デザインスタジオIDEOが思い描く自動運転車がある都市生活の未来

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<ピックアップ>The Future of Automobility

デザインコンサルティングファームのIDEOが自動運転車が存在するとどのように都市の生活が変化するのかを描いた「The Future of Automobility」を発表しました。

自動車が無人で動くようになることが、人の生活に与える影響は様々なことが考えられます。Uberは配車サービスでありつつ、物流網としても注目されます。無人で移動が可能になり、さらに車内の荷物整理も機械で実施可能になれば、流通の多くの部分が無人になります。

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スマート化が進めば、スマートフォンなど持ち運んでいるコンピュータと接続し、操作することもできるかもしれません。交通状況のデータを読み取って、自動で最適なルートを選びながら車が走ってくる、そんなこともありえそうです。

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運転する際も、ウィンドウがディスプレイになって必要な情報を表示してくれたりするかも。

運転しなくてよくなれば、自動車はさながら移動する部屋のような存在になります。快適さがさらに求められるようになるかもしれません。その中で生活できることに主眼をおいた車も登場したりするかもしれません。

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電気自動車のことを考える際、移動するバッテリーと捉えてはどうか、という意見もあります。自動運転車は電気化していくことが考えられるため、遠隔で操作でき、移動するバッテリーとして考えてみると、都市のインフラにも影響がありそうです。

自動運転、スマート化、電気自動車、モビリティには様々な変化が起こりえます。IDEOが発表している絵は、その未来を想像する上での参考になりそうです。

via IDEO

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