Metaの「史上最高」スパコン開発:メタバース構築に必要な演算パワー(1)

Image Credit: Los Alamos National Laboratory via photopin cc

Meta(旧:Facebook)が10月に発表したメタバースへの取り組みに続き、同社は本日、現在稼働中のAIスーパーコンピューターの中で最速クラスであると主張するAI Research SuperCluster(RSC)を開発したことを発表した。Metaは、これが完全に構築されれば、最速の稼働中のスーパーコンピュータになるとしており、同社は今年半ばまでの完成を目指している。

CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、同社がメタバースのために構築している体験には、1秒間に数十億回の演算に達する膨大な計算能力が必要だと指摘する。RSCによって、新しいAIモデルは何兆もの例から学習し、何百もの言語を理解することなどが可能になる。

データストレージ企業のPure StorageとチップメーカーのNvidiaは、Facebookが構築したスーパークラスターの一部を担っている。特にNvidiaは「エンジニアのためのメタバース」と銘打ったOmniverse(オムニバース)という製品で、メタバースを支える重要な存在となっている。

完全な展開後、MetaのRSCはNvidia DGX A100システムの最大の顧客になると、Nvidiaは今日のプレスリリースで述べている。

Pure StorageのCTOであるRob Lee氏は、メタバースを動かす技術(AIやAR/VRなど)がより広く適用でき、あらゆる業界で需要があるため、RSCはMeta以外の企業にとっても重要だとメールで回答した。

Lee氏によると、技術的な意思決定者は常に最先端の現場から学びたいと考えており、RSCは世界最大のAIスーパーコンピューターを動かしているコアコンポーネントの素晴らしい検証を提供してくれることになるだろうと語っていた。

「Metaの世界クラスのチームは、Pure Storage製品のパフォーマンス、密度、シンプルさを組み合わせて、パフォーマンスとスケールの限界を押し広げるこの画期的な作業のために作成されたNvidia GPUを動かすことの価値を見いだしました。また、あらゆる規模の企業が、データ、分析、AI戦略の追求方法を前進させる上で、Metaの実践や専門知識、学習から恩恵を受けることができるでしょう」(Lee氏)。

(次につづく)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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