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VRソフトウェア開発のDVERSE(ディヴァース)、世界的音響メーカーのゼンハイザーとVR空間での立体音響シミュレーションのPoC開始を発表

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VR(バーチャルリアリティ)ソフトウェアを開発するスタートアップ DVERSE(ディヴァース)は12日、都内で開催された世界的な音響機器メーカーのゼンハイザーが開催した新製品発表会に登壇し、ゼンハイザーの日本法人であるゼンハイザージャパンと共同で、VR 空間の中で建築デザインデータに対し、その場にいるようなリアルな立体音響を再現することを可能にする、立体音響シミュレーション及びコンテンツへの臨場感…

ゼンハイザーの発表会で、Project Omiverse を発表する DVERSE CEOの沼倉正吾氏(左)
Image credit: DVERSE

VR(バーチャルリアリティ)ソフトウェアを開発するスタートアップ DVERSE(ディヴァース)は12日、都内で開催された世界的な音響機器メーカーのゼンハイザーが開催した新製品発表会に登壇し、ゼンハイザーの日本法人であるゼンハイザージャパンと共同で、VR 空間の中で建築デザインデータに対し、その場にいるようなリアルな立体音響を再現することを可能にする、立体音響シミュレーション及びコンテンツへの臨場感・没入感を高めエンタテインメント性を向上させる実証実験「PROJECT OMNIVERSE(プロジェクト・オムニヴァース)」を開始したと発表した。

Ambeo VR Mic
Image credit: Sennheiser

このプロジェクトでは、DVERSE が開発・提供する VR ソフトウェア「SYMMETRY(シンメトリー、旧称:SYMMETRY Alpha)」と、ゼンハイザーが開発・提供する全周360°の空間全体の音場を再現する音響技術「Ambisonics(アンビソニックス)」を用いた「Ambeo VR Mic」などを用いて、VR 空間に最適化された立体音響の開発を行う。DVERSE では将来的な利用例として、ビジネス分野では不動産におけるマンション・戸建て住宅の室内環境、コンサートホールのデザイン・演出、店舗・オフィスデザインにおける室内音響の再現、エンタテインメント分野ではコンテンツ開発におけるハイエンドな音響演出、効果などを想定している。

Ambeo VR Mic を使った録音。360°撮影するカメラの三脚の下に置かれている。デモでは、和室で茶を点てる様子を映像と音声の両方で再現した。
Image credit:DVERSE
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VRソフトウェア開発のDVERSE(ディヴァース)、凸版印刷から100万米ドルを資金調達——次世代VRソリューションの開発で業務提携

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VR(バーチャルリアリティ)ソフトウェアを開発するスタートアップ DVERSE(ディヴァース)は10日、凸版印刷(東証:7911)と資本業務提携を5月31日に締結していたことを発表した。また、この提携において、DVERSE は凸版印刷から Convertible Equity( CE 型新株予約権)により100万米ドルを調達したことも明らかにした。これは、DVERSE にとって、2015年7月のシ…

VR(バーチャルリアリティ)ソフトウェアを開発するスタートアップ DVERSE(ディヴァース)は10日、凸版印刷(東証:7911)と資本業務提携を5月31日に締結していたことを発表した。また、この提携において、DVERSE は凸版印刷から Convertible Equity( CE 型新株予約権)により100万米ドルを調達したことも明らかにした。これは、DVERSE にとって、2015年7月のシードラウンド(調達額非開示)、昨年6月の103.9万ドルの調達に続くものだ。

DVERSE は今年2月、建築・土木業界をターゲットとした VR ブラウザ「SYMMETRY alpha(シンメトリ・アルファ)」を公開している。SYMMETRY alpha では、CAD データ(SketchUp ファイル)をインポートすることで、ヘッドマウント・ディスプレイ(HMD)を使って、建築物の外観だけでなく、その内部に身を置いて擬似的に周囲を見渡す体験を実現できる。6月には、SYMMETRY alpha の機能を拡張し、建築・土木で利用される点群データ(.rcp ファイル)をインポートすることで、建築物の大きさ、形、色などを体感できるようにすることを発表している

一方、凸版印刷はウェブサイト「トッパン VR アーカイブ」にも見られるように、建築物の VR データ化や再現で数多くのプロジェクトを手がけている。今回の業務提携内容の詳細については明らかにされていないが、両社は SYMMETRY alpha をベースに、凸版印刷が進めてきた VR ソリューションやコンテンツの開発で協業すると考えられる。

SYMMETRY alpha
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VR制作ソフトウェア開発のDVERSE(ディヴァース)、建築土木業界で利用される点群データを使ったVR活用実証実験を開始

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VR(バーチャルリアリティ)制作ソフトウェアを開発するスタートアップ DVERSE(ディヴァース)は9日、同社の VR ブラウザ「SYMMETRY alpha(シンメトリ・アルファ)」に、建築土木で利用される点群データ(point cloud = 地形、建物の3D座標及びRGBのカラー情報)を取り込み、建築土木の工程を効率化する実証実験を開始すると発表した。実証実験の詳細については、本日午後、長野…

お寺をドローンで撮影した点群データを、SYMMETRY alpha で再生した例

VR(バーチャルリアリティ)制作ソフトウェアを開発するスタートアップ DVERSE(ディヴァース)は9日、同社の VR ブラウザ「SYMMETRY alpha(シンメトリ・アルファ)」に、建築土木で利用される点群データ(point cloud = 地形、建物の3D座標及びRGBのカラー情報)を取り込み、建築土木の工程を効率化する実証実験を開始すると発表した。実証実験の詳細については、本日午後、長野市内で開催される生コンクリート業界のコミュニティ「GNN(元気な生コンネットワーク)」の技術勉強会で、DVERSE の創業者 兼 CEO 沼倉正吾氏が登壇・発表する予定だ。

この実証実験に際し、DVERSE は、一般公開版では CAD データ(SketchUp ファイル)しかインポートできない SYMMETRY alpha を点群データ(.rcp ファイル)を扱えるように拡張。ドローンやレーザースキャナにより取得した点群データを SYMMETRY alpha で読み込むことで、ユーザは VR 空間上に身を置いて、建築物の大きさ、形、色などを体感することができるようになる。

この実証実験は、国土交通省が進める「i-Construction」のコンセプトに準拠している。日本では、高齢化や人口減少などの影響から、建築や土木に従事する労働者数が下降の一途を辿り、社会インフラや建築物の安全性を維持する上で、この分野の圧倒的な効率化が求められている。ドローンを使ったレーザースキャンで実寸イメージを取り込み VR で体感することができれば、従来の方法で測量だけで数週間を要していた作業の一部を、数時間程度にまで圧縮できる可能性がある。

今回の実証実験では、建築土木現場に最新 IT 技術の導入・実施検証を行う建設業者ネットワーク「やんちゃな土木ネットワーク(略称:YDN)」が協力する。沼倉氏によれば、「DVERSE は技術はわかるが、現場にどんなニーズがあるかわからない。YDN は現場の課題を痛感していて、それを解決できる技術を求めている」ということで、相互補完の関係にあるという。

今回の実証実験にあたり、i-Construction を推進する、国土交通省総合政策局公共事業企画調整課の新田恭士氏は、次のようにコメントを寄せている。

VR の一番の強みはリアルな「疑似体験」ができること。現場の臨場感やスケール感が体験でき、瞬く間に理解度があがる。土木分野では、計画段階から設計者・地域住民・利用者が具体的な完成後のイメージを共有できる。工事段階では、作業者の危険分析だけでなく、時系列に工程プロセスを共有でき、施工管理だけでなく監督検査での利用も期待できる。VR 活用の新たな提案により合意形成や意思決定を加速し、生産性が革新的に向上することを期待しています。

DVERSE の今後の展望について、沼倉氏は、点群データを取り込めるところから、それをストリーミングでライブ再生できるようになれば、より VR として(あるいは、むしろ、MR の一つとして)の可能性が大きく広がるだろう、と期待を込めて語った。「カジュアルに使われるようになるのは少し先になるかもしれないが、まずは SYMMETRY alpha を建築土木の世界から浸透させていきたい」とのことだ。

DVERSE が SYMMETRY alpha をローンチしてから4ヶ月弱が経とうしているが、沼倉氏によれば、日本国内よりも、アメリカ・中国・ヨーロッパからのダウンロードや問い合わせが圧倒的に多いのだそうだ。DVERSE は今年4月、アメリカ建築家協会主催のイベント「AIA Conference on Architecture 2017」に SYMMETRY alpha を出展している。

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VR制作ソフトウェア開発のDVERSE(ディヴァース)、CADデータをもとに空間を再現・疑似体験できるVRブラウザ「SYMMETRY alpha」をリリース

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<2月14日10時30分更新> 本稿初出時「SYMMETRY」のα版としたが、品名が「SYMMETRY alpha」であることが判明したため訂正。また、Oculus Rift には現時点で未対応と判明したため、記述内容を一部訂正。 VR(バーチャルリアリティ)制作ソフトウェアを開発するスタートアップ DVERSE(ディヴァース)は14日、建築・土木分野向けの VR ブラウザ「SYMMETRY al…

<2月14日10時30分更新> 本稿初出時「SYMMETRY」のα版としたが、品名が「SYMMETRY alpha」であることが判明したため訂正。また、Oculus Rift には現時点で未対応と判明したため、記述内容を一部訂正。

VR(バーチャルリアリティ)制作ソフトウェアを開発するスタートアップ DVERSE(ディヴァース)は14日、建築・土木分野向けの VR ブラウザ「SYMMETRY alpha(シンメトリ・アルファ)」を公開した。SYMMETRY alpha はゲーム配信プラットフォームの STEAM から無料でダウンロードでき、 Unity プラットフォームで開発されており、HTC Vive で利用可能。将来的には、Oculus Rift、Android Daydream、Samsung Gear、Microsoft HoloLens などのプラットフォームにも対応させるという。

新しく生まれる VR のソリューションを言葉だけで伝えるのは難しいと思うのは毎度のことながら、それにしても SYMMETRY alpha の実現しようとしている世界は素晴らしい。CAD データ(SketchUp ファイル)をインポートするだけで、ユーザはその空間に身をテレポートできる感覚を得られるのだから。CAD データをもとにパースを作成するしくみはこれまでにもあったし、設計事務所や建築士らはクライアントに説明するのに多用してきた。ただ、パースでは 3D を 2D で表現するのには限界があるし死角なども残る。SYMMETRY alpha ではヘッドマウント・ディスプレイ(HMD)を使い、オブジェクトの外観だけでなく、オブジェクトの中に擬似的に身を置いて、周囲を見渡すことが可能だ。

DVERSE は2014年10月の創業。2015年7月に BonAngels Venture Partners と Villing Venture Partners から(調達額非開示)、また、2016年6月には 500 Startups Japan、Colopl VR Fund、KLab Venture Partners、アドウェイズ(東証:2489)、ウィルグループ(東証:6089)、スローガン、および、エンジェル投資家の川田尚吾氏らから103.9万ドルを調達している。DVERSE の創業者で代表取締役の沼倉正吾氏によれば、同社は大手企業から業務トレーニング用の VR の企画開発を受託してきたが、昨年1月あたりから SYMMETRY alpha の開発に特化しているのだという。

今日このプロダクトを出すのは、まさに世界へのバレンタインプレゼント。VR なので、特に日本語版、英語版といった区別はなく、SYMMETRY alpha は世界中の人が言語障壁無しに使えるソリューションだ。

Adobe が Acrobat でとってきたのと同じ手法、つまり、まずはブラウザを無料を配って自由に使ってもらい、「業務で VR が使える」ということを啓蒙する。今年の第3四半期には、エディタ(オーサリングツール)を(有料で)リリースする計画だ。業務での VR は、これからの数年が本番になっていくと思っている。(沼倉氏)

沼倉氏によれば、VR のスタートアップが日本国内だけで資金調達したり、市場を求めたりするのはまだ限界があるようで、それらの問題を解決するために DVERSE は海外展開についても視野に入れている。年内には、アメリカの Silicon Beach LA(Santa Monica から Venice Beach 周辺)、ロンドンの Shoreditch(Tech City を構成する北部地域)にオフィスを開設したい考え。将来には、VR スタートアップの活躍がめざましい中国にも進出する計画を持っている。

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海外展開にもアグレッシブな姿勢を貫いており、また、このタイミングでのリリースだったことから、SXSW(サウスバイサウスウエスト)への出展の可能性があるのかと沼倉氏と尋ねたところ、今のところ、その予定はないとのことだが、4月くらいからは、日本内外のスタートアップ・イベントや VR に関するカンファレンスなどで広く披露していきたいとの展望を語ってくれた。

DVERSE が世界の建築や土木業界をどのように変えていくのか、今後の動向が期待される。

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VR制作ソフトウェア開発のDVERSE(ディヴァース)が約1億1000万円を資金調達、VR制作ソフトウェアの開発に着手

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VR制作ソフトウェアを開発するスタートアップ、DVERSE(ディヴァース)が6月2日に500 Starups Japan、Colopl VR Fund、KLab Venture Partners、アドウェイズ、ウィルグループインキュベートファンド、スローガン、エンジェル投資家の川田尚吾氏ほかより、Convertible Note(転換社債)にて103万9000ドル(約1億1000万円)の資金調達を…

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VR制作ソフトウェアを開発するスタートアップ、DVERSE(ディヴァース)が6月2日に500 Starups Japan、Colopl VR Fund、KLab Venture Partners、アドウェイズ、ウィルグループインキュベートファンド、スローガン、エンジェル投資家の川田尚吾氏ほかより、Convertible Note(転換社債)にて103万9000ドル(約1億1000万円)の資金調達を行ったことを発表した

DVERSE(ディヴァース)が創業したのは、2014年10月。2015年7月には、韓国の投資会社であるBonAngels Venture PartnersとViling Venture Partnersより、Convertible Noteにて資金調達を実施している。

ディヴァースが韓国VCとVilingから資金調達、エンタメから教育まで幅広く活躍できるVRコンテンツの開発を加速

前回、本誌でDVERSEを取材してから1年弱が経過し、世間のVRへの注目度は大きく向上した。2度めの資金調達を経た同社は、VR制作ソフトウェア「SYMMETRY(シンメトリー)」を開発する。

「SYMMETRY」は、3DCADデータ/3D モデルファイルを入力し、VR空間内において直観的な操作でシーンの編集と即時の確認を行い、様々な端末向けにVRコンテンツを出力する。

以前からDVERSEがコンテンツ制作に関わっていた教育や職業訓練など、VRコンテンツは様々な用途が考えられるが、「SYMMETRY」はまず建築・土木分野向けに製品を提供することを目指す。

編集している様子
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