eコマース向け写真編集アプリ「PhotoRoom」が5〜6億ドル評価で資金調達中ーー生成AIなど組み込み予定

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フランス・パリを拠点とするPhotoRoomは、AIを活用した写真編集アプリとAPIを開発するスタートアップだ。Y Combinatorで2020年夏のバッチ出身の同社は、現在新たな大型資金調達を進めていると報じられている。TechCrunchによれば、調達を予定している金額は5,000万ドルから6,000万ドルで、プレマネーの評価額は5億ドルから6億ドル。また、報道ではAndreessen Horowitz(a16z) がラウンドに参加している可能性についても言及しているが、その真偽は定かになっていない。

PhotoRoomはディープラーニングを活用し、画像から背景を削除するなどの非クリエイティブなタスクを大幅に簡素化してくれる写真編集アプリ。特にeBay、Poshmark、Depopなどのプラットフォームで事業を展開するeコマース業者や小規模事業者の間で人気がある。この技術により、ユーザーは写真の背景を変更したり、画像をレタッチしたり、不要なオブジェクトを削除したりすることができる。 PhotoRoomは背景テンプレートのライブラリを持っており、さまざまな画像フォーマットをサポートしていることも特徴としている。

2022年11月にはBalderton Capitalが主導するシリーズA資金調達ラウンドで1,900万ドルを調達し、Facebook、Hugging Face、Disney+関連のエンジェルも参加した。今回の調達を合わせると、ラウンド後の調達総額は約7,000万ドルから8,000万ドルとなる。 他の投資家にはKima Ventures、FJ Labs、Meta、Y Combinatorが含まれ、AIの著名人であるYann LeCun氏やZehan Wang氏のような著名なエンジェルも参加しているとされている。同社創業者のMatthieu Rouif(マシュー・ルイフ)氏はスタンフォード大学卒業後、ビデオエディタアプリ「Replay」の開発に携わり、これはGoProに買収されている。

今後、同社はテキストプロンプトに基づいてマーケティング向けの製品写真を生成する機能を手始めに、生成AIをアプリに統合する予定だという。

via TechCrunch

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