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ベトナムで物流版Uberを展開するLOGIVAN、アジアのエンジェル投資家やVCから550万米ドルを調達

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ベトナムを本拠とする物流スタートアップの LOGIVAN が、アジアのエンジェル投資家とベンチャーキャピタル企業から550万米ドルを調達したことを発表した。Matrix Partners China(経緯中国)の創業マネージングパートナー David Su(徐伝升)氏がファミリーオフィスを通して出資したほか、インドネシア・ジャカルタを本拠とする Alpha JWC Ventures もこれに参加し…

香港で開催された RISE 2018 でピッチする、LOGIVAN 創業者で CEO の Linh Pham 氏
Image credit: LOGIVAN

ベトナムを本拠とする物流スタートアップの LOGIVAN が、アジアのエンジェル投資家とベンチャーキャピタル企業から550万米ドルを調達したことを発表した。Matrix Partners China(経緯中国)の創業マネージングパートナー David Su(徐伝升)氏がファミリーオフィスを通して出資したほか、インドネシア・ジャカルタを本拠とする Alpha JWC Ventures もこれに参加した。

報道発表の中で同社は、これまでで最も多い金額を調達したラウンドだったとコメントした。LOGIVAN は昨年、2つの資金調達ラウンドをクローズした。4月に Insignia Ventures Partners から60万米ドルを調達。そして Ethos Partners、Vinacapital Ventures、Insignia から175万米ドルを調達した。今回のラウンドによって、時価総額は非開示ながら総額790万米ドルを調達したことになる。

David Su 氏は出資理由を次のように語っている。

成長が続く東南アジアにあって、ベトナムは新たな希望の星です。過去数年に中国で目にしてきたのと同じような成長が期待できるところです。ベトナムの物流業界はきわめて分断されており、物流コストが GDP に占める割合は23%と高いほか、国内にあるトラックの90%を保有しているのは個人事業主です。Manbang(満幇)が成功を収めたことからすると、LOGIVAN もそれに倣える可能性があります。

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新たな資金を獲得した LOGIVAN は、データアナリシスやプラットフォーム間の統合に投資し、サプライチェーンの効率性向上、ユーザ体験の最適化を目指す計画だ。他にも人工知能(AI)アプリ、トラックのマッチング、(復路を空荷で走行するトラックの利用を最適化するための)運賃アルゴリズム、人材にも投資していく。

LOGIVAN は2017年11月、ケンブリッジ大学を卒業した Linh Pham 氏がベトナム南北間の州で貨物輸送サービスを提供するために設立された。また、2018年、2万2,000を超える配送パートナーと「あらゆる種類の商用トラック」をつないだことを明らかにした。1万社もの荷主が同社のシステムに登録している。

【via e27】 @E27co

【原文】

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ベトナムの物流スタートアップLOGIVAN、サービス拡大に向けシリーズAラウンドで175万米ドルを調達

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ベトナム・ハノイを本拠とする物流スタートアップの LOGIVAN は、Ethos Partners、既存投資家の Insignia Ventures Partners、ベトナムを拠点とする VinaCapital Ventures がリードするシリーズ A ラウンドで175万米ドルを調達した。 同社は今回獲得した資金をホーチミン市、ハノイ、ハイフォン、ダナンでの物流サービス拡大に活用する。また、大…

Image credit: LOGIVAN

ベトナム・ハノイを本拠とする物流スタートアップの LOGIVAN は、Ethos Partners、既存投資家の Insignia Ventures Partners、ベトナムを拠点とする VinaCapital Ventures がリードするシリーズ A ラウンドで175万米ドルを調達した。

同社は今回獲得した資金をホーチミン市、ハノイ、ハイフォン、ダナンでの物流サービス拡大に活用する。また、大企業向け製品の改良やトラック追跡・管理システムの改善も予定している。

Ethos Partners のマネージングパートナー、Kuok Meng Xiong 氏は公式声明で次のようにコメントした。

LOGIVAN は今後が楽しみな位置につけており、ベトナムのトラック輸送業界をディスラプトする準備ができています。

他のプラットフォームが成功を収めたのと非常に似た特徴が見てとれます。それは需要・供給サイドの分断と個人の高い自動車保有率、システムの余剰能力です。

ケンブリッジ大卒(起業および心理学専攻)で元ゴールドマンサックス証券テクノロジーアナリストの Linh Pham 氏が2017年に設立した LOGIVAN は、貨物とトラック運転手を直接つなぐマーケットプレイスを提供している。

同社の中核プラットフォームでは、貨物とトラックの位置を追跡する。その際、トラックの配送ルートを最適化し、復路の空荷を減少させることが可能になる。顧客がトラックを予約するには、ウェブサイトにある LOGIVAN のマーケットプレイスにアクセスし、希望台数と配送に必要な荷物の種類を入力すればよい。

LOGIVAN は今年3月、Insignia Ventures Partners から60万米ドルを調達した

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【via e27】 @E27co

【原文】

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RISE 2018のスタートアップコンペティション「PITCH」の優勝は、ベトナムで物流版Uberを展開する「Logivan」が獲得

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本稿は、RISE 2018 の取材の一部である。過去の RISE に関する記事はこちらから。 7月10〜12日の3日間、ワンチャイ(湾仔)の Hong Kong Convention and Exhibition Centre(香港会議展覧中心)をメイン会場に、スタートアップカンファレンス RISE 2018 が開催されている。 アジア各国・地域から集まったスタートアップがしのぎを削るスタートアッ…

本稿は、RISE 2018 の取材の一部である。過去の RISE に関する記事はこちらから。

7月10〜12日の3日間、ワンチャイ(湾仔)の Hong Kong Convention and Exhibition Centre(香港会議展覧中心)をメイン会場に、スタートアップカンファレンス RISE 2018 が開催されている。

アジア各国・地域から集まったスタートアップがしのぎを削るスタートアップ・コンペティション「PITCH」には80社が参加、11日と12日の2日間にわたって予選が行われ、決勝では上位3社にまで絞られた。

審査員による審査の結果、優勝はベトナムで物流版 Uber を展開する「Logivan」が獲得した。

PITCH 決勝の審査員を務めたのは次の方々。

  • Hans Tung(童士豪)氏 – Managing Partner, GGV Capital(紀源資本)
  • Anna Fang(方愛之)氏 – CEO & Partner, ZhenFund(真格基金)
  • Werner Vogels 氏 – CTO, Amazon
  • Andrew Connell 氏 – Global Head of Innovation and Partnership & Asia Pacific Head of Digital, RBWM, HSBC(香港上海銀行)

【優勝】Logivan(ベトナム)

Logivan は、ベトナムにおけるトラック向けの Uber だ。ベトナムでは、長距離トラック事業者のほとんどが統一されておらず(一社で一気通貫にサービスを受けられない)、また、企業が持つトラックの7割が利用されていなかったり、GDP のうち物流コストが23%を占めていたりするなど、物流産業全般において効率化の余地が多分に見受けられる。

実家が10台のトラックを保有する創業者は、荷物を配送した後、空荷で帰ってくるトラックを目前にして、Logivan のアイデアを思いついた。届けたい荷物がある物流の需要家と、トラックを持つ配送業者などの供給者をマッチングする。2月にサービスを開始し、これまでにトラック4,400台以上、配送業者やフォワーダー600社以上を獲得。東南アジア市場で戦略的提携先を求めている。

【準優勝】Revsmart Wearable(香港)

インドでは、バイク運転中にヘルメットを装着していないことで起きる軽微なケガが、4分に1件の割合で起きているという。ヘルメットを装着しない人はさまざまな理由を挙げるが、ケータイ電話をしながら、あるいは、音楽を聴きながらバイクを運転をするという人は少なくない。

Revsmart は、特殊なスピーカー・バイブレータを備え、ヘルメットの中に音を行き渡らせることができ、乗用車のスピーカーと同じ感覚で、運転者はイヤフォンやヘッドフォン無しで音楽や通話を楽しむことができる。外から聞こえる音を邪魔しないので、運転する上でも危険性が少ない。ヘルメット販売以外に、ヘルメットから得られる運転者データを保険会社に提供するなどでの、複数の売上モデルを計画中。

【準優勝】WePloy(オーストラリア)

WePloy は、テンポラリスタッフをオンラインで簡単にオーダーできるプラットフォームだ。スキル独自のアルゴリズムでマッチングし、モバイルアプリを通じて直接該当するスタッフを呼び出せるので、依頼をかけてから最短11秒でマッチングが可能だ。主に、受付業務や電話応対業務など、小規模オフィスで病欠などによる急な欠員が生じたときに、人手を補う手段として活用でいることを想定。

現在、シドニーでのみサービスを提供しているが、今後、メルボルン、アデレード、ブリスベンなどへの展開を検討中。WePloy のスタッフには、事前に電話応対、認知テスト、スキル評価、心理テスト、対面面接、労働が許可されているかなども事前にスクリーニングされるため、雇用側は安心してスタッフにオーダーを出すことができる。

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