スマートフォンのゲームをテレビの大きな画面に投影して、手元のタッチパッドで遊ぶことができる「ZRRO」というデバイスがKickstarterに登場している。
「ZRRO」は、「ZRRO Box」というコンソールと、「ZRRO Pad」というコントローラ2つで構成される。
「ZRRO Box」は、Androidと接続しTVに出力するためのコンソール。TVとはHDMIで接続する。QUAD CORE 2.0GHz プロセッサー、2GB DDR3 RAM、16GBストレージを搭載、出力は4Kにも対応する。
コントローラとなる「ZRRO Pad」は、タッチスクリーンを搭載し、ピンチ、スワイプ、ドラッグなど通常のスマートフォンのそれと同様に操作可能。加速度センサーを搭載、バイブレーションによるフィードバックも対応している。
「ZRRO」が特徴的なのは、「ZRRO Pad」を操作する指の位置が、テレビの画面上に表示される点だ。
プレイヤーは手元のコントローラーを見る必要がなくスムーズにプレイできる。また、スマートフォンでタッチ操作のゲームをプレイする際は、指でキャラクター等が隠れてしまうことがよくある。ZRROではそれがなく、大画面で迫力のあるゲームが遊べる以外にも、攻略が捗るといったメリットがあるかもしれない。
「ZRRO Pad」と「ZRRO Box」のセットの市販価格は199ドルと予定されており、現在、Kickstarterでは149ドルから手に入れることができる。発送は2015年9月頃になるようだ。
ゲーム向けのコントローラーだが、手元を見なくて操作できる点はプレゼンテーションや教育コンテンツなど、ゲーム以外の用途にも利用できるかもしれない。
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