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クレカの借金地獄を救う「Tally」がa16zから5000万ドル調達ーー平均5300ドルを節約して返済できるそのアイデアとは

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ピックアップ:Exclusive: Fintech Startup Tally Raises $50 Million to Automate People’s Finances ニュースサマリー:サンフランシスコのフィンテック・スタートアップ「Tally」は19日、シリーズCにて5000万ドルの資金調達を実施したと発表した。リード投資家はAndreessen Horowitzが務めたほ…

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Tally Official Blog

ピックアップExclusive: Fintech Startup Tally Raises $50 Million to Automate People’s Finances

ニュースサマリー:サンフランシスコのフィンテック・スタートアップ「Tally」は19日、シリーズCにて5000万ドルの資金調達を実施したと発表した。リード投資家はAndreessen Horowitzが務めたほか、既存投資家のKleiner Perkins、Shasta Ventures、Cowboy Ventures、Sway Venturesも参加している。

同社は2015年創業。クレジットカードの借金を自動返済させるサービスを一般ユーザー向けに提供している。カード会社ごとの利子や延滞料などを分析し、最適な支払いプランを自動で構成してくれる。

2019年3月からは、新サービス「Tally Save」をリリース。同サービスでは自動で貯蓄を実行(Saving Accountへの送金)してくれるほか、自身が設定するゴールを達成することでリワードを受け取れるプログラムを実施するなどしている。

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話題のポイント:Tallyは自身を「An expert credit card manager」と例え、クレジットカードに関わる全ての作業をひとまとめにする体験がウリです。

クレジットカード会社ごとに設定されているARP(利息)や支払期限を全てひとまとめにしてくれるので、ユーザーは自身が保有するクレジットカードを登録申請し、審査が認められるとTallyが最善な返済プランを分析・提案してくれるようになります。

その上で、新たに利息率が低く設定された Line of Credit(限度額)をユーザーに付与します。ユーザーはこのクレジットを利用して、既存利息分の支払いを実行できるため、結果的に安いレートで返済を進めることができる、というわけです。なお、以下の動画によればTallyを利用したユーザーは平均5300ドルの削減に成功しているとしています。

今回、同社が新しくサービスを開始したTally Saveですが、Tallyプラットフォームのユーザー層とはベストマッチなプロダクトだと感じます。以下で、仕組みを解説します。

まずはユーザーのゴール設定から開始します。現段階では、2つの選択肢が用意されており「雨の日に貯蓄する(預金口座へ振り込み)」または「クレジットカードの借金返済に充てる」を選択することが可能です。どちらのケースでも、週ごとの目標金額地を設定し、それに応じて自動で資金が移動します。

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Tallyではすでに作ってしまったクレジットカードの負債を如何に効率よく返済させるかにフォーカスしていました。一方、Tally Saveではファイナンスに関する習慣をつけさせることで、根本的な金銭感覚の改善も目指しています。つまり、Tallyのみでは借金完済後は特に利用する意味はなくなってしまいますが、このTally Saveの登場で、長期的に使う意味を持ったとも言えます。

定めた目標値を達成するとギフトカードなどに利用できるポイントがリワードとして受け取ることができるなど、ゲーム的な要素もうまく取り入れている印象です。クレジットカードの返済で困っている人は国内でもいるでしょうから、同様のチャンスはあるのではないでしょうか。

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