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FrogAppsのCTOが開発した「Wri.pe」は、日本発のシンプルで使いやすいノートアプリ

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数日前、最近私が好きな5つのiOSライティングアプリについて書いた。私はこの分野のアプリは実はそこまで詳しくないし、モバイルデバイスで書くためのベストなアプリを見つけ出すことは非常に困難で、多くの時間を費やさなければらない。しかしそのようなアプリ(特にマークダウン記法アプリ)は近年生まれ続けている。   奇妙なことに、私はここ日本でも多くの人がマークダウンアプリに関して遅れをとっていることを目にす…

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数日前、最近私が好きな5つのiOSライティングアプリについて書いた。私はこの分野のアプリは実はそこまで詳しくないし、モバイルデバイスで書くためのベストなアプリを見つけ出すことは非常に困難で、多くの時間を費やさなければらない。しかしそのようなアプリ(特にマークダウン記法アプリ)は近年生まれ続けている。
 
奇妙なことに、私はここ日本でも多くの人がマークダウンアプリに関して遅れをとっていることを目にする[1]。しかしWri.peと呼ばれる最近ローンチしたウェブアプリは、日本発であってしかも可能性をいくつも持っているノートアプリの有望な例だ。

Wri.pe on Android
Wri.pe on Android

一見、Wri.peはDraftという、最近ローンチされたブラウザライティングサービスのように見える。Wri.peはまだそこまで特集されてはいないが、話題に富んだサービスだ。最も注目すべき事は、モバイルブラウザ上(写真右)で使用することができるということである。これは優れたネイティブアプリにリーチできるiOSユーザーではない、Androidユーザーにとって朗報だろう。

Wri.peはDropboxにも統合することができ、もし前回の状態に戻したいときなどのバージョン管理に対応できる。カレンダー機能もあり、日付が関連付けしてあるノートを表示する。古いノートは必要であらばアーカイブできる。もっと多くの機能が追加される予定なので、乞うご期待。

興味深いことに、Wri.peはFrogAppsのCTOである増井雄一郎氏の趣味的プロジェクトから来ている。Wri.peは彼自身を満足させるためにつくったものだという。私は例えこれがサイドプロジェクトであっても、個人的に彼にとても感銘を受けたし、彼にはこれを続けて欲しい。Wri.peが既にマルチマークダウンテーブルに対応していることを考えると、脚注サポートにも対応してほしい[2]。そしてDropboxからのエクスポートオプションも。

もしWri.peがどのようなものか確認したい場合、下のビデオから見ることができる。Hacker News上でもWri.peのディスカッションが行われているので、興味のあるかたはこちらから。


[1]少なくとも、Githubのreadmeファイルに関しては

[2]そうするとこのような脚注がつくれる

フードフォト共有サービス「ミイル」運営のFrogApps中村仁氏が代表取締役を交代して新たなスタートアップを立上げへ

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ユーザーが撮影したフードフォトを共有するアプリ「ミイル」を運営するFrogAppsの代表取締役社長の中村仁氏(写真左)は4月12日、自身のブログで代表の交代を発表した。後任には同社取締役の高橋伸和氏(写真右)が就任し、中村氏は引き続き取締役として同社に留まるとしている。【追記:公式サイトの発表はこちら】 ミイルの公開は2011年10月。運営のFrogAppsはそれより前の2010年9月に設立され、…

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ユーザーが撮影したフードフォトを共有するアプリ「ミイル」を運営するFrogAppsの代表取締役社長の中村仁氏(写真左)は4月12日、自身のブログで代表の交代を発表した。後任には同社取締役の高橋伸和氏(写真右)が就任し、中村氏は引き続き取締役として同社に留まるとしている。【追記:公式サイトの発表はこちら

ミイルの公開は2011年10月。運営のFrogAppsはそれより前の2010年9月に設立され、サイバーエージェント・ベンチャーズから2000万円の第三者割当増資を受けた他、2012年5月にはリード・キャピタル・マネージメント、電通デジタル・ホールディングスなどから総額役2億4000万円の資金を調達している。中村氏のブログによれば、現在のミイルのダウンロード数は30万、毎日50,000件の写真やコメント投稿が実施されるサービスに成長しているのだという。

突然の社長交代はどういう意味があるのだろうか。また3月1日にFrogAppsと中村氏が出資して設立した新会社フロッギーとは何なのか、中村氏と高橋氏のお二人に話を聞いてきた。

なぜ今のタイミングで社長交代を?

中村:私は元々ゼロからイチを作る仕事が得意なんです。プロダクトアウト型でサービスを作ってそれが世の中にとって価値があるかどうか、可能性があるかどうかを問う仕事というか。この「ゼロイチ段階」での仕事はある程度やり切った感がありました。

しかし当然サービスは続きますからここからしっかりとチームを整えて、私の個人商店的なサービスから「チームのサービス」に変えていかなければならないと考えたんです。これからは成長をどうやって加速させていくかが課題になります。

公開当初に思い描いていた成長や理想像と今の姿は比較してどうでしたか?

中村:理想的だった、とは言えないでしょうね。最低限クリアをしなくてはいけないラインは用意していて、それは超えたと考えています。特に、食べることについて影響力がある方々にユーザーとなってもらうことはできました。ただ、食に関する感度の高い人って外食をよくする方々だと思っていたのですが、そこは予想と違っていました。

実際、ミイルを使っているのは家食を好む方の方が多いです。私は長年、外食産業に携わったことからそこからのアプローチを強く意識していましたけど、それだけでは変えられないこともあるのだと理解しましたね。

成長を加速させるにあたってのビジネスモデルは見えたのでしょうか?

高橋:食の写真を軸にしたキャンペーンは反応がよかったです。確かにまだリーチボリュームでは他に大きな媒体や、マスメディアがあるので比較対象にはなりません。ただ、私たちのユーザーは「食に興味のある人」というフィルタがかかっています。ユーザーのコミットが深くなる分、そこには意外な評価や発見がありました。

中村:例えば森永乳業さんのチョコレート練乳を使ったキャンペーンを実施した時のことです。通常の白い練乳と同じ位の歴史を持つ商品なのですが、白い練乳のイメージが強過ぎてあまり表に出てこなかった。これを活用したアイデアレシピを投稿してもらったところ、メーカー側が思いもしなかったアイデアが投稿されたんです。最終的にそのレシピは公式サイトに掲載されました。

リサーチに近いところで評価された、ということですか?

高橋:大量に情報を拡散して認知させて終わり、というのではなく、企業とユーザーがもう少しコミュニケーションを進めて価値を作る。リサーチなどの活用方法など、単なるリーチに留まらない商品設計とビジネスモデルの可能性は見えてきました。今回は食品メーカーとの連携でしたが、このモデルをテストケースに、元々考えていた外食との連携はここ一年ほどのフェーズで取り組みます。

中村:いつまでも投資フェーズではいけませんから、しっかりと事業として継続性のあるものにするためにもここからは高橋にバトンを渡すのが最善と判断したわけです。

では、新しく立上げるフロッギーではどういった事業を実施されるのでしょうか?

中村:長らく飲食店経営に携わり、まだまだイノベーションが起こっていない箇所が多いと考えていました。飲食店は労働集約型で利益を圧迫したり、どうしても労働環境が悪くなりがち。これこそテクノロジーで解決できるし、インパクトが大きいと思っています。

まだ具体的には言えないことが多いのですが、飲食店も利用者も共に恩恵を受けられるサービスというのはまだまだあります。もちろんミイルとの連携も考えていて、車の両輪のような関係になれればと思っています。

ーーさて、短い時間だったので、ブログに書かれている内容以上のこと、特に新会社の件については話せないことが多いらしく、あまり深い話は聞けなかった。

サービス公開当初、私は中村氏は飲食店経験が長いことから、ミイルも外食店舗への誘導サービスにビジネスの道を見いだすのではと予想をしていた。しかし今回話を聞く限り、ミイルはそれとは異なるビジネスモデルになっているようだ。もしかしたらこの辺りのズレに新会社の事業ヒントがあるのかもしれない。

※情報開示:筆者の妻はFrogAppsと契約関係にあります

中村仁氏率いるFrogApps、手がけるのはフードアプリか

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ソーシャルメディアクライアントのKiznaが発表されたのは今年2月終わり頃のこと、私もそのときこんな記事をかいている。今日、そのkiznaを運営するきずながアプリの開発や運用を別会社に移譲し、社名をFrogAppsに変更すると発表した。 移譲先はSIIIS(シーズ)で、代表の杉山隆志氏は以前ソーシャルメディアの統合クライアントアプリSOICHAのプロデュースをしていた人物だ。Kiznaは9月に正式…

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ソーシャルメディアクライアントのKiznaが発表されたのは今年2月終わり頃のこと、私もそのときこんな記事をかいている。今日、そのkiznaを運営するきずながアプリの開発や運用を別会社に移譲し、社名をFrogAppsに変更すると発表した。

移譲先はSIIIS(シーズ)で、代表の杉山隆志氏は以前ソーシャルメディアの統合クライアントアプリSOICHAのプロデュースをしていた人物だ。Kiznaは9月に正式リリースを迎えるという。

さて、社名変更やサービスの移譲についてはリリース(PDF)に書いてある通りとして、中村氏はこのかえる…いやFrogAppsで何をリリースするのだろうか。

答えはやはり「フード系アプリ」だ。

中村氏とは以前からsmileat泡組サロンといったイベント企画で話をすることは多かったので、新たに現在主力である飲食系のサービスを展開する、ということは聞いていた。ただ、詳細はなかなか教えてくれない。結構粘っても教えてくれない。

現在、飲食系のサービスとして主力になるのはもちろん食べログ、ぐるなび、ホットペッパーなどのレストランレビューやガイドだろう。

そこにRettyやたべにこ、ソーシャルランチ!といったソーシャルの波を上手く掴んだサービスや、Spoon!やSnapDishなどの写真系をメインにしたアプリなどが新たに参入してきている。

中村氏はこれまでもぐるなびや食べログなどのレストランガイド、レビューサービスについては自身の運営する店舗の視点で意見を発信しているだけに、同じようなアプローチはまずあり得ないだろう。となると、やはりソーシャル系のサービスとなる。

写真系アプリか、はたまたソーシャルグラフをうまくつかったサービスか、社名変更のリリースをしたからにはサービスの立ち上がりももうすぐと考えていいだろう。

食に関するウェブサービスの決定打となるだろうか。大いに注目しておこう。

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