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中国のAirbnbクローン「Airizu(愛日租)」がサービスを閉鎖

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ドイツの投資家Samwer兄弟が支援するAirbnbクローンのAirizu(愛日租)は中国市場への参入を目指していたが、サービスを閉鎖したことが分かった。現在、サイトのURL(Airizu.com)へのアクセスはWimduへリダイレクトされる。 Wimduはヨーロッパに拠点を置く旅行レンタルサイトでSamwer兄弟の会社であるRocket Internetにより立ち上げられた。 2ヶ月ほど前にAi…

closedドイツの投資家Samwer兄弟が支援するAirbnbクローンのAirizu(愛日租)は中国市場への参入を目指していたが、サービスを閉鎖したことが分かった。現在、サイトのURL(Airizu.com)へのアクセスはWimduへリダイレクトされる。

Wimduはヨーロッパに拠点を置く旅行レンタルサイトでSamwer兄弟の会社であるRocket Internetにより立ち上げられた。

2ヶ月ほど前にAirizuは従業員の80%をレイオフし、Samwer兄弟が同サービスへの資金提供を中止したといわれていた。この報道によると(中国語)、Airizuにはまだ従業員が20名おりWimduの宿泊先に関する管理を行っているという。

2011年にローンチされたAirizuは、中国の旅行レンタル分野へいち早く参入したサービスの1つだった。Samwer兄弟により設立されたことから、ユーザを獲得し注目を集めたところで早々と他社に売却されるだろうと見られていた。報道によると中国の主要なオンライン旅行サービスの1つであるELong(芸龍)とHomewayがAirizuの買収提案をしたがSamwer兄弟により拒否されたという。拒否の理由は期待より提示価格が低かったからだと噂されている。

中国におけるAirbnbのようなサービスに関していえば、ゲームは始まったばかりのようだ。クラシファイドサイトのGanji(趕集)からスピンオフしたMayi(螞蟻)は1000万米ドルの立ち上げ資金を調達している。またもう1つ、Mayiの中心的メンバーが退社して設立したXiaozhu(小猪)も1000万米ドルの資金を調達したと主張している。さらに大きなところでは、Tujia(途家)が4億元(6500万米ドル)を調達した。オンライン不動産サービス大手の1つSoufunはYoutianxia(遊天下)を設立した。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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旅行者のための空き部屋マッチングサービスAirbnbの中国版「Airizu(愛日租)」が急成長

【翻訳 by Conyac】 【原文】 サンフランシスコの Airbnb は、貸別荘や短期滞在用の部屋を探す人 と家主をマッチングするサービスだ。2009年に設立され、現在ではかなり有名になった。昨年7月に、我々はAirbnbがシリーズBで2億1200万ドルを調達したことと、中国の現地企業 Airizu(愛日租) が中国国内の短期レンタルを開始したことを伝えた。 先週、Airzuの共同創設者 Ad…

【翻訳 by Conyac】 【原文】

サンフランシスコの Airbnb は、貸別荘や短期滞在用の部屋を探す人 と家主をマッチングするサービスだ。2009年に設立され、現在ではかなり有名になった。昨年7月に、我々はAirbnbがシリーズBで2億1200万ドルを調達したことと、中国の現地企業 Airizu(愛日租) が中国国内の短期レンタルを開始したことを伝えた。

先週、Airzuの共同創設者 Adrian Li (李国棟)と彼らの事業についての対談をおこなった。「6月にサービスを開始してから、100,000泊以上の予約を達成した」とAdrianは語った。「我々のサービスを使えば、中国70都市の40,000棟以上の物件を予約できる」

現在の従業員は150人。うち100人は北京の本社におり、残りは中国全土のハブとなる都市に勤務している。

中国の独自性

前にも述べているが、「 Airbnb は、中国においては他国と同じ方法では解決できない問題に直面している。最も重要なのは信頼に関する問題である。多くの中国人は、顔見知りであってもお互いのことを信用しない。ましてや、部屋を借りることになる他人を信用するというのは彼らにとっては大変難しいことだ。」では、Airizuはどのように「信頼」問題を解決したのか?

「自身の居住する建物の部屋を貸し出すアメリカやヨーロッパと異なり、中国の不動産所有者は自身の別荘に居住することはなく、建物全体を貸出用に改装してしまうのだ」とAdrianは語る。

にわかに信じられないことだが、中国人のほとんどは、狭い地域に密集して住んでいる。地元メディアによれば、中国には2010年時点で6500万棟の空きアパートがある。「これらはのアパートは投資を目的としたもので、これらを購入する人たちは将来の不動産価値の上昇を目論んでいるので、人々はそこには住まないのだ。」

このようなアパートの多くは不動産管理会社の管理下にあり、これらの会社は不動産の貸し出しによって利益を得ようとしている。「長期貸し出しが望ましいのはもちろんだが、それが無理なら短期の貸し出しでも空き部屋にしておくよりはマシだと彼らは考えている。」

これらの不動産管理会社をパートナーとすることで、Airizuはそのネットワークを急速に拡大していった。現時点でAirizuは中国の70都市に 40000以上のアパートを有している。Airizuのアパートの多くは、北京、上海、広州、深圳のような中国の一等地の都市に存在している。

「顧客の70%は、観光やビジネスの需要の多い大都市への滞在を選択する」と話すAdrian。今年中に100,000棟までそのネットワークを拡大しようと目論んでいる。

顧客はだれか?

「顧客の多くは20代、30代で、2-3人のグループで行動する人々だ。ビジネス目的の利用もあるし、単なる観光ということもある」とAdrian。彼は、学校の長期休暇中に各種トレーニング教室に子連れで参加する家族に期待している。

そして学校の卒業の時期には、職探しのために大都市を移動する大学の卒業生が見込める。Airizuの物件は滞在型のアパートなので、ホテル に比べて部屋は広く料金は安い。部屋の80%は一泊250人民元(約40米ドル)以下である。部屋にはキッチンと食器洗い機も完備されている。そのため、長期滞在をする人たちにとってはとても便利なのである。

次の一歩はサービス品質

次の一歩として、Airizuはコールセンターを設立し、サポートとサービス品質を向上することを計画している。「サービス品質こそが成功の鍵」とAdrianは語る。現在、Airizuは顧客の滞在終了1、2日後に電話で滞在の感想を聞いている。「サービス標準を確立しなければならない」 とAdrian。彼は、顧客がAirizuのネットワークのどの部屋に滞在しても同等レベルの体験が得られるように、不動産オーナー向けの基準を作る必要があると考えている。「Home Innのように、どこに泊まっても、どんなサービスが得られるのかが顧客に分かるようにする」。

利益と資金調達

Airizuはウェブサイトでの予約一泊ごとに手数料を課している。Adrianは将来的には、不動産所有者から自身のアパートをリスト上の最も良い位置に配置するための広告料を取ることも考えている。「他にも不動産所有者向けのさまざまなサービスを検討し ている。たとえば、クリーニング、タオルやベッドシートの取り換えなどだ。また近い将来、顧客向けにレンタカーの提供も考えている。」

AirizuはドイツのスタートアップインキュベータのRocket Internetから、これまでに200万ユーロ(262万340米ドル)の出資を受けている。Airizuは最近も、トップレベルのファンドの関心を引き付けており、次の資金調達の打ち合わせを積極的に行っている。

AirizuのCEOであるAdrianは、いくつもの起業を続けざまに行ってきた。Airizuの設立前には、ケンブリッジ大学とスタンフォード大学を卒業し、英語教育サービスのidapted.comを設立し2011年に売却している。AdrianのパートナーでCMOのAlex Zhang(張若愚)もスタンフォードの卒業生で、自身のワインブランドなど多数の起業をお行っている。もう一人のパートナーであるCOOのBen Zhang(張本律)は、シカゴ大学のMBAを卒業し、Grouponの中国でのジョイントベンチャー企業であるGaopeng(高朋)の設立メンバーである。

【via PennOlson】 @pennolson

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