米国小売業の7割がAI導入に期待するも、データの収集と管理に課題〜Forrester調査

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Image Credit: Forrester

Forrester Research の新しい調査によると、小売業者は業務改善と収益増加のために人工知能の導入に熱心だが、その多くは AI をうまく導入するために必要なデータ管理手法や技術的専門知識が不足していることが明らかになった。

エンタープライズ・ソフトウェアのプロバイダーである Epicor が委託したこの調査では、小売業者の70%が AI を搭載した小売管理システムを重要視していることが分かった。しかし、AI の普及はまだ初期段階にある。「入荷や販売・運営計画のようなプロセスでは、高度な AI を活用している回答者は20%未満で、利用率は最も低い」と調査結果は述べている。

データの問題が AI 導入の大きな障壁に

小売業を阻む主な障壁は、データの質と管理が不十分なことである。「回答者の77%は、収集したデータから実用的な洞察を得るのに苦労していると指摘し、67%は、より良いビジネス洞察の獲得に役立つ有用なデータを収集できていないと報告している。データのサイロ化を克服することが、導入における最大の課題として挙げられている。

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また、小売企業の多くは、AI の急速な進歩に対応するための技術的スキルが不足している。「70%は、AI リテールソリューションに関するより多くの教育が必要であると回答し、65%は、新しい AI テクノロジーについていくのに苦労していると回答している。

Epicor のプロダクトマーケティング担当バイスプレジデントである Marco de Vries 氏は、声明で以下のように述べている。

小売企業が AI の価値を実現するための第一歩は、利用可能な状況をよりよく理解し、根本的なデータ品質や収集の問題に取り組み始めることです。

この調査は、小売企業が AI の可能性を活用するために、適切なデータインフラ、ガバナンス、社内教育に投資する必要性を強調している。

適切な基盤があれば、AI を活用した小売管理システムは、小売企業にデータ主導の洞察を提供し、効率性を高め、需要を予測し、優れた顧客体験を提供することができる。本調査の詳細については、こちらからダウンロードできる

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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