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クラウドファンディングに小さな進歩:ToGather.Asiaでインドネシアのバンドが2555米ドルを集める

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【翻訳 by Conyac】【原文】 東南アジアで、クラウドファンディングが小さな進歩を遂げた。シンガポールに拠点を置くToGather.Asiaで、インドネシアのバンド、The Tree & The Wild(TTATW)が2,555米ドルを集め、キャンペーンを終了した。 このお金は、彼らがドイツのReeperbahn Festivalで演奏した後に開かれる、フィンランドとエストニアでの…

【翻訳 by Conyac】【原文】

東南アジアで、クラウドファンディングが小さな進歩を遂げた。シンガポールに拠点を置くToGather.Asiaで、インドネシアのバンド、The Tree & The Wild(TTATW)が2,555米ドルを集め、キャンペーンを終了した。

このお金は、彼らがドイツのReeperbahn Festivalで演奏した後に開かれる、フィンランドとエストニアでのミニヨーロッパツアーを支援する。

金額としては大きくはない。時に100万米ドル以上を集めるキャンペーンもある、アメリカのKickstarterに比べると特にだ。しかし、クラウドファンディングの可能性についてあまり知られていない地域では、この小さな成功は大きな進歩である。

(参照:アジア太平洋地域各国のクラウドファンディングのパイオニアたち

少し物事を円滑に進めるために、ToGather.Asiaでは、Kickstaterで用いられている「all-or-nothing」のアプローチではなく、「投資された分だけ(Keep-what-you-raise)」の投資モデルを採用した。このリスクの少ないアプローチを採用したのは、クラウドファンディングを始めて利用する個人にとっての、学習バリアを低くするためである。

「私たちは、プロジェクトのクリエイターに対し、現実的な投資の目標を立てるよう積極的に働きかけている。「all-or-nothing」の投資モデルが受け入れられる状況が整うまで、「投資された分だけ(Keep-what-you-raise)」の投資モデルを現状では維持していく」。このクラウドファンディングサイトのファウンダーであるBryan Ong氏は語る。

このプラットフォームでは、現在資金を集めているプロジェクトがいくつかあるが、多くのプロジェクトは1セントも獲得できていない。Bryan氏にとって、このTTATWのキャンペーンでの宣伝効果により、クラウドファンディングに注目を集め、今後のプロジェクトがより大きく成功する事が期待される。

クラウドファンディングはアジアにおいては新しいコンセプトだ。マーケットを教育するのにあたって直面した課題と、それらに対し、どのような戦略を取ったのか。

Bryan氏:デザイン、テクノロジー、音楽、映画等、この地域での異なるコミュニティーに接触するにあたり、多くの努力と時間が必要とされる。マスメディアの注目を得るには、ある程度の規模のプロジェクトに資金が集まる事が必要だ。

それまで、私達は個別の業界のコミュニティのプロジェクトのクリエイターと援助者に教育を施さなければならない。しかし、直面した課題に関わらず、私たちが作ったプラットフォームのニュースが一回りし、私たちがシンガポールにおいて好まれているクラウドファンディングのプラットフォームである事を聞き、とても自信がついた。

マーケットを教育するための二番目に大きな課題は、積極的なキャンペーン活動をおこなう事にある。プロジェクトのクリエイターの多くはクラウドファンディングのキャンペーンが始まった後、どのようにキャンペーンすれば分からないでいる。キャンペーンを支援し、プロジェクトのクリエイターの為にマーケティングする事はできるが、彼ら自身が投資を必要としている以上、キャンペーン活動の大部分も彼ら自身で行う必要がある。

シンガポールに拠点を置くプロジェクトに関しては、プロジェクトを理解するのと、積極的なキャンペーン活動を促すために彼らと直接会って話をする。その後は、eメールでフォローアップをし、プロセスを導いていく。海外のプロジェクトに関しては、Skypeやeメールで説明する。

私たちはプロセスを楽にする為、何が上手くいき、何が上手くいかないかをまとめたクラウドファンディングガイドとインフォグラフィックを作成した。

要約すると、ToGather.Asiaで成功するクラウドファンディングのキャンペーンの要素は、キャンペーン期間が35-40日、投資目標が現実的で、5,000米ドル以下が望ましく、投資者の心を掴む特別な報酬がある事(体験型の報酬は上うまくいく)。

次の要素があると更に良い:
以下の点を説明するビデオ(上手く強調できないが):
1) 自身について
2) 自身のキャンペーンについて
3) コストの内訳/集めた資金が何に使われるか

あなたに関しての写真
1) チーム/自身
2) プロジェクトの進捗
3) 投資者への報酬

積極的なキャンペーン活動
1)投資状況をTwitterやFacebookを使って、潜在的な投資者に発信
2)写真やビデオを使って、プロジェクトの進行状況をアップデート
3)投資者に個別のeメールを送る
4)キャンペーンのオフライン化。興味を持ってくれた投資者に会う事を遠慮せず、自身のキャンペーンについて説明する。

プロジェクトへの投資が増えれば、投資者が急速な率で増える「転換点(Tipping Point)」に近づく。クラウドファンディングで一番難しい部分は、分かりやすく説得力のあるキャンペーンを作り活動をするための、最初の段階を乗り越える事であろう。

TTATW(バンド)のキャンペーンの話はどこから来たのか。彼らのこのアイディアに対する反応は?参加するにあたった経緯とは。

インドネシアの有名なバンドであるThe Trees & The Wildのクラウドファンディングのキャンペーンの話は、私たちのパートナーであるFigure8 Agencyから来た。彼らはシンガポールに拠点を置く企業で、東南アジアの良質な音楽に世界からスポットライトを当てる事をミッションとしている。

Figure8は、シンガポールに拠点を置くクラウドファンディングのプラットフォームであり、特に自社と仕事ができる所を求めていて、ToGather.Asiaとはちょうど良い時期に出会った。The Trees & The WildがEsplanadeでおこなわれるBaybeats 2012で演奏するその日にキャンペーンをローンチする為、その前にFigure8と何度かミーティングを設け、クラウドファンディングのキャンペーンをどのようにすれば最も効果的であるかを話し合った。パフォーマンス中にバンドはTogather.Asiaでの活動を訴えた。

私はその晩、彼らのパフォーマンスが終わった後会って話しをした際、彼らはクラウドファンディングのアイディアについてとても受容的であった。私たちは全員、報酬、宣伝努力と積極的なキャンペーン活動について合意した。

アジア太平洋地域において、インドネシアは最もクラウドファウンディングを受け入れる国なのでしょうか

インドネシアには、クラウドファンディングにとって大きなポテンシャルがあり、この国で可能性を探求したいと思っている。現在の私たちにとって、この国はアジアの中でも受容的な国の一つであると考えている。それは、高いインターネットの普及率とTwitterやFacebook等のソーシャルメディアの利用率が高い事によるものである。

キャンペーンからの反響も大きかった。ほとんどはインドネシアからで、12時間内に60ツイートがあったり、キャンペーンページに880いいね!が付いたりした。ただ、PayPalはすごく便利だが、多くのインドネシアの人にとってそれは必ずしも便利だとは言えない事を認めなければいけない。何故なら、キャンペーンの最中、Paypal以外での支払い方法のリクエストが後を絶たなかった。

結果的にFigure8と私たちは、支払い方法の選択肢として銀行振替を考案する事となった。

インドネシア以外でも、例えばシンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、ブルネイ、フィリピン、香港、台湾等の諸国や地域にもクラウドファンディングには巨大なポテンシャルがあると考えている。

クラウドファンディングのポテンシャルについてまだアジアではまだ認知が広がっていないので、どこの国が一番受容的であるかはまだ今の段階では判断する事はできない。

もし、資金を必要とするクリエイティブで面白いプロジェクトがあるなら、ToGather.Asiaから、Bryan氏は喜んで話を聞くつもりだ。

【via SGEntrepreneurs】 @sgentrepreneurs

アジアのKickstarterとIndieGoGoのハイブリッド「ToGather.Asia」:クラウドファンディングの地域格差を埋める

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【翻訳 by Conyac】【原文】 Bryan Ong、Mark Cheng、Jake Ongの3人は、本を出版するために資金を調達しようとした時、最初の困難に直面した。3人はその困難をチャンスだと受け止め、より多くのアジア人が面白いプロジェクトを実現するための支援サイト、クラウドファンディング「ToGather.Asia」を立ち上げた。 ToGather.AsiaのCEOで設立者、そして啓発書…

【翻訳 by Conyac】【原文】

Bryan Ong、Mark Cheng、Jake Ongの3人は、本を出版するために資金を調達しようとした時、最初の困難に直面した。3人はその困難をチャンスだと受け止め、より多くのアジア人が面白いプロジェクトを実現するための支援サイト、クラウドファンディング「ToGather.Asia」を立ち上げた。

ToGather.AsiaのCEOで設立者、そして啓発書「It’s I’MPOSSIBLE」の著者でもあるBryanに連絡をとり、YES! Startupが支援したアジアのKickstarterサイト「Togather.Asia」について詳しい話を聞いてみた。

ToGather.AsiaはアジアのKickstarter

ToGather.Asiaはアジアで最初のクラウドファンディングプラットフォームだ。プロジェクトのクリエイターが、小額の寄付をしてくれた人に報酬を提供することでアイディア実現のための資金集めができるサイトだ。クラウドファンディングはKickstarterやIndieGoGoといったサイトによってまずアメリカで人気となった。ToGather.Asiaの設立者らは、オンラインのクラウドファンディングというコンセプトをアジア地域にも導入することにしたというわけだ。

「アジアを拠点にした地元のクラウドファンディングプラットフォームには、同地域のプロジェクトクリエイターや寄付者の数が増えています。さらに、今ある大手のクラウドファンディングサイトは主にアメリカやヨーロッパ諸国のプロジェクトに独占されています。」と話すBryan。これら2つの情報をもとに、ToGather.Asiaチームはアジアと他国のクラウドファンディングには格差があり、それを埋める必要があるという結論に達した。これを念頭において立ち上げたのが、プロジェクトに特化したアジア発のToGather.Asiaだ。

ToGather.Asiaの機能や仕組みはKickstarterやIndieGoGoとほぼ同じだ。ToGather.AsiaはPaypalを公式決済システムとしていて、IndieGoGoからヒントを得た「集めた資金を確保する」というモデルを採用している。その名前からも察しがつくように、このモデルでは期限内に目標額が100%達成できなかった場合でも、プロジェクトクリエイターが約束した報酬を提供するのに十分な金額であると判断すれば彼は集まった資金を手に入れることができる。

現段階で他社サービスと異なる点と言えば、ターゲットにする地域とアジアの多くの国で生まれるプロジェクトの特性がそれにあたるという。

クラウドファンディングに対するアジア人の考え方

プロジェクトクリエイターの観点から見れば、アジアの大部分の人がまだクラウドファンディングについてあまり知らないとBryanは感じている。だから、アジアのプロジェクトクリエイターには、サービスの積極的な紹介、認知度を上げること、そして教育が重要となる。プロジェクトクリエイターがクラウドファンディングサイトにプロジェクトを載せるとそのアイディアが盗まれてしまうという誤解もある。

寄付者については、まだアジアではクラウドファンディングが根付き始めたばかりで、アジア人は他人のプロジェクトを金銭的に支援することに対して保守的で懐疑的だという。運営の透明性とサービスの魅力を通じて、多くの信頼を築く必要がある。だがToGather.Asiaは、時間の経過と共にクラウドファンディングのプロジェクトに寄付をするアジア人が増えていくと確信している。

ToGather.Asiaの今後の計画

アジアは非常に大きな市場だ。同チームは今、アジアの数ヶ国だけにターゲットを絞り、徐々にユーザとプロジェクトクリエイターを獲得している。そのために、懸命に取り組み、各国のローカルコミュニティーに積極的にアプローチしターゲットを絞っている。

ToGather.Asiaは最近、東南アジアのミュージックバンドを世界に紹介するFigure8との提携も結び、高く称讃されているインドネシアのインディーズバンドのヨーロッパミニツアーを実現するためのサポートを行っている。6日間で23人の寄付者から510米ドルを集めた。目標額にはほど遠いが、アジアにおけるクラウドファンディングの幕開けとしてはまずまずだと感じているようだ。

@E27sg