AI動画編集のオープンエイトがシリーズD調達、人材開発向けコンテンツ管理クラウド「Open BRAIN」公開へ

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「Open BRAIN」
Image credit: Open8

AI ビジネス動画編集クラウド「Video BRAIN」を提供するオープンエイトは22日、シリーズDラウンドで資金調達を実施したと発表した。調達金額は明らかにされていないが、累積調達額の今回発表と前回発表との差分から約10億円と推定される。

このラウンドには三菱UFJキャピタル、かんぽNEXTパートナーズ、アイドマ・ホールディングス(東証:7373)、静岡キャピタル、しがぎん地方創生SDファンド(しがぎんリースキャピタルとクオンタムリープ・キャピタル・パートナーズが運営)、エイチ・アイ・エス(東証:9603)が参加した。

これはオープンエイトにとって、2021年1月に明らかにしたデットを含む約30億円の調達(ラウンドは不明)に続くものだ。今回の調達を受けて、オープンエイトの累計調達額は約80億円に達した。今回の資金調達は、Video BRAINを中心とした「Open8プラットフォーム」のさらなる発展を目的だとしている。

Video BRAINは、企業活動におけるコミュニケーション課題を動画で解決し、DX推進をサポートする。AIを活用し、専門知識がない人でも簡単に動画を制作でき、動画の企画、編集、配信、分析までワンストップで行うことができる。リリースによると2024年1月現在、累計800社以上の企業に導入されているという。

オープンエイトは、Video BRAINを通じて蓄積されたビジネス動画の制作から配信までの網羅的な独自データと生成AIによる汎用性をもった生成系のタスクを掛け合わせることで、日本企業のビジネス動画に親和性のある独自技術を確立し、新たな顧客体験の創出を目指しているという。

また、同社は新たなクラウドサービス「Open BRAIN(オープンブレイン)」を今月リリース予定であることを明らかにした。このサービスは、企業における情報流通を活性化させ、人的資本経営の推進における施策実行を支援するとしている。Video BRAIN とともに、人材育成や業務標準化、インナーブランディングなどをワンストップでサポートする。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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