本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載。毎月第2水曜日に開催される Monthly Pitch へのピッチ登壇をご希望の起業家の方、オーディエンス参加をご希望の起業家の方の応募はこちらから

サービス概要：走行距離課金型カーリースの「エンキロ」を提供するのはDRD4。エンキロは格安の固定基本料金と走行距離に応じて支払いをする、自動車ファイナンスサービスです。

リース会社と提携することでDRD4自体は車の仕入れはせず、ユーザーを獲得したらリース会社を紹介することで仲介手数料を収受するビジネスモデルを採用。変動料金の回収に最適化したシステム管理からも収益が発生しています。

Monthly Pitch編集部はココに注目：既存の自動車ファイナンスは、車を走らせようが走らせまいが、固定金額を毎月支払う必要があります。とはいえこの支払額はヘビーユーザーをもとに算出されており、いわゆる週末ドライバーは損する結果になることも少なくないそうです。そこでエンキロは月額固定額を低くし、距離に応じた支払いをすることで、このアンバランスを解決に導きます。

ある条件下では、既存では6万6,000円の支払いが必要になるところ、エンキロなら半分強の3万6,000円の支払いで済むそう。月1250キロまでならエンキロの方がお得になる計算で、全国の走行距離平均が月370キロということに鑑みれば、全体の50%と言われる週末ドライバーはエンキロの恩恵に預かれる可能性があります。

今後は個人向けだけなく、レンタカー向けやライドシェアといった事業用のリース需要も見込み、また希望の車種や乗り方によってカスタマイズした、最適なファイナンスを提供していく考えです。