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生産者のオーナーになれる「OWNERS」、運営のukkaがW ventures、メルカリ小泉氏らから1.2億円の資金調達ーー単発購入やサブスクの展開も

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生産品のオーナーになって購入予約ができる「OWNERS」を運営するukkaは5月27日、W venturesをリードとする第三者割当増資の実施を公表した。この投資ラウンドに参加したのはKVP、SMBCベンチャーキャピタルの3社と、個人としてメルカリ取締役社長を務める小泉文明氏、エウレカ共同創業者の西川順氏、武市コミュニケーションズ代表取締役の武市智行氏の3名。調達した資金は合計1億2000万円で出…

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生産品のオーナーになって購入予約ができる「OWNERS」を運営するukkaは5月27日、W venturesをリードとする第三者割当増資の実施を公表した。この投資ラウンドに参加したのはKVP、SMBCベンチャーキャピタルの3社と、個人としてメルカリ取締役社長を務める小泉文明氏、エウレカ共同創業者の西川順氏、武市コミュニケーションズ代表取締役の武市智行氏の3名。調達した資金は合計1億2000万円で出資比率などの詳細は非公開。

OWNERSは小規模ながらストーリー性のあるこだわりの食材を最も旬の時期に生産者から直接消費者に届けることのできるプラットフォーム。独自の「オーナー制度」によって消費者が持つ特別なものを食べたい、美味しい時期に新鮮な食材を届けて欲しいというニーズと生産者をマッチングする。

<参考記事>

同時に、従来流通で生産者が抱えたキャッシュフロー問題や不当に安く流通する価格、規格外商品が流通しないなどの課題を解決する。ukka自体の創業は2017年9月。昨年7月にサービスをリニューアル公開し、現在は全国100以上の農業・水産・加工品の生産者と連携を拡大させている。

また、昨年から実施している三菱地所グループや地方自治体との連携により、都内マンションやレストランを消費の窓口として連携する取り組みも進めている。

今回の資金調達で同社が進めるオーナー制度の仕組みを高付加価値なものにし、OWNERSを日常でも利用できるよう、単発での購入やお気に入り生産者や食材の定期購入(サブスクリプション)などの展開も実施するとしている。

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生産品のオーナーになれる「OWNERS」リニューアル、生産者への愛を語るプラットフォームに

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生産品のオーナーになって購入予約ができる「OWNERS」を運営するukkaは7月30日、同サービスのリニューアルを伝えている。OWNERSは農業、水産、加工品を対象とした生産品を事前注文することで、生産中に作り手とコミュニケーションしながら収穫、購入の時期を待つことができるマーケットプレース。 ukka代表取締役の谷川佳氏と小林俊仁氏に話を聞いたところ、平均的な購入価格は1万円前後で高額なものであ…

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生産品のオーナーになって購入予約ができる「OWNERS」を運営するukkaは7月30日、同サービスのリニューアルを伝えている。OWNERSは農業、水産、加工品を対象とした生産品を事前注文することで、生産中に作り手とコミュニケーションしながら収穫、購入の時期を待つことができるマーケットプレース。

ukka代表取締役の谷川佳氏と小林俊仁氏に話を聞いたところ、平均的な購入価格は1万円前後で高額なものであればマグロ1匹のオーナー募集のような案件もあるそう。購入が成立した際の手数料モデルで、現在掲載されているプラン数は100件ほどということだった。

生産者は購入者に対して直接販売ができることから価格決定を自由にできるほか、収穫よりも早い段階で入金されるためキャッシュフローが安定し、ユーザーと向き合った計画的な生産ができるメリットがある。

満たすのは食欲よりも生産品への愛着

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OWNERSはしばしば耳にする産直系のマーケットプレースだ。メルカリが支援するポケットマルシェやエンジェルたちが支援する食べチョク(ビビッドガーデン運営)など、スマホやC2C文脈で生産者のサプライチェーン課題を解決しようという流れのひとつと見ていいだろう。

ただ、前者と異なりOWNERSは予約販売というモデルを採用している。なので体験的にはクラウドファンディングに近く、届くまでに少し時間がかかってしまう。逆に言えば、収穫までの期間は「オーナー」として生産者とコミュニケーションを楽しんだり、その生産品自体の知識を増やすなどの楽しみも持てる。食欲を満たすというよりはもっと幅広い体験を提供しようとしている意図を感じる。

コンテンツの作り方にもそれは表れていて、例えばOWNERSには綺麗な写真や読んでいて楽しい文章が並ぶ。これは全て自社の編集部で制作しているのだそうだ。また今回のリニューアルで、消費者が食べた後に追加する「ごちそうさまコメント」などのコミュニケーション機能が追加されている。

こういった体験を素人同然の生産者に任せずに作り込んでいるのはコンセプトにあった考え方である一方、数はそこまで一気に増やすことはできないのが悩ましいところだ。

オンラインゲームから農業への転身

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OWNERSが特徴的なもう一つの点、それが創業者である小林氏の存在だ。

彼は京都大学在学中からオンラインゲームの開発に携わり、2015年4月に東証マザーズに上場した際のAimingで最高技術責任者を務めていた人物。彼の実家は三重県のコメ農家だそうで、Aimingを離れた後、2017年9月に運営するukkaを創業している。

小林氏の説明を聞くに、やはり零細の農家は厳しい現実に直面することが多いそうだ。彼の実家は結局ビジネスとして成立しないがために土地貸しに転向して農業はやめてしまったという。また、混ぜ物をして売られている農作物のいびつな姿を見るにつけ、何かしなければという意識があった。

Aimingが上場し、個人投資活動をしていた小林氏がOWNERSを立ち上げた谷川氏と出会ったのもそういうタイミングだったのだそうだ。

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ビジネス的にも面白い仕掛けを考えている。彼らはサイトで個人のオーナーを集める一方、大口となる企業や自治体などとの連携も進めている。例えば三菱地所系列の企業とはマンション単位で生産品のオーナーになってくれる消費者マーケティングを仕掛けている。岩手県一関市とは地域食材の販路開拓などで手を取り合う。

飽食の時代と言われて久しいが、テクノロジーによって食の文化や体験が変わり、また大量生産、大量廃棄のような無駄が少しでもなくなる世の中になって欲しいし、こういったプラットフォームがどのように寄与するのか、興味深く注視したい。

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オーナー制度プラットフォーム「OWNERS」がまちづくり会社と連携、クラウドファンディングの出口をサポート

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消費者が果物・野菜などの生産物に対して事前に登録を行い、登録期間中は「オーナー」として収穫物や商品を受け取れる「オーナー制度」という仕組みがある。 エル・エス・ピーが運営する「OWNERS(オーナーズ)」は、全国の「オーナー制度」を集めたプラットフォームだ。全国の生産者が提供しているオーナー制度を集め、生産者とのコミュニケーションや決済機能などをオンライン上で一括管理できる。 2015年12月にサ…

OWNERS

消費者が果物・野菜などの生産物に対して事前に登録を行い、登録期間中は「オーナー」として収穫物や商品を受け取れる「オーナー制度」という仕組みがある。

エル・エス・ピーが運営する「OWNERS(オーナーズ)」は、全国の「オーナー制度」を集めたプラットフォームだ。全国の生産者が提供しているオーナー制度を集め、生産者とのコミュニケーションや決済機能などをオンライン上で一括管理できる。

2015年12月にサービスをリリース。これまでに苺やりんご・米などの農産物や日本茶・日本酒、熟成チーズなどの加工品、生牡蠣などの水産品のオーナー制度を公開してきた。

2016年6月1日より、「OWNERS」は高知県四万十市の地域資源を総合プロデュースする四万十(しまんと)ドラマと連携。同社が手掛ける「栗の木10,000本植樹プロジェクト」で生まれた “しまんと地栗”を使った商品を受け取れる「オーナー」を、オンライン上で一般募集する

「栗の木10,000本植樹プロジェクト」は、クラウドファンディングでも支援者を集めていたプロジェクト。クラウドファンディングで集めた支援者と、継続的な関係を持つためのツールを探していたところ、OWNERSに白羽の矢が立った。

クラウドファンディングで支援者を集める動きは日本でも盛んになってきているが、集めた支援者との関係性を継続させるという点ではまだまだ課題がある。今回の「OWNERS」と四万十ドラマの連携は、ひとつの事例として参考になりそうだ。

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