YC2024冬参加、ナイジェリアの国際支払い「Cleva」がプレシードで150万ドル調達

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Image Credit : Cleva

Fundraise Storyではグローバルの主要なVCが出資するシード・アーリースタートアップを中心にご紹介いたします。

Clevaはアフリカの個人や企業が国境を超えた報酬を受けるため、米ドル口座を開設できるナイジェリアのフィンテックスタートアップだ。このサービスは、特にアフリカのリモートワーカーやフリーランサーにとって重要なもので、彼らが国際的な市場で自分たちのスキルや製品に対して支払いを受けることを可能にする。

TechCrunchによると同社は1月、プレシード資金として150万ドルを調達したことを明らかにしている。この資金調達ラウンドはサンフランシスコ拠点のベンチャーキャピタル、1984 Venturesがリードし、The Raba Partnership、Byld Ventures、FirstCheck Africa、および数名のエンジェル投資家が参加している。また、同社はY Combinatorの2024年冬バッチにも参加しているのだが、ここにはGrey FinanceやElevateといった同様のサービスを提供するアフリカ勢が過去に参加している。

Image Credit : Cleva

Clevaのサービスは、現在ナイジェリア人に限定されており、米ドル口座の開設には銀行確認番号(BVN)と政府発行のIDが必要。立ち上げから4カ月で「数千人」のナイジェリア人の米国ベースの口座開設を獲得し、毎月100万ドル以上の支払いを処理したとしている。Clevaはユーザーが米ドル口座の資金を現地通貨(現在はナイラ)に交換する際に収益を得ており、米ドル口座への入金には0.9%の手数料を課している。一方、手数料の上限を20ドルとすることで、受取額にかかわらず上限なしの1%の手数料を適用する多くの競合他社と差別化している。

今後の展開としてClevaは米ドルカードや米国資産による貯蓄などの新商品を開発し、収益源の多様化を図るとしている。さらに、プロフェッショナルな請求書の作成や米ドルのグローバル送金などを通じて国際送金市場に参入する予定とのことだ。

同社を共同創業したTolu Alabi CEOは、Stripeでプロダクトマネージャーを務めた人物。CTOのPhilip Abel氏はナイジェリア出身で、マサチューセッツ工科大学(MIT)、ジョージア工科大学(ジョージア工科大学)でコンピューターサイエンスとエンジニアリングを学び、AWSやTwilio、Akamai Technologies などの大手企業でエンジニアリングの経験を積んだ。

via TechCrunch / Y Combinator

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