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BHIが一連の情報過多対策アプリを「Swing!」として統合、同社初となるweb版リリースでPCからのアクセスも可能に

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東京に拠点を置く BHI は、インフォメーション・オーバーロード(情報過多)対策にフォーカスしたモバイル・ソリューションを提供するスタートアップだ。 これまでに各種SNS宛のダイレクトメッセージやメールをアグリゲートし、推測される優先順位に沿ってメール返信を支援する「SwingMail」(iOS 版、Android 版)や、現在の時刻に沿って To-Do 管理を自動化できるアプリ「Swingdo」…

東京に拠点を置く BHI は、インフォメーション・オーバーロード(情報過多)対策にフォーカスしたモバイル・ソリューションを提供するスタートアップだ。

これまでに各種SNS宛のダイレクトメッセージやメールをアグリゲートし、推測される優先順位に沿ってメール返信を支援する「SwingMail」(iOS 版、Android 版)や、現在の時刻に沿って To-Do 管理を自動化できるアプリ「Swingdo」(iOS 版、Mac アプリ版、Google Chrome エクステンション版)、LINEでメールの送受信やTo-Do管理ができるチャットボット「SwingBot(リンク先は、LINE 連携用URL)」、ECサイトやチケッティングサイトの通知メールから購入履歴などを自動整理してくれるアプリ「Swingtrack(iOS 版)」をリリースしてきた。

同社は15日、これらのシリーズアプリのうち SwingMail、Swingdo、Swingnews、Swingtrack の機能をまとめ、「Swing!」というスイートブランドで統合展開していくことを明らかにした。また、モバイルアプリとしてはこれまで通り独立したままだが、Swing! については同社初となる web 版をリリース、モバイルだけでなく PC からも一連の機能にアクセスが可能となった。

「Swing!」web 版のニュース機能(Image credit: BHI)
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BHI ではインフォメーション・オーバーロード対策を特化してきたため、これまでのソリューションはモバイルアプリのみを提供していた(Swingdo の Google Chrome エクステンション版を除く)。このため、ユーザはメールの機能を使う場合、PC では仕様の異なる別のメーラを併用せざるを得ない状況が続いていた。同社では web 版のリリースにより、ユーザはモバイルアプリと同様の画面仕様での操作が PC からも行えるほか、モバイルでは面倒な細かい設定や長文の返信などは、シチュエーションに合わせて PC から行えるようになるとしている。

「Swing!」web 版のお買物機能(Image credit: BHI)
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また、web 版については、ホワイトラベルによる OEM 展開をスタートし、マネタイズを開始する。メール・/Todo/お買物/ニュースを顧客要望に応じてパッケージにして提供することや、一部機能を他社の既存サービスに組み込ませることを狙う。お買物機能については現時点で楽天と Amazon のみに対応しているが、10月上旬までに約90の EC サイトに対応させ、簡単操作による商品再購入や商品情報とニュース情報の連携などを図る。

BHI は2013年の創業、それより遡る2012年にサムライインキュベートから430万円の出資を受けた(ラウンド不明)。以降、2014年4月にシリーズ A ラウンドで大和企業投資から(調達額非開示、推定調達額1億円程度)、2016年12月にフリービットインベストメントやニッセイ・キャピタルから(ラウンドおよび調達額非開示)出資を受けている。

(編注:iTunes の仕様変更に伴い、PC および Mac 用の iTunes Ver 12.7 以降では記事中リンクから iOS アプリをダウンロードできません。iPad や iPhone のブラウザ上で当該リンクをクリックしてください。)

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メールやメッセージのやりとりを効率化する「Swingmail」が母国に凱旋、UX/UIを大幅改善し日本のAppStoreに登場

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東京のスタートアップ BHI が提供する Swingmail は、モバイル端末上でのメールやメッセージのやりとりを効率化するアプリだ。2013年末に初版がリリース、2014年10月には姉妹アプリの Swingbook(連絡先帳)や Swingcal(カレンダー)と共に英語圏・北欧市場でリリースされた。 日本のスタートアップには珍しく、BHI は日本国内よりも世界でのマーケティングを優先した。スウェ…

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東京のスタートアップ BHI が提供する Swingmail は、モバイル端末上でのメールやメッセージのやりとりを効率化するアプリだ。2013年末に初版がリリース、2014年10月には姉妹アプリの Swingbook(連絡先帳)や Swingcal(カレンダー)と共に英語圏・北欧市場でリリースされた。

日本のスタートアップには珍しく、BHI は日本国内よりも世界でのマーケティングを優先した。スウェーデン出身の Emelie Fågelstedt をマーケティング責任者に起用、海外の業務効率化に特化したカンファレンスなどでの積極的な露出が功を奏し、AppStore でフィーチャーされたり、VentureBeat でも取り上げられたりするなど反響を呼んだ。

Swingmail は素晴らしいアプリなのだが、残念ながら日本の AppStore からは入手できなかったので、筆者はこれまでアメリカの AppStore から Swingmail をダウンロードしていたが、今日からその必要も無くなる。Swingmail が〝凱旋帰国〟するからだ。BHI は Swingmail を〝日本の〟AppStore 上でローンチした。

改めて説明すると、Swingmail は、情報オーバーロードとメッセージの散在の抑制を目的とした、機能最小限の受信メールボックスであり、メールの返信のみが可能なアプリだ。Gmail、Facebook、Twitterからのメッセージ、電話や FaceTime の呼び出しを収集するので、すべての連絡が一つの受信箱に集約される。ジャンク、スパム、喫緊の注意を必要としないメッセージを除外するので、重要な人からのメッセージのみを受信し、ユーザはそれらに集中することができる。

2013年末の初版のリリースから母国・日本での今回の改版リリースに至るまで、一年以上を要したのには理由がある。一度出したアプリを引っ込めて、あたかもステルス・スタートアップのようにユーザ・エクスペリエンス(UX)の改善に没頭していたのだ。

メールや複数のソーシャル・ネットワーク・サービスから、単にメッセージをアグリゲートするだけなら楽でした。しかし、そこから、受け取ったすべてのメッセージの内容を解析し、優先順位をつけ、ユーザにとって見やすい形で表示するまでに、以前はサーバ側の解析処理に1時間かかっていたんです。しかし、この解析処理のアルゴリズムを大幅に見直すことで、過去30日分のすべてのメッセージを、送受信完了後5分で完了できるようになりました。(BHI CEO 日昔靖裕氏)

言語解析処理が効率化できた背景には、BHI のエンジニアやデザイナーの奮闘に加え、最近、同社の技術顧問に就任した、東京大学情報理工学系研究科でコンピュータ科学を専攻する中村晃一氏の貢献が挙げられるだろう。中村氏は大学でコンパイラの研究や、機械学習を応用したプログラム解析手法を開発。自身もハードウェア・スタートアップを立ち上げ、コンピュータビジョンに関するスマートデバイスの開発を行っている。

ユーザ・インターフェイス(UI)面でも改善が進んだ。LINE や Facebook をはじめメッセンジャー全盛のこの時代、人々はメールよりも、メッセンジャーでのやりとりに慣れている。そこで、Swingmail ではメールのやりとりを、擬似的にメッセンジャーでのチャットのように見せる手法を取り入れた。これは、メッセージをもらう相手の、各種メーラーが自動的に付与してくる返信時の引用部を解析することで実現している。ウェブビューやファイル添付には未対応とのことだが、今後のアップデイトで改善が期待できるだろう。

インターフェイスの改善にもかなり力を入れました。極力、画面上にはボタンを出さないようにデザインしました。(日昔氏)

モバイルで移動中に返事をサクッと返すというコンセプトから、マーケティングで先行した欧米よりも、移動が公共交通機関中心の日本やアジアの都市部に Swingmail のターゲット・オーディエンスが多いのではないか、と筆者は考えていた。しかし、日昔氏によれば、インターフェースの優れたアプリやこの種の新しいコンセプトについては、欧米の方がユーザの反応を得やすかったという。メールのやりとりをメッセンジャーのチャットに見せるインターフェイスを実装したのには、ビジネスパーソンのみならず、メッセンジャーに慣れた若い女性をユーザに取り込みたい同社の意図が隠れている。

BHI は今後、姉妹アプリの Swingbook や Swingcal についても UX や UI を改善し、順次、日本の AppStore でも公開しくとのことだ。同社は昨年4月、大和企業投資からシリーズAラウンドで資金を調達しており、調達金額については開示していない。

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左から:日昔靖裕氏(CEO)、井上準之介氏(CMO)、Emelie Fågelstedt(広報担当)
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BHIが英語圏・北欧向けに、溢れるメッセージからユーザを救うモバイルアプリ「Swingnow」シリーズをローンチ

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 日本のスタートアップ BHI は今日、Swingnow というモバイルアプリ・シリーズをローンチしたと発表した。これらのアプリを使うことで、ユーザはメッセージのやりとりにおける情報オーバーロードを防ぐことができる。BHI は東京を拠点としているが、これらのアプリは、アメリカ、イギリス、オーストラリア、デンマーク、フィ…

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左から:日昔靖裕氏(CEO)、井上準之介氏(CMO)、Emelie Fågelstedt(広報担当)

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

日本のスタートアップ BHI は今日、Swingnow というモバイルアプリ・シリーズをローンチしたと発表した。これらのアプリを使うことで、ユーザはメッセージのやりとりにおける情報オーバーロードを防ぐことができる。BHI は東京を拠点としているが、これらのアプリは、アメリカ、イギリス、オーストラリア、デンマーク、フィンランド、ニュージーランド、ノルウェー、スウェーデンなど英語圏と北欧諸国の iTunes アプリストアでのみダウンロードできる。

Swingnow は、3つのモバイルアプリから構成されている。Swingmail(メール)、Swingbook(連絡先帳)、Swingcal(カレンダー)だ。

Swingmail は、情報オーバーロードとメッセージの散在の抑制を目的とした、機能最小限の受信メールボックスであり、メールの返信のみが可能なアプリだ。Gmail、Facebook、Twitterからのメッセージ、電話や FaceTime の呼び出しを収集するので、すべての連絡が一つの受信箱に集約される。ジャンク、スパム、喫緊の注意を必要としないメッセージを除外するので、重要な人からのメッセージのみを受信し、ユーザはそれらに集中することができる。

Swingbook は Swingmail とシームレスに連携可能で、連絡先を順位付けして表示するアプリだ。過去のメッセージのやりとり、現在時刻、現在位置から、Swingbook はユーザが連絡をとりたいと思う連絡先を予想し提案する。

Swingcal は、連絡をとりたい相手を探すのに使える、機能最小限のカレンダーアプリだ。現時点から向こう一週間の間に、誰かと打合せする内容にのみフォーカスしている。

BHI は昨年末の段階で、これら3つのアプリのうち Swingmail をローンチしていた。Swingnow シリーズの他の2つのアプリを新たに開発するのに加え、Swingmail についても、よりよいユーザ体験を提供するためにの以前の版を一度捨て、最初から新たに作り直すことを選んだ。

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これらのアプリが利用可能な地域を限定していることについて、筆者はメッセージをフィルタリングする上でのアルゴリズムに言語依存があるのだと推測していた。しかし、BHI の CMO 井上準之介氏は、この推測が誤りであることを説明してくれた。

我々はスタートアップなので、リソースは限られています。我々のアプリで使われている、フィルタリングや分析のアルゴリズムは、どの言語でも適切に機能します。しかし、もしすべての世界市場に展開しようとすれば、各地域の人々の好みに合わせるため、異なる言語市場ごとにアプリのインターフェースを最適化する必要があります。

日本市場に比べ、英語圏市場には明らかに大きな可能性があります。英語は北欧の人々にとって母国語ではありませんが、彼らは英語インターフェースのアプリを使うのに違和感を持ちません。そこで、我々はこれらの国々から始めることにしたのです。

Swingnow シリーズのアプリが今回ローンチした市場でよい反応が得られれば、BHI は利用可能地域をカナダ、南アフリカ、シンガポールなどにも拡大したいとしている。ユーザからのフィードバックをもとに、Android 版を開発する可能性もあるだろう。

BHI は今年4月、シリーズAラウンドで資金を調達しているが、調達金額、調達先については開示していない。

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複数の連絡チャネルを一元管理、スキマ時間を使って手早く返信ができるモバイルアプリ「Swingmail」がリリース

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 ビジネスパーソンの多くは、毎日Eメールを処理する時間を見つけるのに葛藤していることだろう。ソーシャルメディアのアカウントを持っていれば、そちらから来るメッセージにも返信しなければならない。なるべく早く返信したいが、熱心に仕事すればするほど、そのような時間を見つけるのは難しくなる。この深刻な問題に立ち向かう挑戦はないも…

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

ビジネスパーソンの多くは、毎日Eメールを処理する時間を見つけるのに葛藤していることだろう。ソーシャルメディアのアカウントを持っていれば、そちらから来るメッセージにも返信しなければならない。なるべく早く返信したいが、熱心に仕事すればするほど、そのような時間を見つけるのは難しくなる。この深刻な問題に立ち向かう挑戦はないものだろうか。

東京を拠点とする BHI は今日、新しいメッセージアプリをリリースした。受信したEメールやプライベートメッセージの確認と、必要に応じて返信することに特化している。このアプリは Swingmail といい、iTunes アプリストアで無料でダウンロード可能だ。誰かに当てた新規メッセージを作成する機能は持たないが、一定期間内に誰と何回メッセージを交換したかなどにより、受信メッセージを優先順に整理することができる。

東京やニューヨークなど、人口密度の高い地域に住む典型的なビジネスパーソンは、通勤や顧客訪問で公共交通機関を使うことが多く、移動中にコマ切れの時間が多く発生する。このような時間にこそ、Swingmail を使い、受け取ったメッセージに返信をすべて返してしまおう。優先度の低いメッセージや新規メッセージの作成については、同社はユーザが使い慣れている、デスクトップやモバイルの普段のEメールアプリを使ってほしいとしている。同社のマーケティングディレクターを務める井上準之介氏によれば、Swingmail は既存のEメールアプリを置き換える意図はないと強調する。

同社は、連絡先管理アプリの開発にも着手しており、このアプリは連絡先を優先順に表示してくれる。アルファベット順に表示する、デフォルトの連絡先アプリと異なり、このアプリは、ユーザが今どこにいるか(誰のオフィスに近いかなど)、メッセージアプリを通じて、連絡先のそれぞれの人々とどれだけメッセージを交換したかにより、優先順位が決定される。このアプリは来年初めにローンチする予定だ。

同社はサムライ・スタートアップ・アイランドを拠点としており、最近、Google Japan 元社長の辻野晃一郎氏をアドバイザーに迎え入れた。

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BHIのチームメンバー(ルクセンブルグで開催された、ICT Spring 2013 にて)

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