会員制セカンドホームのSANU、ベンチャーデットやRBFで70億円を調達——2025年までに全国30拠点に展開へ

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「SANU CABIN」
Image credit: SANU

会員制セカンドホームサービス「SANU 2nd Home」を運営する SANU は3日、ベンチャーデットや RBF(売上連動型ファイナンス)などで70億円を調達したと発表した。これは、同社にとって、2022年4月および7月に実施したシリーズ A ラウンドに続くものだ。エクイティファイナンスで調達した資金と合わせると、累積調達額は120億円に達した。

今回の資金調達には、商工組合中央金庫、みずほ銀行、りそな銀行からのデット、SDF キャピタルからのデット、Siiibo 証券による私募社債発行、Yoii による RBFが活用された。

SANU は2019年11月、McKinsey & Company 出身でプロラグビーチーム「Sunwolves」創業メンバーである福島弦氏(現 CEO)、バックパッカーズジャパンの元代表取締役で、日本橋兜町にあるホテル「K5」のプロデュースなども行ったデュアラーの本間貴裕氏(現ブランドディレクター)らにより創業。

SANU 2nd Home は全国各地の自然豊かな場所に環境共生型のセカンドホームを建設し、特定多数のメンバーでシェアする仕組み。月額5.5万円の定額制と、330万円の共同購入型の2つのプランがある。スマホアプリ一つで無人で管理され、シームレスな体験を提供する。

これまでに北海道ニセコなど4ヶ所にセカンドホームを設け、今後2025年までに国内30拠点、2028年までに国内外で100拠点を目指す。環境負荷を最小限に抑えるため、国産木材の活用や再生可能エネルギー100%で運営する。約2年半前にサービスローンチし、2024年2月に発売した共同購入の新プランは2.5時間で完売するなど人気を博している。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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