自転車を使った脱穀機で持続的なコーヒー生産を支援する「GOOD COFFEE FARMS」/Monthly Pitch! スタートアップの扉

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カルロス・メレンさん

本稿はベンチャーキャピタル、サイバーエージェント・キャピタルが運営するサイトに掲載された記事からの転載。毎月第2水曜日に開催される Monthly Pitch へのピッチ登壇をご希望の起業家の方、オーディエンス参加をご希望の起業家の方の応募はこちらから

サービス概要:From Farm To Cupのビジネスモデルでスペシャルティコーヒーの大量生産モデルの変革を目指すGOOD COFFEE FARMS。品質が高くこだわりのあるコーヒー、小規模農家に対するフェアな還元、産業機械を使わない環境への優しさが特徴のサービスです。

Farm To Cupを実現するアイコンになっているのが、自社開発の自転車。標高2,000メートルの高地で小規模農家が自らコーヒー豆を加工するための設備で、これを使えば農家は自ら脱穀が行えるようになります。自転車なので(従来の脱穀機のように)大量の水や燃料、電気が一切かからず、環境負荷も抑えたサステナブルなプロセスになっている点も注目です。

Monthly Pitch編集部はココに注目:スペシャルティコーヒーは、品質の劣化、全体の7割を占める小規模農家の貧困、深刻な環境汚染といった問題を抱えていると、GOOD COFFEE FARMS代表のカルロス・メレンさんはピッチで語りました。GOOD COFFEE FARMSは、コーヒーのプロからも評価を得ている品質や希少性、生産者や環境への配慮といった点をもって、スペシャルティコーヒーを生産・流通させています。

自転車で作るFarm To Cupは斬新な取り組みとして国内外のメディアからも注目を集め、ブランド力となっているそう。GOOD COFFEE FARMSは、今後も年13%で伸びていくことが期待されているスペシャルティコーヒーのマーケットに、Farm To Cupのビジネスモデルで挑みます。

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