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イーサネットケーブルで数珠つなぎに接続できるArduino「ChainDuino」

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プロトタイピング用のマイコンボードであるArduinoは様々な互換機が生まれています。今回紹介するChainDuinoもその一つ。ChainでDuinoという名からイメージする通り、複数のArduinoをつなげるチャレンジです。 Arduinoで日々電子工作、特にセンサーネットワーク関連の試作をしていると、温度センサなどから取得した値を複数のArduino同士でシェアしたくなるものです。玄関やベラ…


プロトタイピング用のマイコンボードであるArduinoは様々な互換機が生まれています。今回紹介するChainDuinoもその一つ。ChainでDuinoという名からイメージする通り、複数のArduinoをつなげるチャレンジです。

Arduinoで日々電子工作、特にセンサーネットワーク関連の試作をしていると、温度センサなどから取得した値を複数のArduino同士でシェアしたくなるものです。玄関やベランダ、リビングにセンサー(とArduino)を設置して、それらの気温に応じて空調を動かす、とかですね。そんな時に問題になるのが通信手段と電源。

通信はイーサネットケーブルで

通信手段としては無線LANやZigbeeなどを使うとワイヤレスでかっこいいのですが無線関連の処理を組み込むのは地味に面倒くさいです。(私も自身が関わるデバイスのプロトタイピングの際にデモ準備に向けてエンジニアが四苦八苦しているのを数度目撃しています。心が痛みました)

そこでChainDuinoは無線ではなく、有線。カテゴリー5のLANケーブルを使います。これでChainDuinoを数珠つなぎにすることで25個のChainduino間のデータ通信が可能だそうです。300m離れてもOK。これなら家中に張り巡らせることができますね。

給電もイーサネットケーブルで

もう一つの問題が電源。ACアダプタで駆動させるか充電池などで駆動させようかと考えるわけですが、ACアダプタだとケーブルが一本増えますしコンセントも必要。充電池も適度に充電しなければいずれ止まります。

ChainDuinoはカテゴリー5のイーサネットケーブル越しに電力を送ることができるPower over Ethernet (PoE) で各Arduinoに電力を送っています。通信のためのケーブルで給電もできる点はシンプルですね。

ChainDuinoでArduinoを数珠つなぎ

用途に応じた様々な互換機が登場するのがArduinoの魅力。今回のChainDuinoはセンサーネットワークや離れた場所にある複数のモーターを制御するメディアアートを作る際など、複数のArduinoを協調動作させたい場合に選択肢に入れてもいいものではないかと思います。

そんなChainDUinoはKickstarterで支援者募集中。お届けは2014年末〜2015年頭の予定とのこと。Arduinoで数珠つなぎのセンサーネットワークを作ろうとしてるけどデータ通信や給電周りで楽をしたい、とお考えの方は是非どうぞ。

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