AI警備システムのアジラ、4.6億円をシリーズC調達——モアマネジメントがリード

SHARE:

AI警備システム「AI Security asilla」を提供するアジラは18日、シリーズCラウンドで約4.6億円を調達したと発表した。このラウンドは、モアマネジメントがリードし、三菱UFJキャピタル、エースタート、イノベーション・エンジンが参加した。今回の調達を受けて、アジラの累計調達額は約12億円に達した。

これは同社にとって、2022年9月11月に実施したシリーズBラウンドに続くものだ。モアマネジメントと三菱UFJキャピタルは以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。

AI Security asilla は、行動認識技術を基にしたAI警備システム。既存のカメラをAI化し、異常行動や不審行動を検出した際に、瞬時に映像を通知する。これにより、警備員の業務負担を軽減し、見逃しや見落としを防ぐことができる。

特許取得の「違和感検知」機能により、各カメラにおける行動をAIが自律学習し、通常から逸脱した動きを「違和感」として検知する。これにより、予期しない危険行動を即時通知し、事件事故の未然防止に貢献する。また、数百台のカメラ映像もAIが24時間365日モニタリングし、既設カメラを利用可能で、サーバー1台で最大50台分の映像を処理できるため、初期コストと運用コストが抑えられるという。ローカルで完結するネットワーク構成により、外部への映像流出のリスクもない。

同社は今回の調達を機に、AI Security asilla の販売体制を強化し、行動認識AI技術の進化とコーポレートガバナンスの充実に取り組むことで、成長性の高い事業基盤の構築を目指すとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する