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コスメ試供品の定期購入サービス「Birchbox」、リアル店舗で黒字化を急ぐ

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<Pick Up> Birchbox finds cute boxes filled with makeup aren’t enough 最近あまり見かけないコスメの定期購入サービス「Birchbox」の近況をアップデートする記事を見つけました。2010年にサービスを開始したBirchboxは、月に一度、さまざまなコスメの試供品が詰まった箱が届くサービスです。 それがスキン…

image via. Birchbox
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<Pick Up> Birchbox finds cute boxes filled with makeup aren’t enough

最近あまり見かけないコスメの定期購入サービス「Birchbox」の近況をアップデートする記事を見つけました。2010年にサービスを開始したBirchboxは、月に一度、さまざまなコスメの試供品が詰まった箱が届くサービスです。

それがスキンケアでもリップスティックでも、コスメに関しては色味を見たり実際に肌につけてみることで、まず試してから購入したいという人が多いもの。Birchboxなら、毎月10ドルを支払うだけで新商品などの試供品をまとめて試すことができるため、ファンが少なくありません。

一方、マネタイズという意味では、試供品ボックスはあくまで顧客との接点作りに過ぎません。試供品を試した顧客が、Birchboxでフルサイズの商品を購入することで収益を得ています。例えば、Birchboxで100ドル使うごとに同サイトで使える10ドル分のクレジットがもらえるなど、顧客がリピートする仕組みを設けている模様。定期購入者の50%がフルサイズの商品を購入していると言います。

オンラインの売り上げが最大の収益源であるため、今後もそれを優先することに変わりはないものの、同社は2014年に初めてリアル店舗をオープンしました。つい先日も、マンハッタンのソーホーに新店舗を開店したばかり。

このWarby Parkerモデル導入の加速は、Birchboxが黒字化に必死であることの表れ。2010年頃にコスメ定期購入サービスの有効性が確証されると、160億ドル市場の美容業界に競合サービスが相次ぎました。また一部のユニコーンを除くと、ここ数年でITスタートアップ界隈における資金調達は困難を増しており、Birchbox黒字化へのプレッシャーも高まっています。

単なる試供品ボックスの定期購入サービスの域を超えて、リテールブランドとしての名をはせることができるのか。オムニチャネル展開の行く末が気になるところです。

 via. Bloomberg Tech

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