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スマホでバーコードをスキャンするだけの買取アプリ「PICOL(ピコル)」、取扱商品を本・DVD/CD・フィギュアに拡大し正式ローンチ

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ウリドキネットは5日、スマートフォンのカメラで商品のバーコードをスキャンするだけで、不用品を買い取ってもらえるアプリ「PICOL(ピコル)」を正式にローンチした。iOS でのみ利用できる。PICOL は先月4日、およそ半日間にわたり試験的にβ版公開されたが、その際にユーザから得られたフィードバックをもとにサービスをさらに改善、今回の正式ローンチにこぎつけた形だ。 一日の初めから、その日の累計買取価…

ウリドキネットは5日、スマートフォンのカメラで商品のバーコードをスキャンするだけで、不用品を買い取ってもらえるアプリ「PICOL(ピコル)」を正式にローンチした。iOS でのみ利用できる。PICOL は先月4日、およそ半日間にわたり試験的にβ版公開されたが、その際にユーザから得られたフィードバックをもとにサービスをさらに改善、今回の正式ローンチにこぎつけた形だ。

一日の初めから、その日の累計買取価格が300万円に達する時点までサービスが提供される点については、β版公開時と条件は変わらず。ただし、正式サービス公開にあたり、取扱商品がゲームだけではなく、本・DVD/CD・フィギュアにも拡大されたほか、査定金額の下限が1,500円にまで引き下げられ、1,500円〜5万円までの査定商品が買い取ってもらえるようになる。

PICOL を運営するウリドキネット創業者 兼 代表取締役 CEO の木暮康雄氏は、先月の試験運用から得られた知見をいくつか教えてくれた。ユーザの1回の取引あたりの平均買取額は10,404円で、1回の取引のおける平均買取アイテム数は11個(1アイテムあたりの平均査定額は1,000円前後)。木暮氏によれば、1取引あたりの平均買取額は当初想定していたよりも5,000円前後高く、また保存状態のコンディションがよいものが多かったという。

木暮氏は PICOL が当初想定を上回る結果を出した理由に、アプリの UI や UX を追求している点を挙げる。売りたいと思うモノがあるとき、PICOL ではバーコードをスキャンするだけで商品の選択が済むので、ユーザはそれがどのメーカーの何というアイテムかを調べる必要が無い。続けざまにまとめて商品をバーコードをスキャンできる仕様も、1取引あたりの買取額やアイテム数の底上げに貢献している。

また、即換金系のアプリの場合、買取業者がリスクを背負う分、オークションサイトよりも買取価格が低くなることが一般的だが、ウリドキネットでは、取引業者や情報量の多さや独自アルゴリズムを武器に、競争力のある査定価格を提示できたことも、多くのユーザが集めることができた理由の一因だと分析する。ウリドキネットは PICOL β版公開の段階で取扱商品の種類を拡大することを明らかにしていたが、それでもマンガの買取開始を願う声が多数寄せられていたという。

この分野には、バンクが運営する「CASH(全般)」、メルカリが運営する「メルカリ NOW(アパレル中心)」、ジラフが運営する「スママダッシュ(スマートフォン)」などが存在するが、ゲームやマンガなどに特化した〝質屋アプリ〟は、今のところ PICOL が唯一無二の状況だ。そのためか、ウリドキネットには個人ユーザよりも、二次流通の事業者側からの問い合わせが日毎に増えているそうだ。ここにもまた、新たな経済圏が生まれるかもしれない。

買取モール運営のウリドキネット、スマホでバーコードをスキャンするだけの買取アプリ「PICOL(ピコル)」β版を4日正午〜終日提供

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買取モール「ウリドキ」を運営するウリドキネットは4日、スマートフォンのカメラで商品のバーコードをスキャンするだけで、不用品を買い取ってもらえるアプリ「PICOL(ピコル)」をβ版公開した。iOS でのみ利用できる。本格運用に向けてのトライアルリリースという位置付けで、4日の正午から終日サービスが提供される。累計買取価格が300万円に達した時点でβサービスを終了する予定。当初の買取対象カテゴリはゲー…

PICOL
Image credit: Uridoki Net

買取モール「ウリドキ」を運営するウリドキネットは4日、スマートフォンのカメラで商品のバーコードをスキャンするだけで、不用品を買い取ってもらえるアプリ「PICOL(ピコル)」をβ版公開した。iOS でのみ利用できる。本格運用に向けてのトライアルリリースという位置付けで、4日の正午から終日サービスが提供される。累計買取価格が300万円に達した時点でβサービスを終了する予定。当初の買取対象カテゴリはゲーム機とゲームソフトに限定。本格運用時には書籍・DVD・フィギュアをはじめ、JAN コードを持った多岐にわたる商品を対象とすることを検討する。

ユーザは専用アプリで買取依頼商品のバーコードをスキャンした後、当該商品の保存状態(付属物欠品なし・付属物欠品あり・傷なし)を選択。アプリに表示された金額(3,000円〜5万円)を受け入れれば、PICOL のアカウント上に相当金額が入金され、必要に応じて銀行振込で受け取れるしくみだ。買取依頼商品は、5日以内に運送会社が自宅まで無料集荷に来てくれる。

PICOL の「バーコード読み取り画面」、「アイテムのコンディション選択画面」、「査定結果画面」
Image credit: Uridoki Net

買取相当額を電子マネーやポイントで受け取れるような機能も期待したいところだが、古物営業法の定める本人確認プロセスでは、ユーザが提示した氏名、銀行口座、身分証明が一意に紐づいている必要があるため、当面、買取相当額の受け取り手段は銀行振込に限定されるそうだ。

この分野では、バンクが運営する「CASH」、メルカリが運営する「メルカリ NOW」のほか、(一見互いに競合しそうな)バンクおよびメルカリの双方から出資を受けるジラフが今月中に「スママダッシュ」をリリースすることを明らかにしている。フリマアプリよりも質屋アプリが人気を集める理由として、出品してから現金化されるまでの時間が短いことがよく言われるが、ウリドキネットの創業者で代表取締役 CEO の木暮康雄氏によると、同社の独自調査では、情報が不確定な状況で、販売者が商品を先に発送しなくてはならない点に不安を覚えるユーザが多かったのだという。

ウリドキネットは、ウリドキを2013年12月にローンチしており(当初は買取価格比較サイトとしてβ運用、2016年8月に買取モールにピボットし正式サービスに移行)、β運用の期間を含めると約4年間のキャリアがある。同社は買取会社各社との広範なネットワークを武器に、リアルタイム相場を反映した価格の鮮度や価格数(買取価格を提示できる商品バリエーションの多さ)に自信を見せる。今後、質屋アプリを各社とも、分野毎の強みや戦略的な買取価格の提示で、互いにしのぎを削ることになるのだろう。

左から:ウリドキネット 代表取締役 CEO 木暮康雄氏、CTO 益田恭平氏
Image credit: Uridoki Net

今回の PICOL のリリースとあわせ、ウリドキネットはエウレカの共同創業者で個人投資家の赤坂優氏と、複数の VC(名称非開示)から資金調達したことを明らかにした。ラウンドはプレシリーズ A ラウンド相当で、調達金額は非開示。同社はこれに先立ち、2016年5月にアコード・ベンチャーズ、三菱 UFJ キャピタルなどから5,700万円、2016年6月にみずほキャピタルから1,000万円を調達している。

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