建設業界向け電子商取引クラウド「建設PAD」を展開、KENZOが1.7億円をプレシリーズA調達

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「建設PAD」
Image credit: KENZO

建設業特化の電子商取引クラウドサービス「建設 PAD」の提供を行う KENZO は8日、プレシリーズ A ラウンドで1.7億円を調達したと発表した。このラウンドにはセゾン・ベンチャーズ、ココナラスキルパートナーズ、GOLDEN EGG Ventures(エッグフォワード傘下の VC)、ユナイテッド(東証:2497)、その他、名前非開示の法人と個人投資家が参加した。

これは同社にとって、2022年3月に実施したシードラウンドに続くものだ。今回の調達を受け、KENZO は、エンジニア職をはじめとする人材採用の強化、提供機能の拡充、顧客基盤の確立、および事業拡大の加速に注力するとしている。

建設PAD は、建設業界向けのクラウド型ソフトウェア。建設業者間の見積もり、受発注、請求業務などを簡素化し、生産性の向上を図る。電子契約を用いることで、印紙代を削減し、文書管理のコストも大幅に減らすことが可能となる。PC だけでなく、スマートフォンやタブレットにも対応しており、どこからでもアクセスできる利便性を提供している。

昨年には JIIMA 認証を取得し、電子帳簿保存法や建設業法に基づく法的安全性も確保したという。これにより、法令を遵守した業務の効率化が実現する。同社は今年、複数の建設 DX 展示会への出展を予定しており、これらのイベントを通じて建設 PAD の認知度を高め、業界標準としての地位を確立していく計画だとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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