![](https://i0.wp.com/thebridge.jp/wp-content/uploads/2024/01/mugenlabo-zentaikai-202401-dramabase-1.jpg?resize=620%2C383&ssl=1)
本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」に掲載された記事からの転載
DramaBaseは、インタラクティブ動画を活用したマーケティングサービス「DramaBase」を提供しています。インタラクティブ動画では、動画上に選択肢やコンバージョンポイントなどが実装されており、視聴者と相互にコミュニケーションが可能です。実際にTikTokやYouTubeなどの動画市場が過熱する中、今後多数の企業の参入が予想されています。
インタラクティブ動画には、動画にWebのような機能が実装されていることにより、動画内でのコンバージョン以外にも、従来の動画を上回るメリットがあります。例えば、動画の内容を変更しやすいため、コンバージョンに向けてPDCAサイクルを回しやすい点です。また出演者の不祥事で公開を取り下げなければならないようなケースにも柔軟に対応しやすいそうです。
インタラクティブ動画の技術としては、動画にカメラやマイクを連携することで、視聴者の選択をもとに動画の内容を変化させています。直近で好評を得た事例として、店舗の天井に防犯も兼ねたWebカメラを設置し、来店客層に合わせた動画をデジタルサイネージで再生することで、インタラクティブな宣伝をした事例があるそうです。
DramaBaseは動画のアナリティクス機能も提供することで、来店客数の行動分析や再生数の改善なども可能にしています。現在、オープンキャンパスや店舗体験などのDX、Web診断コンテンツとして、インタラクティブ動画を活用するケースが多いといいます。
協業ニーズとして、インタラクティブ動画を活用して、店舗体験のDXに取り組みたい企業やIPを伸ばしたいコンテンツホルダーなどを挙げました。また、インタラクティブ動画を活用した広告サービスの共創パートナーも募集しているといいます。
ピッチに登壇したDramaBaseの創業者兼取締役の渡邉一眞氏は「まだまだインタラクティブ動画自体の新規性が高いため、市場自体を盛り上げるべく、ゲームやアニメのIPとのコラボなどを積極的に実施していきたい」と語りました。
Members
BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。無料で登録する