GamesBeat のリードライター。テックジャーナリストを25年、ゲームの取材を18年続ける。2008年に VentureBeat に参画。以前は、San Jose Mercury News、Red Herring、Wall Street Journal、Los Angeles Times、Dallas Times-Herald などに執筆。著書に「Opening the Xbox」「The Xbox 360 Uncloaked」。GamesBeat の年次カンファレンスと GamesBeat Summit を主催。サンフランシスコ・ベイエリア在住。
(前回からのつづき) VentureBeat. 今年のCESの変化をどうみていますか?それほど強烈な変化です。バーチャル化を決断するのに、どのくらいのスピードで決断しなければならなかったのでしょうか? Gary Shapiro:劇的な変化すぎて、このようなことは二度とないことを期待しています。少なくとも私はそう願っています。ただこれは私たちが常々やりたいと思っていた「素晴らしいことを試すための1年…
Consumer Technology AssociationのCEO、Gary Shapiro氏・Image Credit: Dean Takahashi
Gary Shapiro:劇的な変化すぎて、このようなことは二度とないことを期待しています。少なくとも私はそう願っています。ただこれは私たちが常々やりたいと思っていた「素晴らしいことを試すための1年間のチャンス」、と捉えています。特にワクチンが出たことで、2022年への自信は高まっています。11月には(2022年の)イベントの販売をすでに開始しており、ホールは完売しています。物理的なイベントもあるでしょうし、デジタルで行ってきたことの中で、最も良くて効果的なものを取り入れたいと思っています。私たちは2022年をハイブリッドイベントと呼んでいます。
Gary Shapiro:どの企業も独自の判断をしていました。私たちは、希望者には返金、または来年のクレジットを提供しましたし、可能な限り寛大な対応をしました。結果、多くの費用をこちら側で負担しています。また私たちは今年の初めに多くの調査を実施したのですが非常に幸運な結果でした。私たちはテクノロジー産業を代表していますが、多くの部分で非常にうまくいっています。家庭向けに何かを販売したり、サービスを提供しているものの多くは好調だったのです。とりわけ私たちのショーは、COVID-19が米国に上陸する前の1月に開催されました。私たちは、キャンセルの3週間前にピボットしなければならなかったイベントの一つではありませんでした。このことについて考え、集中し、他の人の経験を観察するだけの十分な時間があったのです。
CES 2021は非常に変わったショーになるだろう。毎年1月にラスベガスで開催されるこの最大のテック・トレードショーは、コロナウイルスのおかげで今年はデジタル化を余儀なくされた。 通常、CESは290万平方フィートのスペースに展示物が広がる巨大なリアルイベントだ。昨年のイベントには17万1,268人が参加し、うち6,517人がメディア関係者だった。今年はオンラインのみのイベントとなり、CESを主催…
CES2019で展示されていた氷彫刻/Image Credit: Dean Takahashi
CES 2021は非常に変わったショーになるだろう。毎年1月にラスベガスで開催されるこの最大のテック・トレードショーは、コロナウイルスのおかげで今年はデジタル化を余儀なくされた。