護するビジョンを発表した。 ARMは接続されたデバイスのセキュリティ基盤を定義する「Platform Securi… Dean Takahashi 2017.10.25
ニュースとコラム ARMは5年間で人工知能性能を50倍以上に向上させる ARM メタバース ARMは本日(編集部注:原文掲載日は5月28日)、初のDynamiqプロセッサ・デザインを発表し、同社は今後3〜5年間で人工知能(以下、AI)の性能を50倍以上向上させると発表した。 新しいファミリーは、AI処理をエッジからクラウドに広げることを目指している。プロセッサには、ハイエンドで大規模なシングルスレッドコンピューティングパフォーマンスを実現するARM Cortex-A75、 高性能プロセッ… Dean Takahashi 2017.06.22
英ARM「mbed OS」を発表、IoTデバイスの開発を促進するか ARM mbed OS ガジェット 英ARM社は、2014年10月1日~3日に開催された「ARM TechCon 2014」で「mbed OS」を発表した。IoTデバイス向けのオペレーティングシステムとして期待されている。同社が提供するプロセッサ「Cortex-M」シリーズ向けのOSだ。 これまで、IoTデバイスに通信機能を組み込むためにLinux等のPC向けOSを利用した機器もあった。テレビやレコーダーなどの大型のハードウェアなら… Kazuyuki Abe 2014.11.18