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Facebook Gaming、ストリーマーへのライセンス済BGM提供を拡大へ

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Facebook Gaming はストリーマー(ゲーム配信者)が利用できるライセンスされた音楽ライブラリを拡大し、ストリーミング時に曲を演奏できるようになる予定だ。音楽会社からの配信取り下げ要求に悩まされることはなくなる。 GamesBeat のインタビューで Facebook Gaming がストリーマーに代わって音楽のライセンスを取得していると、Luis Renato Olivalves 氏(…

Facebook Gaming は、BGM をより多くのストリーマーに届ける。
Image credit: Facebook

Facebook Gaming はストリーマー(ゲーム配信者)が利用できるライセンスされた音楽ライブラリを拡大し、ストリーミング時に曲を演奏できるようになる予定だ。音楽会社からの配信取り下げ要求に悩まされることはなくなる。

GamesBeat のインタビューで Facebook Gaming がストリーマーに代わって音楽のライセンスを取得していると、Luis Renato Olivalves 氏(同社のグローバルゲーミングクリエイターパートナーシップ担当ディレクター)は語った。しかし、Facebook Gaming は著作権ルールを守らなければならない。ストリーマーが偶然制限付きライセンスの楽曲を選択した場合、ストリーマーにフラグを立て警告する予定だ。

このプログラムは昨年、約1,000人のストリーマーに音楽ライブラリへのアクセスを提供する実験から始まった。現在、Facebook はこのプログラムを10万人以上のストリーマーに拡大している。

音楽は必要不可欠なものであり、コンテンツを作成している人だけでなく、より多くのコミュニティに参加してもらうためにも、より良い体験を提供します。我々は今、このシステムが数千のパートナーからすべてのパートナーへと拡張可能であると確信しています。(Renato Olivalves 氏)

また、Facebook Gaming での音楽の成長を記念して、Facebookは「Play Loud」と呼ばれる一連のセレブリティ DJ ストリームを、厳選されたゲームクリエイターと組み合わせて開催する。Diplo と DJ Khaled がヘッドライナーとして参加する。

配信取り下げの疲れ

Facebook Gaming は、機械学習を使って、BGMと挿入楽曲を区別している。
Image credit: Facebook Gaming

Facebookと音楽業界の仲間たちは、BGM がストリーミングを補完する役割を果たすことができると考えている。しかし、ライセンシング、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)による配信取り下げ要求、著作権のある音楽ポリシーに違反した場合に厳しい処罰を強いられるプラットフォームなど、現状ではまだ多くの問題が存在する。

プレイ中に音楽が流れているゲームの動画を YouTube に投稿するとテイクダウンの通知を受けることがある。YouTubeは自動処理で海賊を捕まえるため、正規のゲームをプレイしている人も網にかかってしまうのだ。

Renato Olivalves 氏は、ゲームクリエイターは、音楽の権利を気にすることなく、ストリーミングやコミュニティとのつながりに集中すべきだと述べた。Facebook Gamingでは、ゲーム配信のBGMを、パートナークリエイター(配信者の中でステータスの高い人)でテストを行った。パートナークリエイターは、音楽著作権を侵害されることなく、膨大な数の人気音楽をストリームで使用することが可能だ。

現在ではFacebookのパートナー・クリエイターとレベルアップ・クリエイターのすべてが、Facebook Gamingでゲームのライブストリーム中にBGMを流すことができるようになっている。(ライブストリームから作られたクリップやライブストリームのVODバージョンも含む)

また Renato Olivalves 氏は、これはエレベータ・ミュージックではないと述べている。Facebook は、Universal Music Group、Warner Music Group、Sony Music Entertainment、Kobalt Music Group、BMG、Merlin など、何百ものレーベル、出版社、ソサエティと契約を結んでいる。

昨年の9月からテストを行ってきましたが、音楽業界が求めているものに適合しています。これは、コミュニティがライブコンテンツをストリーミングし、音楽をコミュニティとのライブエンゲージメントの重要な一部として使用することを可能にするものです。

希少な制約

Facebook Gaming のイベント「#PlayLoud」
Image Credit: Facebook Gaming

Renato Olivalves 氏は、制限されている楽曲の範囲については語っていない。

Facebook Gaming は、クリエイターが好きなときに好きな音楽を再生する自由を与えているので、クリエイターは事前に選択されたプレイリストに制限されることはありません。

ストリーマーが制限される音楽は非常に少ないです。非常に珍しいことです。ポピュラーな音楽の100%近くは音楽業界とのこうした取引でカバーされています。制限された音楽に出くわすとラグが立てられます。これまでは追加の情報を得ることができませんでした。私たちはリアルタイムでフィードバックを提供することができます。

しかし今では、Facebook はより高い透明性のために、曲とアーティストを特定することができる。制限された楽曲を検出した場合、Facebook はストリームを停止しないが、ストリームの配信を制限する。

この取引には Facebook  にとってかなりのコストがかかっているが、同社はその金額を明かしていない。しかし、BGM はストリームの人気を高めるので、より多くの収入を得られ、この努力は報われるという。

使用しているデバイスやストリーミングソフトウェアに関係なく、ストリーマーに提供される。PC、Mac、コンソール、OBS、Streamelements OBS、Streamlabs OBS などだ。

制限されたトラックに遭遇した場合、Facebook はアーティストとタイトルを特定する製品内通知を表面化させる。そのため、ストリーマーは将来の中断を避けるためにプレイリストを調整することが可能だ。

Facebook は BGM の検出機能の改善に取り組んでいる。つまり、ゲームプレイやナレーションが同時に行われているようなゲームストリームの背景にある音楽(許可されている)と、ラジオ番組のようなライブストリームの中心となる音楽(許可されていない)の違いを見分けるのが格段にうまくなっている。これは機械学習の恩恵といえる。

お祝い

Facebook Gaming は昨年、BGM のアンロックを開始した。
Image Credit: Facebook Gaming

記念すべき日を「#PlayLoud」と名付けている。Facebookクリエイターによるライブゲーミングをバックに、DJがダイナミックにサウンドトラックを回す予定だ。

Rachel De Mita がホストを務める「#PlayLoud」は、音楽とゲームの融合を祝う。DJ Khaled、Diplo、LP Giobbi、Angel + Dren などのタレントが登場。ゲーム面では、ファンに人気の MissesMae、QueenEliminator、StoneMountain64、King Bach が登場する予定。

この#PlayLoud シリーズでは、今後3つのエピソードが Facebook Gaming でライブストリーミングされる。スケジュールは、9月10日午後1時から Stone Mountain 64 と DJ Khaled が、9月22日午前11時から King BachとDiplo が、9月28日午後1時から Queen Eliminator と LP Giobbi が 登場する(時刻はいずれもアメリカ太平洋標準時夏時間)。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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Facebookが放つ「仕事向け」メタバース:Zoom後のリモートワーク(4/4)

Zoom後のリモートワーク (前回からのつづき)Time Magazine誌の技術・ビジネス担当編集者であるPeter Allen Clark氏もまた「プライバシーやハラスメントに関する懸念が残る」と同様の感想を持つひとりだ。彼はアプリをデモする機会を得たのだが、同じくHorizon Workroomsを体験したVentureBeatのDean Takahashiと同様、オーディオ体験を高く評価し…

Image Credit : Facebook

Zoom後のリモートワーク

(前回からのつづき)Time Magazine誌の技術・ビジネス担当編集者であるPeter Allen Clark氏もまた「プライバシーやハラスメントに関する懸念が残る」と同様の感想を持つひとりだ。彼はアプリをデモする機会を得たのだが、同じくHorizon Workroomsを体験したVentureBeatのDean Takahashiと同様、オーディオ体験を高く評価していた。そしてそれ以上に今の状況が変化することに興味を持っていたようだった。こう感想を語る。

「考えてみると、あの空間であの技術を使ってかなりいい経験ができたと思います。ただ、これは目新しいだけに過ぎないかもしれないのでまだ判断は難しいかな。確かにリモートワークを始めて1年半が経ち、電話会議を体験する新たな方法を手に入れたことは正直なところ新鮮でした」。

彼は全ての電話会議をこれにするかは別として、いくつかのコールは試してみたいと語っていた。

パンデミック(そしてLamm氏はザッカーバーグ氏がメタバースという言葉を「共同利用」したと指摘していたが)という背景がなければ、今回の発表がこれほど話題になるとは考えにくい。実際、Horizon Workroomsに対する好意的な反応は、パンデミックや遠隔地での共同作業の代替手段を求める声が多かったからだ。実際、NewYork Times紙のテクノロジー・レポーターであるTaylor Lorenz氏は、このアプリの発表後にこんなツイートを残している。

「私は少数派かもしれませんがZoomよりもこちらの方が好きです。確かに物理的な存在感や共有スペースには、Zoomよりも明らかに劣るものがあります。一方で、もし私たちがリモート優先の未来に向かっているのであれば、特にクリエイティブな仕事をしている時はこういった共有スペースが今後の鍵を握ることになるでしょう。少なくとも、正しい方向への一歩だと思います」。

データ分析会社Sisu Dataの創業者であるPeter Bailis氏は本誌に対し「FacebookのHorizon WorkspacesやGoogleのProject Starlineのような、より没入感のある体験には大きな期待が持てます」と語る。Project Starlineとは、3Dで目の前に相手がいるように見えるビデオチャットツールのことだ。

「対面でのコラボレーションには再現が難しい具体的な何かがあります。このVRアプローチは、フルタイムの対面式ワークプレイスに必要な時間、手間、費用を必要としない、魅力的な中間的選択肢を提供することができる」とし、現在のリアルな場所はまだ、仮想的な仕事には最適化が進んでいないとその考えを示した。前出のDorkin氏もVRでの仕事について同意していた。

「VRツールは人々を結びつける可能性を秘めていると思います。しかし、私はFacebook以外の誰かが独自のバージョンを開発するのを待とうと思っています」(Dorkin氏)。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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Facebookが放つ「仕事向け」メタバース:Facebookが抱える問題(3/4)

Facebookが抱える問題 (前回からのつづき)Facebookはバーチャルリアリティに早くから取り組み、2014年にヘッドセットのスタートアップ企業であるOculus VRを20億ドルで買収している。しかし、Facebookといえばメインのソーシャルネットワークにおける数々の問題、特にプライバシーに関する問題がこの企業のあらゆる部分に及んでいることが広く知られている。Lamm氏がああいった反応…

Image Credit: Facebook

Facebookが抱える問題

(前回からのつづき)Facebookはバーチャルリアリティに早くから取り組み、2014年にヘッドセットのスタートアップ企業であるOculus VRを20億ドルで買収している。しかし、Facebookといえばメインのソーシャルネットワークにおける数々の問題、特にプライバシーに関する問題がこの企業のあらゆる部分に及んでいることが広く知られている。Lamm氏がああいった反応に出てしまったこともよくわかる。というのも本誌、VentureBeatがHorizon Workroomsについて話を聞いた多くの企業創業者、経営者、従業員も同様の反応だったからだ。このコンセプトに興味を持つ人も多いが、同時にこれがFacebookならば別、ということなのだ。

「Facebookのデータプライバシーに関する過去の経緯を考えると、彼らがこの取り組みを牽引するのに適しているとは思えません」。ーーこう語るのは従業員13人のオールリモート企業、Streamlyticsで代表を務めるAngela Benton氏だ。同社はユーザー提供型のデータサービスを開発している。

彼女はメタバースのアイデアを「非常に力強い」と感じており、Horizon Workroomsのようなバーチャルなリモートワーク環境が普及すると信じている一人だ。しかし、彼女は非中央集権的な未来を見据えており、メタバース型企業に関連するユーザーデータをFacebookで一元管理すべきではないと考えている。彼女は「自分のチームのために投資するようなものではない」と断言する。

BiggerPocketsの創業者であり、現在は複数のスタートアップ企業にアドバイスを提供しているJoshua Dorkin氏もまた、Facebookには信頼という面で問題があり、それが企業がHorizon Workroomを採用する意思に影響を与えるだろうと語る。

「トラッキング、プライバシーの侵害、偽の情報など、人々がFacebookに対して抱いている信頼の問題を考えると、あらゆる企業がこの新たなVR技術にすぐに飛びついて採用するとは考えにくいでしょうね」。

次につづく:Facebookが放つ「仕事向け」メタバース:Zoom後のリモートワーク(4/4)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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Facebookが放つ「仕事向け」メタバース:本当に必要なの?(2/4)

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職場のためのVR (前回からのつづき)バーチャルな世界に身を置くことで「Zoom疲れ」を解消するというコンセプトは別に新しいものでもないし、実践しているのはFacebookだけではない。Microsoftは3月に「Mesh」を発表している。これはARを使った仮想空間で同僚がアバターと対話し、「オブジェクト」を渡すこともできるというものだ。また、ホログラムやアバターなどを使って仮想ミーティング市場の…

Image Credit: Facebook

職場のためのVR

(前回からのつづき)バーチャルな世界に身を置くことで「Zoom疲れ」を解消するというコンセプトは別に新しいものでもないし、実践しているのはFacebookだけではない。Microsoftは3月に「Mesh」を発表している。これはARを使った仮想空間で同僚がアバターと対話し、「オブジェクト」を渡すこともできるというものだ。また、ホログラムやアバターなどを使って仮想ミーティング市場の一角を占めようとしているプレーヤーとして「Holopod」や「Imverse」、「Spaceform」などもある。「Spatial」も競合で、Oculus Quest 2でホログラムスタイルのバーチャルミーティングを可能にする製品を提供している。

今年初めにエリクソンは、2030年までに「非物質化されたオフィス(dematerialized office)」が定着するというレポートを発表している。これは、人々が仕事上のやり取りをすべて仮想空間で行うようになることを意味する。また、IDCは最近、ARとVRに対する全世界の支出が、2020年の120億ドル強から2024年には728億ドルに拡大すると予測している。この数字には仕事用アプリ以外のものも含まれているが、世界のAR・VRへの支出のうち、商業的なユースケースが占める割合が高まっていることがわかる。アジア太平洋地域では商用のVR/AR技術への支出が、すでに消費者向けの支出を上回っている。主なユースケースはトレーニングや産業用メンテナンス、小売店でのショーケースだ。

ザッカーバーグ氏は説明会の中で、Facebookの従業員は約半年前からWorkroomを社内会議に利用していると明かしている。一方で、Facebookの従業員のほぼ5分の1にあたる約1万人がVRやAR関連のプロジェクトやテクノロジーに取り組んでいるものの、一般の人々はそれほど興味を持っていないというデータもある。ソフトウェアスタジオ「Myplanet」が最近実施した調査によると、職場でのVR利用は最も受け入れられていない用途のひとつで、回答者の49%がこのアイデアに不快感を示しているという。

一方でゲームや映画、教育、旅行、友人や家族との通話などにVRを利用は賛同者が多い。また、Cuban氏が言及している通り、たとえVRを愛している人であっても必ずしも長期的に常用するとは考えていない。

HashiCorpのイベント・体験型マーケティング担当ディレクターであるJana Boruta氏はVentureBeatの取材に対し、同社が最近実施した従業員サミットのために、ミーティングエリアやアクティビティを備えた仮想世界を作成したことを明かしている。そこで彼女は「デザインされた世界を従業員たちは、2Dのアバターとして実際の顔をスクリーンに映し出しながら歩き回ることができた」と説明していた。

しかし「お互いの近況報告も終えた1、2日もすればログインしなくなってしまった」とその結末を語る。彼女のチームは、人々がこの体験を楽しんでいることはわかったものの、お互いがつながるための永続的な手段としては使えないことも理解したのだ。その上で彼女はWorkroomへの疑問をこう語る。

「FacebookのHorizon Workroomsに対して私が抱いている疑問は次のようなものです。まず、同僚と一緒にVR環境で会議に参加することで、実際に何ができるのか?次に実際の顔や特徴を見るのと比べて、その人のアバターで意味のあるつながりをつくることができるのか?そして最後はこれはただの楽しいツールであっても、実際には気が散ってしまうなどのマイナスの結果をもたらす可能性があるのではないか、ということです」。

機械学習を手がける「Hypergiant」の創業者、Ben Lamm氏もまた、この製品に対して同様の直感的な反応を示している。

「現在、市場に出回っているコラボレーション・ビデオツールに比べて、本当に付加価値があるのかどうかわかりません。この製品の核心はOculus 2のハードウェア販売を拡大し、人々をFacebookの世界にもっと夢中にさせるための販売ツールでもあります。Facebookはこれまで歴史的に数々の失敗をしてきました。私は仕事人生をも支配される覚悟はありませんね」。

次につづく:Facebookが放つ「仕事向け」メタバース:Facebookが抱える問題(3/4)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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Facebookが放つ「仕事向け」メタバース:期待と不安(1/4)

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マーク・ザッカーバーグ氏は数週間前「メタバース」に関する展望を公表し、「Snow Crash」や「Ready Player One」に登場するような仮想世界や、Facebookが現実にこういった仮想世界を創造したらどうなるかについての議論を巻き起こした。 そして昨日、私たちはFacebookがそのまさに途上にあることを認識することになった。すなわち、バーチャルな会議室によって、だ。 Oculus …

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マーク・ザッカーバーグ氏は数週間前「メタバース」に関する展望を公表し、「Snow Crash」や「Ready Player One」に登場するような仮想世界や、Facebookが現実にこういった仮想世界を創造したらどうなるかについての議論を巻き起こした。

そして昨日、私たちはFacebookがそのまさに途上にあることを認識することになった。すなわち、バーチャルな会議室によって、だ。

Oculus Quest 2用のVRアプリ「Horizon Workrooms」の発表にあたりこのFacebookの創業者は昨日、足がない浮遊物のような姿で登壇した。 この場所では同僚たちが自分をマンガのようなアバターに変身し、アニメーション化された3D仮想空間で一緒に仕事をすることができる。Zoomに代わるものを期待している人にとっては、とてもエキサイティングな内容だろう。

しかし企業の創業者や経営者、働く人々の多くは、Facebookのデータプライバシーに関するこれまでの行動や誤報、偽情報、ヘイトスピーチ、暴力を誘発するようなコンテンツに関する問題を理由に警戒心を抱いているはずだ(ちょうどこのWorkroomsのニュースが流れた直後、議事堂近くで爆弾騒ぎが発生し、Facebookはそれを何時間もライブストリーミングで流すことを許可していたことなどがまさにそれだ)。

それだけじゃない。Facebookがプラットフォームを所有していることへの不安だけでなく、そのコンセプトに納得していない人や、本当に問題を解決しているのか疑問に思っている人もいる。さらにVRは「便利なもの」というよりも、まだ目新しいものだという印象もある。

技術系ファウンダーであり、投資家でもあるMark Cuban氏は「VRに積極的に関わっている」人物のひとりだ。そんな彼が本誌VentureBeatに対してこの技術には「致命的な欠点がある」と次のように語っている。

「VRヘッドセットを試すと人々はいつも驚きます。しかしこれを外すと何度も使いたくなるような理由はほぼ皆無なのです。人々がヘッドセットをすぐに手に入れたいと思うような日常的な活用例が出てくるまでは、仕事であれ遊びであれ人々にこれを買ってもらい、快適に使ってもらうことにFacebookは苦労するはずです」。

次につづく:Facebookが放つ「仕事向け」メタバース:本当に必要なの?(2/4)

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Facebookが仮想ワークルーム「Horizon Workrooms」公開ーー利用方法とプライバシーの扱い(4/4)

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(前回からのつづき)初めてWorkroomを利用する場合はサインアップして、workrooms.comでワークルームチームを作ることになる。同僚が既にWorkroomを利用している場合は、既存のワークルームチームへの招待メールを送ることで参加が可能になる。規約に同意して18歳以上であることを確認し、Workroomで表示する名前を選択する。 アカウントを作成したらOculus Storeから「Ho…

(前回からのつづき)初めてWorkroomを利用する場合はサインアップして、workrooms.comでワークルームチームを作ることになる。同僚が既にWorkroomを利用している場合は、既存のワークルームチームへの招待メールを送ることで参加が可能になる。規約に同意して18歳以上であることを確認し、Workroomで表示する名前を選択する。

アカウントを作成したらOculus Storeから「Horizon Workrooms」をQuest 2にダウンロードしてインストールし、アプリの指示に従ってヘッドセットとアカウントをペアリングしてスタートする。

私は今回の参加を急いでいたので、自宅のリビングルームで立ち上がりながらハンドコントローラを使って「バーチャルデスク」を作成した。まず最初に安全な空間を設定するところから開始し、そして、机の位置と高さを指定する。この作業をパッとやってしまったため、会議に出席したとき他の人たちと同様にバーチャルなテーブルに座っているのではなく、椅子の中に座っていることに気づかれてしまった。どうしてこうなったのか、説明しながらやや恥ずかしい思いをしてしまった。

Workroomの安全とプライバシー

Above: Working in a Facebook Horizon Workroom. These were actually real people talking to me. Image Credit: Facebook

さて、Workroomで同僚とのコラボレーションをする場合、Facebookは自分の体験をコントロールできることが大切であると考えているようだ。

例えばWorkroomでは仕事上の会話や資料をFacebook広告を表示するために使用することはない。さらにデバイスのセンサーからの物理的環境の画像や動画をローカルに処理するパス・スルー情報をFacebookやサードパーティのアプリが、これらの画像や動画にアクセスしたり、閲覧したり、広告のターゲットに使用したりすることはない。

さらに自身が共有を選択しない限り、他の人がWorkroomでユーザーのコンピュータ画面を見ることはできない。また、Oculus Remote Desktopアプリに許可した権限は、コンピュータからヘッドセットへのストリーミングを可能にする目的でのみ使用される。

Workroomに登録する人は「Facebookコミュニティ基準」および「VRポリシーにおける行動」に同意する必要がある。Workroom内の他のメンバーやコンテンツがこれらのポリシーに違反した場合、ユーザーはチーム管理者に連絡し、チーム管理者は誰かをWorkroomのチームから外すなどの措置を取ることができるようになっている。また、ポリシーに従っていないと思われる場合は、ワークルームチーム全体を通報できるようになっている。VR空間内で迷惑行為をしている人がいる場合は、Oculusレポートツールを使ってその人を通報し、Facebook側で確認できるよう証拠を添付することもできるようになっている。

Workroomを利用するには、OculusやFacebookのアカウントとは別にワークルームのアカウントが必要になる。ただし、Oculusのユーザー名が他のユーザーに見える場合もある。例えば誰かがポリシー違反を通報し、ツールにユーザー名が表示された場合などだ。また、VRで仕事部屋を体験するにはQuest 2のアプリにアクセスする必要があり、ここにはFacebookのログインが必要になる。なお、Workroomを利用しても選択しない限り、Facebookのプロフィールやタイムラインが更新されることはない。

Samms氏は特筆すべき点として、Workroomsで行われたミーティングを記録できることを挙げた。これが斬新なことなのかは別として、人の話を聞くだけでなく視覚的なインタラクションを記憶できるというのが本当ならば、研修などのシーンに役立ちそうだ。

Bosworth氏はいくつかの会議に参加した上で、30分は快適に過ごせたと話していた。ただやはり、つまらない会議はつまらないとも語っていた。「これはメタバースではありませんが、メタバースへ向かう一歩です」と語る。

VRにログインすることは、スマートフォンを使うことに比べればまだ不便だ。しかしこれはメタバースで「生活し、働き、遊ぶ」ことを可能にするための「働く」という部分での非常に良いステップになるだろう。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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Facebookが仮想ワークルーム「Horizon Workrooms」公開ーーカレンダーからワンタップで会議に参加(3/4)

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(前回からのつづき)Oculus Quest 2でWorkroomを利用すると特にその技術が印象的であることがわかる。ハンドコントローラで参加することもできるし、手だけの操作もできる。例えば手を上げて空中で「つまんで」ボタンを押すこともできるのだ。 例えば実際の物理的な机に座り、部屋の中でそれをスキャンして他の人に自分が机に座っていることがわかるようにする「複合現実デスク」を作ることができる。他の…

Above: Facebook Workroom lets you design semi-realistic cartoon avatars in 3D. Image Credit: Facebook

(前回からのつづき)Oculus Quest 2でWorkroomを利用すると特にその技術が印象的であることがわかる。ハンドコントローラで参加することもできるし、手だけの操作もできる。例えば手を上げて空中で「つまんで」ボタンを押すこともできるのだ。

例えば実際の物理的な机に座り、部屋の中でそれをスキャンして他の人に自分が机に座っていることがわかるようにする「複合現実デスク」を作ることができる。他の人はバーチャルな書類を手に取り、それをバーチャルな机の上に置くことができる。また、実際の机に座ってコンピューターを使うことができるので、普段使っている仕事道具を捨ててVRの中に入る必要はない。

また、ノートPCをペアリングして部屋に持ち込めば、PC内のものを他の人と共有することができる。つまり、スライドデータやドキュメントを共有できるのだ。さらにWorkroomにはビデオ会議機能が搭載されている。空間音声機能も使えるので、音がどの方向から聞こえてくるかを検知することで、誰が話しているのかを簡単に把握することができる(バーチャルルームに16人も参加している場合に有効だ)。Bosworth氏はこの点についてこう説明していた。

「このソフトウェアのおかげでヘッドセットは最強のツールになったのです。これはチームのおかげです。私たちが抱えていた課題の際たるものは、いかにしてユーザーがヘッドセットを装着するに納得するだけの体験を作り出すか、ということでした」。

今年初めに発売された新しい「Oculus Avatars」は多くのカスタマイズオプションを提供している。結果、自分の見た目を正しく設定することができるようになっている。空間オーディオにより、低レイテンシーでの会話も可能だ。私が仮想ミーティングに参加していた際、一人が脱落して再参加しなければならなかったものの、そこでの音声の不具合はなく、人々の声を問題なく聞くことができた。ClubhouseやZoomなどではよくあるお決まりのシーンだ。

FacebookのテクニカルプログラムマネージャーであるSaf Samms氏は、プレス向けのブリーフィングで「すぐに着替えることができますし、私が遠くに移動すると、私の声が小さくなっていることがお分かりだと思います」と説明していた。

加えてタイピングのような多くのノイズをフィルタリングすることもできる。実際にタイピングの音は聞こえるのだが、他の種類のオンラインイベントのように圧迫するようなものではない。またSamms氏は、赤ちゃんの泣き声が聞こえてきても、それを気にせずに済むとも話していた。

このシステムではMacおよびWindows用のOculus Remote Desktopコンパニオンアプリを使用して、VRからコンピュータ全体にワンクリックでアクセスすることができる。会議中にメモを取ったり、ファイルをVRに持ち込んだり、パソコンの画像をホワイトボードにピンで留めたり、さらには同僚と画面を共有することができる。会議が終わったら、ホワイトボードをVRからエクスポートして、コンピューター上の画像として共有できるのだ。

OutlookやGoogleカレンダーと同期することで、会議の予定を立てたり、招待状を送ったりすることも簡単にできる。前述したように、私はWorkroomsに参加してカレンダーの招待状をタップするだけで、遅れてきた会議に参加することができた。

環境を変えたり、バーチャルルームのレイアウトを必要なものに合わせて設定することもお手のものだ。私たちが座ったのは円卓で、一部がオープンになっていて、ビデオ会議やスマートフォンでチューニングしている人たちの様子がバーチャルスクリーンに映し出されていた。VRでは合計16人が一緒に参加でき、外部からのビデオ参加者を含めて最大50人までの通話が可能になっている。

次につづく:Facebookが仮想ワークルーム「Horizon Workrooms」公開ーー利用方法とプライバシーの扱い(4/4)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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Facebookが仮想ワークルーム「Horizon Workrooms」公開ーー実際に使ってみた感想(2/4)

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(前回からのつづき)FacebookはWorkroomsを設計するにあたり、私たちの働き方が変化していることを念頭に置いている。リモートワークをする人、柔軟な働き方を求める人、オフィスにいることの意味を再考する人が増えているからだ。一方で適切なツールがなければ、リモートワークは非常に困難で孤立したものになってしまう。 ブレインストーミングはやはり同じ場所でやらないと共感を得るまでにはならない。 ニ…

(前回からのつづき)FacebookはWorkroomsを設計するにあたり、私たちの働き方が変化していることを念頭に置いている。リモートワークをする人、柔軟な働き方を求める人、オフィスにいることの意味を再考する人が増えているからだ。一方で適切なツールがなければ、リモートワークは非常に困難で孤立したものになってしまう。

ブレインストーミングはやはり同じ場所でやらないと共感を得るまでにはならない。

そういう意味でWorkroomsは物理的な距離に関係なく、人々が集まって同じ仮想の場所で仕事をすることができる。今週、筆者はその簡単なデモを試してみた。アプリをダウンロードしてログインするのには時間がかかったが、いったんログインすると、招待された部屋に簡単に参加することができた。

バーチャルリアリティ(VR)とウェブの両方で動作し、チームのコラボレーションやコミュニケーション、リモート接続をよりよくするためにうまく設計されていると感じた。テーブルに座って、同僚のバーチャルなアバターが物理的なジェスチャーをしながら話しているのを体験できる。

同僚がタイプする様子を見たり、立ち上がってホワイトボードに向かい(仮想の)手を使ってドキュメントを描いたりマークアップしたりすることも可能だ。誰が自分の話を聞いているのか、部屋を見渡して確認することもできるし、たまたま部屋を離れている人がいてもその人のアバターはそこに残っている。

音質もよく、部屋の中で起こっている何かが聞こえてきたり、誰かが話す準備をしていることが身振り手振りで分かるようになっている。そのため音声のみのアプリにありがちな、お互いが同時に話し出してしまう、なんてことも避けられる。また、ジェスチャーの表現力も高く不自然さがない。この点にも好感が持てた。

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Facebookが仮想ワークルーム「Horizon Workrooms」公開ーーゲームから仕事の生産性を高めるものへ(1/4)

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Facebookは、バーチャルリアリティヘッドセット「Oculus Quest 2」もしくはその他の接続方法を使って遠隔地のグループと一緒に仕事ができる「Horizon Workrooms」のオープンベータを開始した。 ワーカーはアバター作成システム(バーチャル・プレイ・プラットフォーム「Facebook Horizon」用に構築されたもの)を使って、3Dアニメで描かれた作業スペースにマンガのよう…

Facebookは、バーチャルリアリティヘッドセット「Oculus Quest 2」もしくはその他の接続方法を使って遠隔地のグループと一緒に仕事ができる「Horizon Workrooms」のオープンベータを開始した。

ワーカーはアバター作成システム(バーチャル・プレイ・プラットフォーム「Facebook Horizon」用に構築されたもの)を使って、3Dアニメで描かれた作業スペースにマンガのようなキャラクターを作成したり、バーチャルミーティングで同僚とコミュニケーションを取ったりすることができる。

これはあらゆるものが相互に接続された仮想世界の宇宙「メタバース」とまではいかない。しかし、FacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグ氏が「Facebookはメタバースの会社である」という公約を実行するのであれば、近日中にそれは実現するのだろう。

また、FacebookのOculusチームが期待しているように、VRが次のユニバーサル・コンピューティング・プラットフォームになるための足場固めになることも予想される。Oculus Quest 2がサポートされている国では、Horizon WorkroomsをOculus Quest 2から無料でダウンロード可能だ。

Oculus Quest 2のVRヘッドセットを装着すれば、この無料で利用できるプラットフォームのメリットを最大限に享受することができる。ヘッドセットを持っていない他の参加者もスマートフォンやデスクトップ、またはラップトップを使って参加することが可能だ。その場合、それぞれのデバイスによってインタラクションのレベルは異なる。

Facebook Reality Labsの副社長であるAndrew “Boz” Bosworth氏は、プレス向けの説明会でこのようにコメントしていた。

「みなさんはまさに今、実際のデモに参加しているのです。私たちは長い間、仕事の未来について話し合い、そのためにAR/VRに取り組んできました。特にこの1年半の間はパンデミックに見舞われたことで、私たちはこの技術に対する自信を深めたのです」。

彼は特にビデオ会議での仕事について時間を費やし、多くの人たちが他のものに移行したいと考えていると指摘していた。その一方、FacebookのFRL Work ExperiencesのディレクターであるMike LeBeau氏はメタバースの未来についてこう続けた。

「私たちはこれをメタバースとし、コンピューティングプラットフォームの未来にしたいという野心的な未来に向かって行動してきました。私たちはこれがVRの変換点であり、今はまさにそのためにメディアを適応させる瞬間を迎えたと考えています。ゲームの域を超え、仕事の生産性を高めることができるものへと進化しているのです。それを実現するために私たちは仕事に必要な多くの技術を結集しました。私たちは、新しいコンピューティングプラットフォームに必要なパラダイムをデザインしています」。

次につづく:Facebookが仮想ワークルーム「Horizon Workrooms」公開ーー実際に使ってみた感想(2/4)

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「WhatsApp」にオンラインショッピング機能「Shops」が追加——Facebookによるソーシャルコマース推進の一環

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Tech in Asia では、有料購読サービスを提供。有料記事の閲読、全記事への回数無制限閲読、5万社を超える企業データベースへの無制限アクセス、カンファレンスへの限定割引などの特典があります。詳しくはこちらから


Facebook は、オンラインショッピング機能「Shops」を「WhatsApp」と同社の e コマースプラットフォーム「Marketplace」に拡大することを発表した。これは、Facebook によるソーシャルコマースの分野へのさらなる進出を意味するものだ。

Image credit: Facebook

同社によると、これにより一部の国の企業は WhatsApp 上で店舗を紹介することができるようになる。Facebook は、この機能がアメリカで導入されるものの、その他の国で導入されるかどうかについては明らかにしなかった。

WhatsApp は昨年12月にオンラインショッピング機能を導入しており、今回の展開はそれに続くものだ。

WhatsApp の最大のユーザ層は約4億人を抱えるインドで、アメリカ、ブラジル、インドネシアがそれに続く。この新しいオンラインショッピング機能は、Facebook 傘下のメッセージングプラットフォームが、Amazon、Walmart の Flipkart、Reliance Retail といったインド国内の大手企業に対抗するのに役立つ可能性がある。

Facebook は今回の展開により、企業がアメリカの Marketplace に Shops 機能を表示できるようになり、毎月10億人を超える訪問者にリーチできるようになるとしている。

Facebook Shops は、企業が1つのオンラインストアを立ち上げ、顧客が Facebook や Instagram でアクセスできるようにするものだ。また、企業はカタログから掲載したい商品を選び、カバー画像やブランドをアピールするアクセントカラーを使ってショップをカスタマイズすることができる。

Facebook は、オンラインショッピング機能にパーソナライズされた広告サービスも導入したと述べている。

Facebook は声明の中で次のように述べている。

コマースは何年も前から Facebook の DNA の一部であり、小売ブランドはパーソナライズされた広告を使って顧客にアプローチしてきた。ここ数十年で人々の買い物の仕方は変わった。ショッピングモールに足を運ぶことからオンラインで購入するようになり、今では、自宅のソファでサングラスをバーチャルに試着するようになった。

今後数ヶ月の間に、Facebook は Shops の商品評価・レビュー機能を Instagram にも拡大する予定だ。

【via Tech in Asia】 @Techinasia

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