「lit.link」などのコミュニケーションテック事業の開発・運営を行う TieUps は10日、新サービスのコミュニティ型顧客育成プログラム「TieUps」を提供開始したと発表した。このプログラムは、かつて同社が「WeClip（ウィークリップ）」として運営していたカスタマイズコミュニティ SNS をリブランドしたものだ。

このプログラムは、コミュニティ型の構造を取り入れ、ユーザ同士の交流と共に各々のミッションを達成することで、能動的なブランドロイヤルティの向上を目指している。自動ガイドやレベルアップの仕組みを通じて、顧客の自発的な成長を促し、商品購入や口コミの拡散を実現するマーケティングオートメーションを実現するという。

TieUps によると、物価の高騰や消費者の購買力低下により、新規顧客獲得が一層困難となっている現在、企業は既存顧客の価値、すなわち顧客生涯価値（LTV）の向上に注目しているという。同社は、この新サービスにより、LTV の向上だけでなく、既存顧客を通じた新規顧客獲得もサポートすることで、広告に依存しない収益の創出を目指すとしている。

TieUps の特徴の一つである、ゲーミフィケーションの要素によって、ユーザ間の競争を通じた成長や、最適化された体験の提供を実現するという。参加者は互いに刺激を受け合いながら成長し、より深いコミュニティの形成を促すことを目指している。

TieUps は、コミュニケーションテック事業の開発と運営を主な事業として、現在 TieUps と lit.link の二つのサービスを展開している。lit.link は、スマートフォン1つで、SNS・HP・動画や画像など複数のリンクをひとつのページにまとめられる、無料のブランディングプロフィールツール。特に Z 世代からの支持を集め、ユーザは既に230万人に達しているという。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT