Dean Takahashi

Dean Takahashi

GamesBeat のリードライター。テックジャーナリストを25年、ゲームの取材を18年続ける。2008年に VentureBeat に参画。以前は、San Jose Mercury News、Red Herring、Wall Street Journal、Los Angeles Times、Dallas Times-Herald などに執筆。著書に「Opening the Xbox」「The Xbox 360 Uncloaked」。GamesBeat の年次カンファレンスと GamesBeat Summit を主催。サンフランシスコ・ベイエリア在住。

執筆記事

6月に1.6億ドルのデジタル資産販売を記録ーーWeb3.0を実現するNFTマーケット「OpenSea」とは?(2/2)

SHARE:

市場の波 前回からのつづき・OpenSeaは、6月だけで1億6,000万ドルのデジタル資産をNFTマーケットプレイスで販売し、1月にはわずか800万ドルの売上だったのが、2021年上半期には45倍のボリュームに増加している。 アート、ブロックチェーン技術、ソーシャルクラブの要素を組み合わせた「Hashmasks」、「Bored Ape Yacht Club」、「Meebits」などの高成長の収集型…

OpenSeaは、15億ドルの評価額で1億ドルを調達した。Image Credit: OpenSea

市場の波

前回からのつづき・OpenSeaは、6月だけで1億6,000万ドルのデジタル資産をNFTマーケットプレイスで販売し、1月にはわずか800万ドルの売上だったのが、2021年上半期には45倍のボリュームに増加している。

アート、ブロックチェーン技術、ソーシャルクラブの要素を組み合わせた「Hashmasks」、「Bored Ape Yacht Club」、「Meebits」などの高成長の収集型アバタープロジェクトも、2021年にOpenSeaでローンチしたものだ。

「NFTがエキサイティングなのは、ユースケースが純粋に金銭的なものや純粋に投機的なものだけではないことです。さまざまな業界の人たちが興味を持ち始めています。確かに、これらの多くはアーリーアダプターと呼ばれる人々ですが、株の売買などに興味がある人たちだけでなく、クリエイティブな仕事に興味がある人たちにも広がっています」(Finzer氏)。

NFTは、アート、スポーツグッズ、音楽などの分野で爆発的に普及している。例えば、Dapper Labsが開発したNBA Top Shot(バスケットボールカードをデジタル化したもの)はその一例だ。このNBA Top Shotの売上は7億ドルを超えており、アーティストのBeeple氏によるNFTのデジタルコラージュ作品は、3月にクリスティーズで6,930万ドルで落札された。

ゲーム業界では、Animoca BrandsとForteの2社が新たにユニコーン(評価額10億ドルのスタートアップ)となった。Nonfungible.comによると、NFTは現在、1週間に6,200万ドルのペースで販売されているが、5月のピーク時に1週間で1億7,500万ドル販売していた頃に比べるとやや落ち着いてきている。

「確かにややバブル気味ではあります。しかし今、あなたが指摘したように、市場の面ではより持続可能な成長が見られるようになりました。OpenSeaはこのような環境の中で特にうまくいっているのです」(Finzer氏)。

多面的な市場

ブロックチェーンゲーム「Axie Infinity」。Image Credit: Axie Infinity

OpenSeaはユーザーが自分の暗号資産ウォレットを接続し、NFTを購入したり出品したりできるマーケットプレイスとプラットフォームの両方を提供している。OpenSeaは今回の増資でクロスブロックチェーンに対応した次の段階のエコシステムに投資し、オープンデータ経済を実現する計画だ。 Finzer氏はやってきたチャンスをこう語る。

「暗号やブロックチェーンに興味はあっても、金融投機を超えた実用性のあるプラットフォームがあるとは感じていなかった人たちにとって、これはチャンスだと思います。NFTとOpenSeaは、ブロックチェーンの次の波を起こすのに非常に有利な立場にあると考えています」(Finzer氏)。

OpenSeaのマーケットプレイスは、PolygonやEthereumなどの複数のブロックチェーンをサポートしており、近い将来、FlowやTezosのサポートを発表する予定だ。OpenSeaがクロスチェーン・マーケットプレイスの相互運用性と拡張性に投資するのは、ユーザーを「Web3.0」に近づけるという同社の大きなビジョンでもある。 ユーザーはUSDCなどのステーブル・コインで支払いができるが、米ドルでの支払いはできない。

OpenSeaは2017年に創業し、その数カ月後に業界をリードするクリプト系企業と共にFounders Fundから200万ドルのラウンドを発表した。2021年3月には、Ron Conway氏、Mark Cuban氏、Belinda Johnson氏、Naval Ravikant氏、Ben Silbermann氏などの既存投資家やエンジェルの参加と共に、a16zがリードする2,300万ドルの投資ラウンドを発表している。同社はエンジニアやその他のスタッフ体制を強化している。

Finzer氏はAxie Infinity、The Sandbox、F1、Crypto Voxelsなどのゲームが、NFTの販売で飛躍的に伸びていると語る。

「私たちはコンシューマー向けテクノロジーのほとんどが少数の大企業に支配されてきた中、技術のパラダイムシフトを象徴するNFTにとても期待しています。これは、インターネットの誕生によって、何千もの新しいアプリケーションが生まれ、最終的には何十億人もの人々の生活が大きく変化したパラダイムシフトによく似ているのです」(Finzer氏)。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

創業わずか4年で15億ドル評価のユニコーン入りーーWeb3.0を実現するNFTマーケット「OpenSea」とは?(1/2)

SHARE:

OpenSeaは、オープンなノンファンジブルトークン(NFTs・非代替性トークン)市場を拡大するために、a16zから15億ドルの評価額で1億ドルを調達した。 ニューヨーク拠点のOpenSeaは、暗号化コレクションとNFTで最大のデジタルマーケットプレイスになったと伝えている。彼らはブロックチェーン(暗号資産のベースとなる透明性の高い安全なデジタル台帳)を通じてユニークであることを識別できるデジタル…

OpenSea runs an open NFT marketplace. Image Credit: OpenSea

OpenSeaは、オープンなノンファンジブルトークン(NFTs・非代替性トークン)市場を拡大するために、a16zから15億ドルの評価額で1億ドルを調達した。

ニューヨーク拠点のOpenSeaは、暗号化コレクションとNFTで最大のデジタルマーケットプレイスになったと伝えている。彼らはブロックチェーン(暗号資産のベースとなる透明性の高い安全なデジタル台帳)を通じてユニークであることを識別できるデジタルアイテムであるNFTを販売している。

Andreessen Horowitz(a16z)が2回目となる投資ラウンドをリードし、エンジェル投資家のMichael Ovitz氏(CAAの共同設立者)と俳優で投資家のAshton Kutcher氏が参加した。今回の資金調達によりOpenSeaはユニコーン(評価額10億ドルのスタートアップ)となった。総評価額で3兆円と評価される900あるユニコーンの一つだ。

OpenSeaは今回の資金調達により、NFTプラットフォームを拡張し、当面はエンジニアリング人材の採用、新しい市場や国際的な拡大、そしてユーザーがデジタル資産に簡単にアクセスし、売買できる方法を増やすことに力を入れるとしている。CEOのDevin Finzer氏は、本誌GamesBeatのインタビューで次のようにコメントしてくれた。

「私たちは今、インターネット経済が過去数十年で経験したことのないような大きな基本的変化を経験しており、NFTの最高のユーザー体験とエントリーポイントとして牽引できたことを誇りに思っています。今回の資金調達は、NFTを広く普及させることを目的としています。我々が構築したプラットフォームを成長させるためのものであり、昨年上半期には大幅な成長が見られました。NFTは数十年に一度のパラダイムシフトの一つであり、非常にエキサイティングなものだと考えています」(Finzer氏)。

OpenSeaのNFTはデジタル所有権に基づく全く新しい経済を象徴するものであり、より多くの人々に利用されるようになっている。現在、OpenSeaはNFTの最大のマーケットプレイスであり、ゲームアイテム、デジタルアート、コレクターズアイテム、イベントチケット、ドメイン名、その他ブロックチェーンに裏付けられた数百万の資産を扱っている。

ガス代のないPolygonへの進出

OpenSeaは、NFTをメインストリームにしたいと考えている。Image Credit: OpenSea

これまでOpenSeaは多くのコンピューティングパワーを使い、エネルギーを浪費すると批判されている人気の暗号資産プラットフォーム「Ethereum」に限定していた。現在はコンピューティングパワーの使用に対して手数料なしで取引を可能にするPolygonプラットフォームを追加している。

そして本日、OpenSeaはマーケットプレイスのクリエイター、バイヤー、セラーに対して、すべてのEthereumのガス手数料(ブロックチェーン上でNFTを生成するためのコンピューティングコスト)を撤廃したことを発表した。ブロックチェーンを難解なものではなく、メインストリームに受け入れられるものにするために、OpenSeaはこのようなステップを踏む必要があるとしている。 Finzer氏はこう語る。

「私たちは最初のクロスブロックチェーンのNFTマーケットプレイスとして、Ethereumのレイヤー2プラットフォームであるPolygonインテグレーションのサポートを発表しました。これにより、クリエイター、バイヤー、セラーの取引コストをゼロにすることができます。また、将来的には新たなブロックチェーンとの統合も予定しています」(Finzer氏)。

OpenSeaは時間をかけて(Polygonの追加で実現したように)プラットフォーム間の取引コストを下げ、人々が期待する様々な支払い方法を利用可能とし、NFT市場を啓蒙していきたいと考えている。ユーザーはOpenSeaで好きな暗号化ウォレットを使うことができる。

「私たちは、Coinbaseが暗号資産のブランドとして確立したのと同様に、消費者にとってより使いやすい、市場の中核となるNFTに直結するブランドとしてOpenSeaを確立することを目指しています」(Finzer氏)。

(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

5周年を迎えたポケモンGO、これまでに50億ドル(約5,500億円)を稼ぎ出す

SHARE:

モバイル市場の調査会社Sensor Towerの推計によると、ポケモンGoの売上は50億ドル(日本円で約5500億円)以上に達しているそうだ。 このタイトルが5周年を迎えたことで明らかになった。位置情報を利用したこの拡張現実(AR)ゲームは、パンデミックの影響で人気が急上昇したこともあり、2020年には前年比41%増の13億ドルを稼ぎ出した。平均収益は年間10億ドルに達している。 ポケモンGoは米…

Image Credit:ポケモンGO・Niantic

モバイル市場の調査会社Sensor Towerの推計によるとポケモンGoの売上は50億ドル(日本円で約5500億円)以上に達しているそうだ。

このタイトルが5周年を迎えたことで明らかになった。位置情報を利用したこの拡張現実(AR)ゲームは、パンデミックの影響で人気が急上昇したこともあり、2020年には前年比41%増の13億ドルを稼ぎ出した。平均収益は年間10億ドルに達している。

ポケモンGoは米国で最も人気があり、19億ドル(総売上の36.6%)を獲得している。次いで日本が32%、ドイツが5.4%で第3位に位置している。ゲームのプラットフォームとしてはAndroidが最も人気があり、Google Playの売上が売上の52.8%を占めている。残りはiOSだ。

これはモバイルゲームの中でもトップクラスの収益で、「Roblox」や「Honor of Kings」などと肩を並べる50億ドル以上の大ヒット作クラブの仲間入りをしている。

開発元のNiantic社は、一連の定期的なアップデートで新しいポケモンを追加するなどポケモンGOの人気を維持し続けている。こういった強力なサポートが続く限り、ポケモンGOは数十億ドルを稼ぎ続けるはずだ。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

全てのビジネスはクリエイター中心になるーー特化型カードのKarat Financial、2600万ドル調達(2/2)

SHARE:

拒否される (前回からの続き)月々の収入が不安定でさまざまな収入源がある高収入のクリエイターは、FICOスコアが良くないために、資金調達を拒否されることが非常に多く、ビジネスを成長させようとした時に不利になってしまうとkim氏は指摘する。ストリーマーの中には、膨大な数の視聴者に対してストリーミング配信を行っているにもかかわらず、融資を断られてしまう人もいるのだ。 Karat Financialはク…

写真:Alexandra Botez氏はチェスプレイヤーでありストリーマーでもある/画像引用元:Twitch

拒否される

(前回からの続き)月々の収入が不安定でさまざまな収入源がある高収入のクリエイターは、FICOスコアが良くないために、資金調達を拒否されることが非常に多く、ビジネスを成長させようとした時に不利になってしまうとkim氏は指摘する。ストリーマーの中には、膨大な数の視聴者に対してストリーミング配信を行っているにもかかわらず、融資を断られてしまう人もいるのだ。

Karat Financialはクリエイターのクロスプラットフォームでの成功とオーディエンスエンゲージメントの分析という、他の銀行が行っていない独自の査定方法を行い、高額な手数料や高金利を支払うことなく最も簡単に資本にアクセスできる方法を提供している。クレジットの申請は簡単だ。Botez Onlineの創業者、Botez氏はこう証言する。

「実際に多くの偏見を経験し、私のビジネスの性質が銀行の見慣れないものであるという理由で、銀行から何度も融資を断られました。私のように従来の金融機関に評価されず、理解されない人は文字通り何千人もいます。Karat Financialは私のビジネスを理解し、それをサポートするオーダーメイドのソリューションを提供してくれる真のパートナーです。私はカード会員としてこのビジネスを信じているので、出資のチャンスにも飛びつきました」。

Karat Financialは限度額の改善に加えて、クリエイターが簡単に会計を管理し、カスタマイズされたカードの特典でお金を節約できる方法を提供する。Josh Richards氏、TheRussianBadger氏、Nas Daily氏、3LAU氏、Botez氏などの著名なクリエイターは、ハイプサイクルを超えてビジネスを最適化するためにKaratを信頼しているのだ。

新しいキャリアへの理解

写真:Karat FinancialのWill Kim氏(左)とEric Wei氏/画像引用元:Karat Financial

銀行はインフルエンサーの生活をよく理解していない、とKim氏は語る。しかしクリエイターたちは、新しいスタッフを雇ったり、ビデオ編集者に報酬を支払ったり、仕事をするために金融機関を必要としている。

「彼らは、中小企業が一般的な金融サービスに期待するようなサービスを受けていないことがわかったのです。毎月50万ドルを稼いでいるTwitchストリーマーのトップ10が大手銀行から与えられていた与信はたったの2万ドルしかなかったのです。今後は、成功したインフルエンサーの金融ニーズにも対応していきたいと考えています。私たちが見ているのは、クリエイターたちがビジネスをしている、という事実です。こうした方々は信用を得てキャリアをスタートさせ、成長し、規模を拡大していくことを支援し、法人化してビジネスを立ち上げることもできます。会計や税金管理に給与計算など、あらゆるニーズに対応していく考えです」。

評価の際には、クリエイターのソーシャルメディア上での成長率、CPM(広告料)、ファンとのエンゲージメントなどを調査するそうだ。

クリエイター・エコノミーの未来

写真 Karat Financialは2,600万ドルを調達した/画像引用元:Karat

「私たちは、彼らのビジネスにマッチした新しいモデルを考え出します。今、アメリカの子どもたちの約30%が、プロのYouTuberになりたいと思っています。5年、10年と早送りすれば、この市場はプロ化しなければならないでしょう。私たちは、実際にこれを職業としている人たちを支援し、できれば次世代のクリエイターたちも支援したいと考えています」。

Kim氏は、クリエイター・エコノミー(私はレジャー・エコノミーと呼んでいますが、いつの日か私たちはゲームをプレイすることでお金をもらえるようになると考えている)の考えに精通している。

「現時点で私たちは富裕層のクリエイター向けにサービスを提供していますが、それはニッチなことを始めなければならなかったからです。多くの場合、最大の富裕層は最も強力な運転資金ニーズを持っています。私たちはまずそれを解決したいのです。長期的には、多くのクリエイターが我々のところに来て、スタートを切ることになるでしょう」。

彼は、今の時代は工業的な経済から、メディアの制作者や配信者が活躍する経済へと移行していると考えている。

「これからの商売は、クリエイターが中心になっていくでしょう。Mr.Beastは何百万人ものサブスクライバーを持ち、今ではハンバーガーやキャンディバーを販売しています。しかも、それは他の小売店を凌駕しているのです。これは彼がまず配信に着手したからに他なりません。私たちはクリエイターが世界を支配できるようにするにはどうしたらいいかを考えています。というのも、全てのビジネスはクリエイター中心主義という引力に引き込まれるようになると考えているからです」。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

Karat Financial、YouTuberなどのクリエイター特化コーポレートカードで2600万ドルを調達(1/2)

SHARE:

Karat Financialは2600万ドルを調達し、クリエイター・エコノミーのために与信を拡大するコーポレートカードを提供する。サンフランシスコにある同社は、インフルエンサー(ゲーム業界で新たなキャリアを築いているライブストリーマーやYouTuberなどのクリエイター)にクレジットや金融サービスを提供したいと考えている。これらの人々は巨額の収入を得ているが、これまでとは違った仕事をしているため…

Karat Financialは2600万ドルを調達し、クリエイター・エコノミーのために与信を拡大するコーポレートカードを提供する。サンフランシスコにある同社は、インフルエンサー(ゲーム業界で新たなキャリアを築いているライブストリーマーやYouTuberなどのクリエイター)にクレジットや金融サービスを提供したいと考えている。これらの人々は巨額の収入を得ているが、これまでとは違った仕事をしているため、実は銀行やクレジット会社から融資を受けられないことが多かった。

インフルエンサーたちは、TwitchやYouTubeを通じて大量の現金を手にすることができるのだが、スタッフへの支払いはVenmoで行うことが多いようだ。Karat Financialの共同設立者であるWill Kim氏は、本誌GamesBeatのインタビューに対して、定期的な給与の支払いでは財務履歴が残らず、信用を得られないことが多いと説明してくれた。そこでKaratが作ったのが「ブラックカード」だ。このカードはサービスへの支払いや資金を借りたりすることができると同時に、アメリカン・エキスプレス・カードのような毎月返済も可能にしてくれる。

Kim氏は「クリエイターにとって最高のコーポレートカードを作っています」と語る。このカードを利用した著名なインフルエンサーがこのカードを広めてくれていることもあり、取引件数は前月比で50%増加しているという話だ。

Karatのブラックカード。画像引用元:Karat

Karatの資金調達額の内訳は融資で1,500万ドル、ベンチャーファイナンスラウンドで1,100万ドルを獲得した。ユニオン・スクエア・ベンチャーズがリードし、GGVキャピタル、SignalFire、そしてYouTubeで300万人のフォロワーを持つGraham Stephan氏や、同じくYouTubeで800万人のフォロワーを持つCarter Sharer氏、Twitchで80万人のフォロワーを持つAlexandra Botez氏などの有名クリエイターが参加している。

宣伝活動

Kim氏は昨年6月の設立以来、同社は爆発的な成長を遂げ、世界のトップクリエイターのニーズを満たす新たな金融ソリューションを提供する業界のリーダー的存在となったと実績を誇る。

彼はInstagram LiveのプロダクトマネージャーだったEric Wei氏と共同で、クリエイターエコノミー専用の金融商品を手がけるべく同社を設立した。

「Ericと私は、数年前にボードゲームをしながらこのアイデアを考えました。EricはInstagramでクリエイター向けのビジネスツールを作っていて、私はベンチャー企業で働いていました。500万ドルの資金を調達し、インフルエンサー関連企業を含むさまざまな企業に投資していたのです。私たちは、インフルエンサーのエコノミーについて話し始めました。そして、クリエイターがモノやサービスを売るのではなくメディアの注目度を売るという、新たなスモールビジネスのアイデアが生まれていることに気がついたのです」(Kim氏)。

現在、この業界は最も急成長しているビジネス分野のひとつであり、その価値は1,000億ドルと推定され、320万人以上のクリエイターが年に6桁以上の収入を得ているとされている。後半につづく

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

香港のAnimoca Brands、IPOを前に8,800万米ドルを調達——時価総額10億米ドル、ゲームのNFT経済創出へ

SHARE:

Animoca Brands は、ゲームと希少なデジタルアイテムを NFT(非代替性トークン)で結合する計画を生かすために、時価総額10億米ドルで8,800万米ドルを調達した。 香港を拠点とする Animoca Brands は、ゲームにおけるデジタルアイテムの独自性を認証できるNFTを先駆的に利用してきた The Sandbox、Quidd、Gamee、nWay、Pixowl、Lympo といっ…

Animoca Brands は、ブロックチェーンゲームのリーダーになろうとしている。
Image Credit: Animoca Brands

Animoca Brands は、ゲームと希少なデジタルアイテムを NFT(非代替性トークン)で結合する計画を生かすために、時価総額10億米ドルで8,800万米ドルを調達した。

香港を拠点とする Animoca Brands は、ゲームにおけるデジタルアイテムの独自性を認証できるNFTを先駆的に利用してきた The Sandbox、Quidd、Gamee、nWay、Pixowl、Lympo といった一握りのゲーム会社を集めた。NFT 企業がゲーム業界の最新ユニコーンになったことに驚かれた方は、おそらくこれらのホットトークンに注目していなかったのではないだろうか。

NFT は、アート、スポーツグッズ、音楽など、(ゲーム以外の)他のアプリケーションでも爆発的に普及している。例えば、NBA Top Shot(バスケットボールのコレクターズカードをデジタル化したもの)はその一例だ。Dapper Labs が開発した NBA Top Shot は、上場後5カ月で売上高5億米ドルを突破した。また、Beeple というアーティストによる NFT デジタルコラージュは、クリスティーズで6,930万ドルで落札された。Animoca は、NFT がゲーム内で獲得したアイテムをプレイヤーが所有できるようにすることで、ゲーム業界にも変化をもたらすだろうと考えている、ブロックチェーンに特化した数多くの企業の一つだ。NFT は、安全で透明なデジタル台帳であるブロックチェーンを利用して、取引の検証やレアアイテムの認証を行う。また、Animoca Brands は、約3年前からNFT事業に取り組んでいる。

今回のラウンドには、Kingsway Capital、RIT Capital Partners(旧 Rothschild Investment Trust)、HashKey Fintech Investment Fund、AppWorks Fund、LCV Fund、Huobi、Octava、Ellerston Capital、Perennial、Axia Infinity Ventures、SNZ、Liberty City Ventures、Metapurse などの投資家が参加した。

Animoca Brands の NFT ゲーム「F1 Delta Time」
Image Credit: Animoca Brands

今回の戦略的ラウンドにより、Animoca Brands はブロックチェーンと NFT を利用してビデオゲーマーにデジタル財産権をもたらし、Play-to-earn 機能やデジタルアセットの相互運用性などの強力なメリットを実現し、積極的な成長に向けた体制を整えたとしている。Play-to-earn とは、ゲームの中で報酬を得て、それを現実のお金に交換することであり、筆者が考える「レジャー経済」を連想させる。これは、インターネットの次のバージョンを提供するか、あるいは大規模なバブル爆発を起こすかのどちらかだ。NFT を使えば、プレイヤーはゲーム内アイテムの真の所有権を確立し、ゲームを離れるときにはそれを持ち帰ることができますし、利益を得て売ることもできる。そうすることで、ゲーム内アイテムは費用というよりも投資に近いものになるのだ。

<関連記事>

CEO Yat Siu 氏が語る NFT の将来性

Animoca Brands のゲーム「MotoGP Ignition」
Image Credit: Animoca Brands

CEO の Yat Siu 氏は、GamesBeat とのインタビューで、買収の検討、戦略的な投資、400人の従業員の基盤に加えて新たな人材の雇用、人気のある知的財産のライセンスの確保、新製品の開発などを行っていくと語っている。

ここ数ヶ月の NFT のニュースについてどう思うかと聞かれた Siu 氏は、「ロケット船が思い浮かぶと思う」と答えた。

この領域がこれほど急速に成長している理由のひとつは、レンタル経済から所有経済への移行に伴う需要の高まりだ。自分のデジタルライフを自分のものにしたいという考えを持つ人が増えている。自分の時間を所有し、オンラインでの時間の使い方を尊重されるべきだ。これは革命だ。これは革命であり、小さな基盤から生まれたものだと思う。(Siu 氏)

Metamask のアカウント数は約500万、Coinbase のアカウント数は5,600万——これらの数字は仮想通貨経済の規模を示す指標となっている。これだけの人数がいるものの、Siu 氏はメインストリームの消費者を巻き込むという点では、まだ表面をなぞっているだけだと考えている。先週、東京を拠点とするオンラインゲーム大手ネクソンが、ビットコインに1億米ドルを投資したと発表した。しかし、ビットコインが不安定な市場であることは間違いない。これは、仮想通貨に関する大きな浮き沈みの一部だ。5月12日、Elon Mask 氏の Tesla が、「ブロックチェーン・コンピューティングは安全だが膨大なコンピューティングパワーを消費するため、環境への影響を考慮して、ビットコインでの支払を受け付けない」と発表した。これにより、昨夜、ビットコインは大暴落した。

一度デジタル所有権に入ってしまうと、そこから抜け出すことはできない。実際に NFT を作って売買したり、サービスを提供したりしている人たちは、長期的な視点で取り組んでいる。だからこそ、そこには何か強力なものがあるとわかるのだ。なぜ我々はユニコーンになるのか? なぜDapper Labsは爆発的に売れているのか? デジタル所有権は、業界が必要としていたパラダイムシフトだと思う。ベンチャー企業も続々と参入している。注目度も認知度もメインストリームになってきている。(Siu 氏)

NFT の結果

Animoca Brands のトークン「REVV」と「SAND NFT」
Image Credit: Animoca Brands

Animoca Brands は、「F1 Delta Time」「The Sandbox」「MotoGP Ignition」などのブロックチェーンゲームで良い結果を出している。Revv や Sand など、それらの関連トークンを発売している。Animoca Brands は、Dapper Labs、Opensea、Bitski、Axie Infinity などに投資している。F1 Delta Time では、プレイヤーは NFT ベースのレースカーを獲得したり、購入してゲーム内で使用したりすることができる。また、The Sandbox はデジタル土地を販売しているが、プレイヤー向けに NFT マーケットプレイスも開設した。

最近では、Gamee、Tower、LMT の各トークンを発売し、Animoca Brands はゲーム内報酬を推進している。Animoca のトークンの市場価値は、数十億ドルに達している。

Kingsway の創業者兼 CEO である Manuel Stotz 氏は、ビットコインや NFT を通じたデジタル財産権の出現は、新興市場の底辺30億人程度の消費者にとって金融包摂の最大の機会であると声明で述べている。

Animoca Brands のコーポレートアドバイザーである Taylor Collison の Simon Doherty 氏と Everest Ventures Group が今回の資金調達を支援した。Animoca Brands は以前、2,700万米ドルを調達している。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

米Big Time Studios、NFT活用のアクションRPG開発で2,100万米ドル調達(3/3)

SHARE:

(前編からの続き) 仕組み プレイヤーはボスを倒した時などに、価値の高いアイテムを獲得することが出来る。同社は現在のところ独自暗号通貨トークンは発行したいとしている。背景としては、他社が同社技術を利用する際に競合しないためだとしている。また、Pay to Win (勝つために必要なNFT)は導入予定が無いという。 「多くのマルチプレイヤーゲームでは、コスメティックスアイテムやスキンが経済を動かす要…

前編からの続き

仕組み

SF 旅行ゲームを開発する Big Time Studios
Image Credit: Big Time Studios

プレイヤーはボスを倒した時などに、価値の高いアイテムを獲得することが出来る。同社は現在のところ独自暗号通貨トークンは発行したいとしている。背景としては、他社が同社技術を利用する際に競合しないためだとしている。また、Pay to Win (勝つために必要なNFT)は導入予定が無いという。

「多くのマルチプレイヤーゲームでは、コスメティックスアイテムやスキンが経済を動かす要因となっています。希少性があるアイテムを交換できるようになれば、アイテム獲得への需要を増やすことが可能です。だからこそ、私達のゲームには課金要素のないゲームに取り組んでいるのです。アイテムは単なる装備品であり、資本によって左右されるものでないのです。」

同社技術はイーサリアム上に構築されており、スマートコントラクトとセキュリティーの強さが特徴。アイテム購入や制作時の記録はすべて独自のデータベースに保存され、自動的にブロックチェーンにNFTをミンティングする仕組みは取らないという。これは、イーサリアムのガス代やコンピューティングコストを考慮してのことだ。

ユーザーはイーサリアムに多くの資金を持っているが、NFTの最大の売りはゲーム外に持ち出して利用したり売却したりすることが出来ることだ。NFTは分割することで、購入価格を安く設定することも出来る。プレイヤー自体は、ゲーム内でNFTを利用すれば手数料が発生することはない。プレイヤーはオフチェーンカストディアンシステムにアイテムを保有することが出来、これは同社が特許を取得している技術である。NFTと通常のアイテムが共存できるプライベートデータベースともいえるだろう。

「この仕組みにより、ユーザーはホストされたウォレットを利用することが出来るようになります。この体験自体はごく普通のRPGと変わりません。ユーザーは自分のタイミングで資産をオフチェーンからオンチェーンに移動させることが出来ます。」

VaultはMicrosoftのPlayfabのような一般的インターフェースでバックエンドに接続する。同氏は「簡単に統合できる仕組みで、バックエンドに依存しないよう構築しています」と述べている。また、アイテムをプラットフォーム外で販売・送金する場合はガス代を含むミンティングを通す必要がある。

「ゲーム開発者であれば、誰でもバックエンドと統合することが出来ます。ガス代自体も先払いでなく、アイテムをミンティングする際のみに発生するので最適な方法です。資産の保管と保有自体は我々が行っています。Decentralandで発生した課題として、数千ドルもの資金を投じたアイテムの秘密が気を紛失したケースがありましたが、これはそうした事例に対するソリューションです。」

Big Time Studiosはアイテムのセキュリティー管理については信頼を置いて欲しいと述べる。イーサリアムのエナジーコストに反対する意見もあるだろうが、相殺するためのカーボンクレジット機能を導入するなども考えているという。イーサリアムは将来的にPoWからPoSへの移行を表明している。

まだまだこれから

Big Time Studios の現在の従業員は25人。
Image Credit: Big Time Studios

Meilich氏は、Decentralandのように同プラットフォームをDAO化する可能性は少なくとも初期の時点には無いとの考えを明らかにしている。それは、多くのガバナンスが必要なことが想定されるからだ。

長期的には、需要が顕在化することでプレイヤーが資産を引き出し、他のブロックチェーンへ移動させる仕組みを考えていることを明かしている。しかし、「現時点で需要があるとは言えない」との考えもあ表明し、将来的な実装構想のようだ。

同社は初期ターゲットに北米とヨーロッパ地域を選出。「私たちは様々なプラットフォームや販売チャンネルとパートナーシップを最大限に生かすことが出来るアプローチを模索しています。」と述べている。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

米Big Time Studios、NFT活用のアクションRPG開発で2,100万米ドル調達(2/3)

SHARE:

(前編からの続き) NFTをゲームにとって当たり前に 投資家はNFTに資金投入を始めているが、NFT自体がゲーム業界にどれだけ影響を与えることが出来るのかは非常に着目すべき点だ。North Island VenturesのTravis Scher氏は「ゲーム内資産市場は巨大ですが、プレイヤーには資産の権利が実質与えられていません」と述べている。ゲーム内の資産における所有権を証明できれば、メタバース…

前編からの続き

NFTをゲームにとって当たり前に

イーサリアム VR「Decentraland」の投資家らが開発した Big Time Studios
Image Credit: Big Time Studios

投資家はNFTに資金投入を始めているが、NFT自体がゲーム業界にどれだけ影響を与えることが出来るのかは非常に着目すべき点だ。North Island VenturesのTravis Scher氏は「ゲーム内資産市場は巨大ですが、プレイヤーには資産の権利が実質与えられていません」と述べている。ゲーム内の資産における所有権を証明できれば、メタバース実現へ一歩近づくことになるだろう。

「私たちのプラットフォームは他のゲーム会社を含み、NFTを簡単に導入できるプラットフォームです。イーサリアムのブロックチェーン内において多くの資金が流通していることに裏付けされるように、NFTには多くの資金が流れ込んでいます。第一世代のブロックチェーンゲームをプレイしているユーザーは、従来のゲームと比べて最大6倍もの資金を増やすことに成功しているのです。プレイやーが所有するアイテムを自由にコントロールできるようになれば、ゲーム企業にとっても経済圏が活性化しポジティブな状況となります。」

同社のフラッグシップゲームは、時空を超えた冒険を描く「Big Time」。

「ゲームはGod of Warのようなアクションと、World おfWarcraftのようなCo-opを入れ混ぜたもので、多くの戦利品システムを備えています。世界自体は3つのエリアに分かれていて、他のプレイヤーと出会いながら戦利品を見せ合うことが出来るスペース、6人のパーティーで戦利品獲得を目指すダンジョン、待ち合わせの場所として使えるエポックシティーです。」

同社によると、ゲーム業界はBig Timeの状況を見ながらブロックチェーンゲームの R&D を実施しており、現状、ゲーム会社はNFTの広報的リスクや実装による混乱を心配しているという。

「誰もが質の高いゲームと、技術を両立させたものを期待しています。我々は月間ユーザー数が10万人、20万人を超えた段階でNFTで得られる金銭的な利益が本当にあるのかをデータをベースに検証を進めていきます。」

今回のゲーム開発者には、過去にFortnite、God of War、Call of Duty、Overwatchなどの開発に従事していたメンバーが含まれる。設立チームには、最高技術責任者としてMatt Tonks氏(Fortnight、Gears of War)、アートディレクターとしてCarlo Arellano氏(World of Warcraft、God of War)、リードライターとしてBrian Alexander氏(Overwatch 2、Defiance)、リードデザイナーとしてTJ Stamm氏(Call of Duty、Medal of Honor)、リードコンセプトアーティストとしてTom Zhao氏(League of Legends、Sky: Children of the Light)が参加している。

Big Time』はPC版の開発が進められており、今年後半にはベータ版の発表が予定されている。来年初めには、アーリーアクセスでゲームを発売、同時にサードパーティーのオンボーディングも実装が完了する想定だという。

また、Big Time Studioは、エコシステム活性化を前提としてスタートアップへの出資も進めていくという。現在同社には25名のメンバーが在籍し、全員がリモートで働いている状況だ。

後編に続く

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

米Big Time Studios、NFT活用のアクションRPG開発で2,100万米ドル調達(1/3)

SHARE:

Big Time Studioは、自社ネットワークへのNFT導入を前提に2100万ドルの資金調達を実施した。ロサンゼルスを拠点とする同社は、Decentralandの元CEOであるAri Meilich氏、ゲームデザイナーのThor Alexanders氏によって創業された。 同ラウンドはFBGキャピタルがリード投資家として参加し、North Island Ventures、Digital Cur…

NFT ゲームを開発する Big Time Studios
Image Credit: Big Time Studios

Big Time Studioは、自社ネットワークへのNFT導入を前提に2100万ドルの資金調達を実施した。ロサンゼルスを拠点とする同社は、Decentralandの元CEOであるAri Meilich氏、ゲームデザイナーのThor Alexanders氏によって創業された。

同ラウンドはFBGキャピタルがリード投資家として参加し、North Island Ventures、Digital Currency Group、OKEx Blockdream Ventures、Alameda Research、Circle Financialなども参加している。(調達額1030万ドル)また、総額1100万ドルの追加資金調達も並行して調整中だという。

「私たちがゲーム会社が簡単にNFTの技術を導入できるよう、技術の全てを開発しています。まずは市場参入の一歩目として、多人数参加型アクションRPGのゲームを作っています。ブロックチェーンの経験が無くとも、現実世界で価値を帯びるNFTをコレクションすることが可能です。最終的には、ブロックチェーンが使われているということを分からずしても、最大限の価値を享受できる状態を目指しています。」

同社メンバーにはEpic Games、Riot Games、Bizzard Entertainmentなどの卒業生が在籍。優良なゲーム会社がNFTをゲーム内に実装する考えを当たり前とすべく、まずは自社ゲームでその証明を目指す。

NFTブーム

NFTは暗号通貨のブームと並行して注目されているコモディティーだ。ブロックチェーンを用いて、デジタル上のアイテムが代替できず個人に依存するものであることを表現できる。NFTはアートやスポーツグッズ、音楽などの他分野で導入が進んでいる。NBA Top Shotはその一例としていえ、バスケットボールのカードをデジタル化したものだ。同ゲームはDapper Labsが開発をし、公開されてから5か月で売り上げ5億ドルを突破している。また、Beepleというアーティストが公開したNFT Digital collageは、6390万ドルで落札されている。

さて、同社CEOであるMeilich氏はDecentralandの創業者として、NFTのパイオニアであった。同社は現在DAO(分散型自立組織)としてトークン保有者によって運営されている中、Big Time Studios立ち上げに至った。

「プロジェクトを分散運営にしたのち、Thorと私はブロックチェーンゲームを大衆のものとすることを目指し、新会社を設立しました。ここ数年で、NFTへの需要は広がっている印象を受けますが、実際は非常にニッチなままです。何百人ものユーザーへスケールアップを目指すのであれば、ウォレットの設定や秘密鍵紛失によりアセットを失ってしまうようなUXでは不可能だと分かりました。」

後編に続く

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

Atari、懐かしのゲームアイテムを「NFT化」して販売

SHARE:

ビデオゲーム開発企業のAtariはブロックチェーン技術を用いて懐かしの「Pong」や「Centipede」といったゲームのコレクターズアイテムを独自に認証するNFT(ノンファンジブル・トークン)のコレクション「Atari Capsule Collection」を発売した。この動きは、古典的なビデオゲームへの懐かしさと、ユニークなデジタルアイテムの認証を可能にする新たなブーム「NFT」を利用したもの…

Atari Capsule Collection
Image Credit: Atari

ビデオゲーム開発企業のAtariはブロックチェーン技術を用いて懐かしの「Pong」や「Centipede」といったゲームのコレクターズアイテムを独自に認証するNFT(ノンファンジブル・トークン)のコレクション「Atari Capsule Collection」を発売した。この動きは、古典的なビデオゲームへの懐かしさと、ユニークなデジタルアイテムの認証を可能にする新たなブーム「NFT」を利用したものになる。

ここ数カ月の間にNFTはアート、スポーツグッズ、音楽など、他のアプリケーションでも爆発的に普及している。例えば、「NBA Top Shot」(バスケットボールカードのコレクションをデジタル化したもの)はその一例だ。Animoca Brands社が発行し、Dapper Labs社が構築した「NBA Top Shot」は、世界中の人々に公開されてから5カ月で、2億3,000万ドルの売り上げを突破した。また、BeepleというアーティストによるNFTのデジタルコラージュがクリスティーズで6,930万ドルで落札されるなど、投資家はNFTに資金を投入しており、その中にはゲームファンも含まれている。

AnimocaのチーフコミュニケーションオフィサーであるIbrahim El-Mouelhy氏は、GamesBeatにメールで次のようにコメントをくれた。

「NFTを利用することで、ゲーマーはゲーム内の資産を真に所有することができ、これまで厳しく管理されていたゲームコンテンツよりも多くの方法で利益を得ることができるようになります。私たちは、真のデジタルオーナーシップとPlay-to-earnがゲームの未来であると考えています」。

このAtariのコレクションは、ゲーム業界のパイオニアであるDona Bailey氏(『Centipede』)とAl Alcorn氏(『Pong』)を記念したもので、両氏はこの貴重なレトロコレクションの制作に深く関わった。最初の商品は3月30日(火)午後7時に出品され、4月2日(金)の夜にオークションが終了する予定だ。

このAtari Capsule CollectionにはAtariファンやCentipedeやPongのファンはもちろん、カジュアルなコレクターやQuiddユーザー、暗号資産コレクター、投資家、デジタルミュージアムなどすべての人が楽しめるよう、幅広い価格帯のコレクターズアイテムを取り揃えている。

Atari Capsule Collectionを市場に投入するために多様な企業が協力した。Animoca Brands社のデジタルコレクティブルズ子会社であるQuidd、アーティストを中心としたNFTマーケットプレイスであるBlockparty、初のプルーフオブステークとシャーディングのメインネットブロックチェーンであるHarmony、そして世界最大のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaがそれだ。

Atari Capsule CollectionのNFTは、EthereumとHarmonyのブロックチェーン上で発行されその出所や真正性、オリジナリティが保証され、Atariファンやプレミアムアートコレクター、レトロゲーム愛好家、暗号資産投資家たちがビデオゲームの歴史の一部を所有できるようになる。

1981年に発売された「Centipede」は固定式のシューティングゲームで、当時最も成功したタイトルの一つであり、女性のプレイヤーを多く獲得した最初のゲームの一つでもあります。Centipedeの共同制作者であるDona Bailey氏の功績を称え、シリーズ唯一の物理的なアイテムとして発売される。

Centipede開発者のDona Bailey氏

Above: Dona Bailey氏・Image Credit: Atari

購入可能な商品は次のようなものだ:Centipede Flagship」(限定1台)は、オリジナルの「Centipede Coin-Op」の物理的な筐体を復元したもので完全に動作する。もう一つはNFTで保証されたデジタル版の「Centipede Coin-Op」筐体で、Dona Bailey氏の直筆サイン入りのものを1台限定で販売する。

またこの物理的・デジタル的な作品を購入した人にはユニークな拡張現実体験「Centipede Reality」(限定3シリーズ)、「Centipede」のアーケード用スプライトをスタイル化し、ピクセル化した「3D NFT Centipede Artist’s Rendition」(限定10シリーズ)、「Centipede」にインスパイアされたピクセルアートの2Dデジタルコレクション「NFT Centipede 2600 Cartridge Classic」(限定20シリーズ)、NFTによって3Dデジタルコレクションとなった「Centipede 2600」のオリジナルカートリッジを受け取ることができる。最初の5つのカートリッジはゴールドエディション、残りの15つは通常のブラックカートリッジとなる。

「Pong」の生みの親、Al Alcorn氏

Above: PongクリエイターのAl Alcorn氏、Image Credit: Atari

1972年に発売された「Pong」はAl Alcorn氏がトレーニングのために制作したもので、アーケードゲームの代表的な作品だった。大ヒットしたこのゲームこそ、今日の1,750億ドル規模のビデオゲーム産業への道を開いたと言える。Atari Capsule Collectionの「Pong」編では次の商品が用意されている。

  • Pong Flagship(限定1個):オリジナルのPongキャビネットの3D NFTで、Al Alcorn氏のデジタルサインが入っている
  • Pong First Quarter Relic(3個限定):1972年にAndy Capp’s Barで最初のPongアーケードゲームに挿入された最初の25セント。Al Alcorn氏が実際に所有していた25セントをベースにした3DのNFT
  • Pong Artist’s Rendition(10個限定):Pongにインスパイアされたピクセルアートの2DデジタルコレクタブルNFT

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】