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タグ UPWARD(旧オークニー)

フィールドセールス支援CRMのUPWARD、DBJキャピタルリードのラウンドで5.5億円を調達——営業訪問自動記録アプリ「AGENT」をβローンチへ

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フィールドセールス支援モバイル CRM「UPWARD」を開発・提供する UPWARD は13日、DBJ キャピタルがリードしたラウンドで5.5億円を調達したと発表した。このラウンドには、三菱 UFJ キャピタル、DNX Ventures、日本ベンチャーキャピタルが参加した。DNX Ventures(当時は、Draper Nexus Venture Partners)と日本ベンチャーキャピタルは、U…

Image credit: Upward

フィールドセールス支援モバイル CRM「UPWARD」を開発・提供する UPWARD は13日、DBJ キャピタルがリードしたラウンドで5.5億円を調達したと発表した。このラウンドには、三菱 UFJ キャピタル、DNX Ventures、日本ベンチャーキャピタルが参加した。DNX Ventures(当時は、Draper Nexus Venture Partners)と日本ベンチャーキャピタルは、UPWARD が2016年7月に実施したシリーズ C ラウンド、2018年5月に実施したシリーズ D ラウンドに続く出資参加となる。

今回の調達を含め、UPWARD の外部から累積調達金額は明らかになっている範囲で12.4億円。

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2002年に設立された UPWARD (設立時の社名はオークニー)は、地図情報技術や GPS を生かし、外出先の営業パーソンが顧客情報をスマートデバイスで確認できる CRM サービスを提供。顧客訪問活動から得られた情報を入力、顧客情報と合わせて地図上に自動配置することで、営業パーソンの訪問計画の策定などを AI の活用で支援する。Salesforce CRM や Microsoft Dynamics などとも連携が可能で、現在、大手企業を中心に約300社の企業が利用している。

UPWARD は先頃、営業パーソンの顧客訪問を自動記録するモバイルアプリ「AGENT」の開発を明らかにした。UPWARD との連携により情報入力の一部が自動化され、入力漏れや入力ミスを防止する。AGENT は4月にβローンチ、7月に本サービスローンチを予定している。

同社はまた昨年12月、野村證券や三井物産で財務業務に従事していた荒木克則氏が CFO に就任したことを明らかにしている。

via UPWARD

フィールドセールス支援CRM「UPWARD」が3億円調達、人工知能活用の機能強化を目指す

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フィールドセールス支援CRMを提供するUPWARDは5月15日、Draper Nexus Venture Partners、Salesforce Ventures、日本ベンチャーキャピタル、アーキタイプベンチャーズなどを引受先とする第三者割当増資の実施を公表した。調達した資金は総額約3億円で、出資比率などの詳細は非公開。今回の調達で同社は人工知能を活用した機能強化などを推進する。 UPWARDにつ…

フィールドセールス支援CRMを提供するUPWARDは5月15日、Draper Nexus Venture Partners、Salesforce Ventures、日本ベンチャーキャピタル、アーキタイプベンチャーズなどを引受先とする第三者割当増資の実施を公表した。調達した資金は総額約3億円で、出資比率などの詳細は非公開。今回の調達で同社は人工知能を活用した機能強化などを推進する。

UPWARDについては過去にも取材しているのでサービス内容についてはそちらの記事を参照されたい。2016年7月の取材時に140社だった導入数は200社に拡大している。同社代表取締役の金木竜介氏に話を聞くと、車両や機械といった高単価かつルート営業が可能な業態の利用が適しているという話だった。

UPWARDを利用すると、外回り営業のルート提案や付随情報の共有などが便利になる一方、その入力にはやはり課題があるそうだ。

例えば営業マンは必要な情報をまとめて入力したり、マネージャーへの報告内容はどうしてもポジティブなものに変換しがちで、データがうまく集まってこない。そこで、同社では一度入力したデータから予測変換する機能などをこれから導入して利便性の向上を図るという話だった。

現在23名ほどの体制で開発を進めるUPWARD。今回の調達で特に開発体制については6名から倍増させる。

売上は前年同月比200%の伸び、フィールドセールス支援のUPWARDがDraper Nexusらから2億円の資金調達

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フィールドセールス(外出先の営業)支援CRMを提供するUPWARDは7月25日、Draper Nexus Venture Partnersおよび日本ベンチャーキャピタルの2社を引受先とする第三者割当増資を実施したと発表した。 調達した資金は総額2億円で、払込日や割当株式比率などの詳細は非公開。同社はこれに併せて社名をオークニーからUPWARDに変更、本社も横浜から東京中央区に移転することも発表して…

フィールドセールス(外出先の営業)支援CRMを提供するUPWARDは7月25日、Draper Nexus Venture Partnersおよび日本ベンチャーキャピタルの2社を引受先とする第三者割当増資を実施したと発表した。

調達した資金は総額2億円で、払込日や割当株式比率などの詳細は非公開。同社はこれに併せて社名をオークニーからUPWARDに変更、本社も横浜から東京中央区に移転することも発表している。今回の調達資金でサービスのUIやUXの改善、既存顧客へのサポート体制の強化などを推進するとしている。

UPWARDの創業は2002年。創業期から取り組む地図情報技術を生かした「UPWARD」は外出先の営業マンが顧客情報をスマートデバイスで確認し、効率的な顧客管理を実現するCRMサービス。これまでに大手メーカーやサービス業など140社が導入をしている。同社の前回ラウンドでの調達や沿革についてはこちらの記事で書かせてもらった。

なお、UPWARDの代表取締役は旧オークニー時代の創業者、森亮氏から当時COOであった金木竜介氏にバトンタッチしている。金木氏は交代後の経営の方針について「顧客や現場の声を聞き、その声の本質を正しく理解した上でサービスやサービス運営を改善していく徹底的な現場主義的経営」を重視するとし、今回ラウンドに参加した出資者もこの方針において事業伸長が見込めると判断し、合意に至ったと話してくれた。

さて、UPWARDのサービス自体はスマートデバイス、つまりモバイルと位置情報を積極的に活用したアプローチで同社の強みが出ている一方、市場には同社が提携するセールスフォース関連をはじめとする営業支援ツールが溢れかえっている状況がある。競合との差別化、優位性についてどう考えているのか、改めて金木氏に聞いた。

「サービスの競合優位性はやはり高性能なクラウドデータベース(セールスフォース)とのシームレスな強い連携性が一番に挙げられます。競合他社と比較すると、多くは自前のDBを基本に、最近ではセールスフォースともDBレベルでの簡易的な連携を実現させてきているようですが、UPWARDのようなアプリケーションレベルの深い連携は実現できていません」(金木氏)。

営業支援ツール類は大手になればなるほど企業の基幹システムへの繋ぎこみなど、要望が増えてきて導入が困難になりがちだ。また業務スタイルなども考慮してカスマイズをかけようとするとほぼ独自仕様のシステム開発に近い状態になるケースも散見される。UPWARDはアプリレベルでその対応ができること、さらに前述のような地図との強い連携ができるのが同サービスにしかない強みだと語る。

一方で前回取材時から1年半経過して社数が大きく躍進していない点(前回取材時は100社導入)について確認したところ、営業戦略上、大手企業をメインターゲットにした案件規模(導入ID)の獲得を重視したためということだった。実際、ここ直近の事例で大手メーカーの導入では1600人のID獲得に成功しており、売上は前年同月比で200%増も記録しているという。

営業支援関連はマツリカのような人工知能によるアプローチなども見られるようになった。ディープラーニングやビッグデータといったキーワードの中で彼らの取り組む「位置」がどのような成果を見せるのか、興味深いポイントになるかもしれない。

フィールドワーク効率化を図るCRM「Orkney Upward」提供のオークニー、CAVほかから1.9億円の資金調達

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フィールドワーク(外出先の営業)支援CRM「Orkney Upward(以下Upward)」を展開するオークニーは9月16日、第三者割当増資および資本性ローンによる資金調達を発表した。 調達金額は1億9000万円で、サイバーエージェント・ベンチャーズ(以下、CAV)およびSMBCベンチャーキャピタル(以下、SMBC-V)の2社が引き受けた第三者割当増資分として9000万円(CAVが6000万円でS…

Orkney_Upward

フィールドワーク(外出先の営業)支援CRM「Orkney Upward(以下Upward)」を展開するオークニーは9月16日、第三者割当増資および資本性ローンによる資金調達を発表した

調達金額は1億9000万円で、サイバーエージェント・ベンチャーズ(以下、CAV)およびSMBCベンチャーキャピタル(以下、SMBC-V)の2社が引き受けた第三者割当増資分として9000万円(CAVが6000万円でSMBC-Vが3000万円)、これに先だって6月に日本政策金融公庫より資本性ローンで調達を完了していた1億円の合計となる。第三者割当増資の払込日は8月29日。

調達した資金により、オークニーではサービスの機能強化および営業体制の充実を図るとしている。

Upwardは外出先の営業マンが顧客情報をスマートデバイスで確認し、効率的な顧客管理を実現するCRMサービス。特にオークニー社が創業期から取り組んでいる地図情報を活用し、外出先での移動ロスを少なくするインターフェースを特徴としている。

Orkney_Upward_02Orkney_Upward_01

また、同社は昨年にセールスフォースとの資本提携を結んでおり、このUpwardもセールスフォースのForce.com」上で動くクラウドサービスとなっている。サービスの概要はこちらの動画に詳しい。

https://youtu.be/948zN9vOG4k

さて、オークニー社は創業2002年と最近のスタートアップとしては少し古株だ。それもそのはず、このUpward(以前の名称はOrkney GeoGraph)が出る2011年頃までは地図関連の受託開発会社だったのだそうだ。地図大手のアルプス(2008年にヤフーが吸収合併)出身というオークニー代表取締役の森亮氏は、まだGoogleマップもなかった時代、このGISという分野をよりビジネスに活用したかったと創業当時を振り返る。

「地図はとにかく値段が高いし技術的にも難しい。その障壁を取り払うためにオークニーを創業しました。2002年のことです。当初はオープンソースの分野でやりたいと考えていました」

彼らの転機になったのが2008年のiPhone登場だ。アカデミックな学術研究の分野での依頼が多かった当時、この新たな端末の登場にチャンスを見いだした森氏らは、民間で地図を活用できるサービスを検討し始める。それがこのUpwardの前身となるサービスだった、ということだそうだ。

私の疑問はもちろん、この手の分野は沢山競合サービスがあるしなぜ同様のサービスがないのか、ということなのだが、森氏曰く、長年の地図分野での技術の蓄積で、ブラウザおよびアプリの両方で使いやすくするためのコツを掴んでいるから、という回答だった。

コンシューマーやスモールビジネス向け、というよりは完全に企業体、エンタープライズ商品のため、セールスフォースアカウントがなければ使えないなど、(訂正追記:プラットフォームにはForce.comを使っているが、必ずしもセールスフォースのアカウントがなくても利用は可能なのだそうです。修正して追記させて頂きます)ソーシャルアカウントでログインしてすぐ使える、という使い勝手のものではないが、この部分は企業のワークフローに組込むタイプと考えると仕方のないことかもしれない。

現在既に100社以上導入が進んでいる、ということなので、売上の回り始めてるアーリー/ミドルの企業であるが、長年、技術を蓄積してきた企業が新しい分野でスタートアップし、花開く例という意味で興味深いと感じた。

なお、今回の調達ラウンドをリードしているのがサイバーエージェント・ベンチャーズだったので、少し気になってエンタープライズ方面への興味が強くなっているのかと問い合わせたが、やはり今回のオークニーのように、スマートデバイスによって変化するビジネスシーンにチャンスがあると感じているようだった。以下、今回の投資担当である林口哲也氏にコメントを貰っているので合わせて記載しておく。

「スマートフォンやタブレット等のスマートデバイス普及は、ビジネスシーンにおいても加速しており、これまでPCベースで構築されてきたプロダクトでは対応し切れない面があると思います。

そこで、大手企業等で事業責任経験のある人の起業志向も、徐々に高まりつつあるのでは、という仮定と、特にUSと比較して、日本でのエンタープライズ等B2B領域のイノベーション余地はまだまだあるはず、という考えからCAVではエンタープライズ含めたB2B分野のスタートアップ企業に出資を進めたいと考えています」