明治がスタートアップ6社と4カ月の協業検証、社員らも参加

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成果報告会の壇上で挨拶する明治の代表取締役社長、松田克也氏

明治と01Boosterは8月16日、都内で明治とスタートアップの協業を検証するプログラム「明治アクセラレーター2022」の成果報告会(デモデイ)開催を公表した。2回目の取り組みとなるもので、協業検証のテーマは「食」「体とこころの健康」「サステナブル」「デジタル・テクノロジー」の領域。明治グループの持つ独自の素材や技術、原産地との繋がり、全世代の顧客との関係などの資産とスタートアップの持つテクノロジーやアイデアを組み合わせて、新しい価値を創造することを狙う。

昨年9月から募集を開始し、最終選考に残った11社から優秀賞に選ばれたスタートアップ6社と共に今年3月から約4カ月半に渡り検証を重ねた。具体的な協業内容や成果については開示されていないが、明治社員が各チームに伴走者(カタリスト)として参加し、各社と事業アイデアから具体的な事業の可能性などについて検討した。今後は6社と今回の検証結果・成果をふまえ、引き続きの取り組みなどを検討していく予定としている。

明治アクセラレーター2022のデモデイ(成果報告会)に参加した企業は次のとおり。

  • グッテ:お腹の弱い方向けの安心・おいしい食品の開発
  • けあばーす:介護事業所向けコミュニティアプリ「CAREVERSE」
  • ザ・ファージ:糖尿病総合診療支援システムを開発
  • FOODCODE:アプリでしか買えないカレー屋「TOKYO MIX CURRY」運営
  • menopeer:40代からの女性のココロとカラダの変化に、ケアサポートサービス「menopeer」運営
  • RESVO:新たな視点のストレスチェッカーで不調を可視化する「バイオピリン検査サービスパック」

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