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日本全国のおでかけプランが集まる「Holiday」に海外おでかけプランが追加、タイムリーなイベント情報も

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”いつもの休日を楽しみにしてくれる”おでかけアプリ「Holiday」に新たなアップデートが加わりました。これまでの国内のおでかけプランに加えて、海外プランも投稿できるように。また最新バージョンでは、イベントや新店舗オープンなどタイムリーな情報も見られるようになりました。 2014年9月11日のサービス開始から1年強が経つHoliday。ユニークなおでかけプランを投稿者側のユーザーからは、海外プラン…

CITI-BIKE-Holiday
Holidayに投稿されたNY都心部を自転車で楽しむプラン

”いつもの休日を楽しみにしてくれる”おでかけアプリ「Holiday」に新たなアップデートが加わりました。これまでの国内のおでかけプランに加えて、海外プランも投稿できるように。また最新バージョンでは、イベントや新店舗オープンなどタイムリーな情報も見られるようになりました。

2014年9月11日のサービス開始から1年強が経つHoliday。ユニークなおでかけプランを投稿者側のユーザーからは、海外プランも投稿したいという声が聞かれていました。海外プランも見たいというニーズが高まってきたことを受けて、今回のアップデートに至りました。これで、週末など普段のちょっとしたおでかけから、気合を入れていく海外旅行までをHolidayで情報収集できるようになりました。

正式リリース前のテスト運用では、実際にオランダやオーストラリア、アメリカなどの現地に住む人にプランを投稿してもらいました。すると、食を中心に現地ならではの情報が多数集まり、また日本人がキュレーションしていることで個性的ながらも安心して頼れる情報が集まっています。

プランの閲覧者に向けたサービス強化も

ユニークでバラエティに富んだおでかけプランを集めるために、これまで投稿者に向けたサービスづくりをしてきたHoliday。今回のアップデートを機に、おでかけプランを閲覧する側に向けた機能強化や改善にも取り組んでいきます。その一つが、探す機能の充実。これまでは、自分がお気に入りしたスポット情報を閲覧する形でしたが、新たに現在地から他のユーザーおすすめのスポットを探せるように。日本全国で、Holidayを片手に街歩きを楽しむことができます。

Holiday-find-from-your-location  Holiday-Toranomon

また、おでかけプランに紐付けてタイムリーなイベント情報をフィードに表示。例えば、「六本木の国立新美術館でお散歩プラン」というおでかけプランがあったとすると、今やっている企画展をそのプランに紐づけて紹介します。毎週の企画会議で厳選した情報に絞って紹介され、現時点では、特に都内の20〜30代の女性に向けた情報を意識しているとのこと。

「イベント情報など鮮度が関わるものをHolidayでどう出すかについては、ずっと議論してきました。イベントには、必ずどこかしらのスポットが紐付いているため、そのまま紹介するのではなく、プランが生き返る、より魅力的になる形でそれを形にしたいなと。タイムリーな情報とおでかけプランのシナジーを高める見せ方にチャレンジしています」(サービス統括責任者 友巻憲史郎さん)

大きなイベントに比べて、中小規模のイベントは、そのためだけに出向くハードルが高くなりがち。おでかけプランと紐付けて紹介する形にすることで、イベントがおでかけの一部になってより足を運びやすくなることが期待されます。

おでかけのプランニングまで完結する形

Holiday-abroad Holiday-Japan

Holidayに投稿された海外おでかけプランを見てみると、「オアフ島の女子ごはん」「聖地巡礼!スコットランドのウィスキー蒸留所を巡る旅」「CITI BIKEで回るNYC〜グラウンドゼロからブルックリンブリッジ」など、行ってみたい欲をそそるプランが投稿されています。

「おでかけは日常的に行う行為。だからこそ、奇をてらったものより、本当にあったら便利というところを大切にしてきたい」と話す友巻さん。今後は、行き先が国内でも海外でも、おでかけする時のプランニングをサポートするような機能の追加を検討しています。

「おでかけのプランニングに解決するべき課題があると思っています。雑誌やテレビでリサーチしたり、Google Mapsを頑張って使ったり、メモをとってみたり。まだ、これといって確立された方法がありません。行き先について調べるところから、当日実際に出かけるところまで、Holidayとして提供していきたい価値です」

「この週末どうしよう?」という身近なところから、「いつか行けたらいいな」という将来のワクワクまでを提供してくれるHoliday。今後のますますの進化に期待したいと思います。

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参加者は500名を突破、“地元の人が地元の魅力を再発見”する「Holiday」オフライン交流成功の秘訣

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取材する度に毎度ワクワクさせてくれるのが、素敵な休日プランが見つかる「Holiday」です。ガイドブックには載っていない、地元の人しか知らないような日本全国の場所や魅力が詰まっています。 これまでウェブサイトとして展開して来ましたが、3月頭にはiOSアプリをリリース。7月頭には休日プランをアプリからも投稿できるようになったことで、若い層、その中でも20代前半の女性による投稿が増えています。 地元の…

Holidayを運営する友巻さん(右)と谷里穂さん(左)
Holidayを運営する友巻憲史郎さん(右)と谷里穂さん(左)

取材する度に毎度ワクワクさせてくれるのが、素敵な休日プランが見つかる「Holiday」です。ガイドブックには載っていない、地元の人しか知らないような日本全国の場所や魅力が詰まっています。

これまでウェブサイトとして展開して来ましたが、3月頭にはiOSアプリをリリース。7月頭には休日プランをアプリからも投稿できるようになったことで、若い層、その中でも20代前半の女性による投稿が増えています。

地元の魅力を再発掘するためのワークショップ

Holiday-workshop-stats

サービスの強化・改善はもちろんのこと、この半年間、Holidayが継続して行ってきたのが「Holiday ワークショップ」です。これまでに16都道府県、29ヶ所で開催し、参加者数は500人を突破。このワークショップを企画運営するコミュニティマネージャーが、谷 里穂さんです。サービス統括責任者の友巻さんと共に、Holidayがクックパッドに参画する前の学生時代からサービスを作ってきました。

各地で開催されるワークショップは、グループに分かれて行う街歩きから始まります。普段何気なく通り過ぎている場所、あまり立ち寄らない場所などをゆっくり歩いてみることで、地元を再発掘。その後、参加者は会場に戻り、Holidayでおでかけプランを作成します。最後に、チームごとに発掘したプランを発表して共有し合う流れです。

「もっと地元の街を詳しく知りたいという若い高校生から、会社員、70代のおじいさんまで参加者は幅広いです。また、地元のためになればと既に何かしら活動をされている方、自治体や観光業界の方なども参加してくださっています」(谷)

谷さんが、ワークショップを運営する上で大切にしているのが、「地元の魅力を参加者が自分の目と頭で再発見する」こと。あくまでそのきっかけを作り、サポートすることがHolidayの役割です。例えば、鳥取市でワークショップを開催した時のこと。

「鳥取と言えば、砂丘が有名です。でも、地元を街あるきすることで、喫茶店の多さに改めて気がついた参加者さんがいました。鳥取には昔からコーヒー文化が根付いており、喫茶店ではないお店にもコーヒーが置いてあるくらい。そこに住んでいると当たり前過ぎる魅力に気づくきっかけになったと喜んでいただきました」(谷)

Holidayのユーザーを増やすためのワークショップではない

Holidayのワークショップの様子
Holidayのワークショップの様子

日本全国に住む人々が、自分が知る地元の魅力を「みんなに知ってほしい、足を運んでほしい」という想いで発信する。Holidayが目指すのは、そんな世界です。

「果てしないミッションです。1年、2年で出来上がるものではないし、オンラインだけで完結するものでもない。じゃあ何を積み上げていけばいいのかと話し合って、色々試してみた結果、今のワークショップという形を見つけました。これなら、大きな流れを作れるんじゃないかと考えました」(友巻)

昨今、オンラインで完結するサービスが溢れる中、リアルでのコミュニケーションに原点回帰する流れが見られます。そんな中で、Holidayは内部のコミュニケーションで安易に「コミュニティ」という言葉を使わず、コミュニティがどんな状態で、何を指すのかなどを明確にした上で議論することを心掛けています。

Holidayには投稿者もいれば、閲覧者もいる。属性だってさまざまなユーザーが集まっています。ただ人が集まっていることと、その人たちがコミュニティ化することは全く別のもの。Holidayが目指す世界に近づくために、地域開催のワークショップという手段がベストだろうと考えたまで。

「ワークショップに参加してくださる皆さんは、Holidayを使ってみたくて参加するわけではありません。地域活性や観光という文脈の中で、地元の魅力を発信したいという思いがモチベーションです。そして私たちは、まさに“地元の人たちが地元の魅力を発信する”世界を目指している。ここのベクトルが合致しているため、そこに働きかけています」(谷)

地域活性化のためのツールとして、Holidayが最適だと感じたなら活用してくれればいい。そう感じてもらえるように、同じゴールを共有するユーザーにとって価値のあるサービス作りに取り組んでいます。

フォトレポ機能が持つ威力

一回のワークショップの参加人数は30人ほどですが、自治体職員や町おこしへのモチベーションが強い参加者が集まることで、その後、自分たちだけでHolidayを活用した同様のイベントを開催するケースが見受けられます。「20回、30回と回数を重ねることで、少しずつ仕組み化されてきたという手応えを感じています」(友巻)

Holidayは引き続き、プラン投稿者にとっての価値追求に注力していくとのこと。その一環として、既にウェブでは実装され、iOSアプリにも近日反映される「フォトレポ」機能をリリース。フォトレポは、クックパッドで言うところの「つくれぽ(作りましたフォトレポート)」に当たるもの。プランに対して、閲覧者は「行ってきました!」とレポートすることができます。

「クックパッドにおいても、つくれぽの実装が成長における重要なポイントだったと言われています。コメント機能とどう違うんだろう?と少し半信半疑でしたが、実装したところ、すごい威力を発揮しています。自分が作ったプランにフォトレポがつけば、投稿者は嬉しい。投稿者と閲覧者間で、すごくあたたかい世界観が生まれています」(友巻)

とはいえ、コミュニケーションはHolidayというサービスのコアバリューではありません。そのため、フォトレポに32文字の文字制限を設けたりすることで、投稿者にとって閲覧者との程よい距離感が生まれるように工夫しています。

9月からは、さまざまな企業や団体などとコラボレーションしながら、全国でのワークショップ開催を本格的に展開していく予定。また、9月頃にはAndroidアプリのリリースも。モバイルからの投稿とフォトレポ機能の追加で、年内にはコアなフィードバックループが完成します。一歩一歩丁寧に取り組んで来た「Holidayワークショップ」の仕組みが、どんな大きな波になっていくのか。今後の展開にますます注目です。

 

 

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投稿の心理的ハードルが高いのは悪いことではないーー素敵な休日プランが集まる「Holiday」のiOSアプリが登場

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昨年9月末にクックパッドからベータ版としてリリースされた「Holiday」。2015年3月現在、ユーザーから投稿された休日お出かけプランには、全国津々浦々の観光地から、地元の人しか知らないような穴場スポットまで1万スポットが紹介されています。スポット数が増えたことを受けて3月2日には、iPhoneアプリをリリース。Holidayのプロジェクトマネージャーである友巻憲史郎さんにお話を伺いました。 プ…

「Holiday」のプロジェクトマネージャーの友巻憲史郎さん
「Holiday」のプロジェクトマネージャーの友巻憲史郎さん

昨年9月末にクックパッドからベータ版としてリリースされた「Holiday」。2015年3月現在、ユーザーから投稿された休日お出かけプランには、全国津々浦々の観光地から、地元の人しか知らないような穴場スポットまで1万スポットが紹介されています。スポット数が増えたことを受けて3月2日には、iPhoneアプリをリリース。Holidayのプロジェクトマネージャーである友巻憲史郎さんにお話を伺いました。

プラン投稿はユーザーにとって創作活動

ウェブサイトとほぼ同様の機能を提供するHolidayのiPhoneアプリ。休日のお出かけプランを探す人は、新着順またキーワードを使って、さらには「お気に入り」をするなどして楽しむことができます。プランの投稿はまだウェブサイトのみ対応ですが、iPhoneアプリでは、自分の投稿プランについたお気に入りやコメントをスマホへのプッシュ通知で受けることができます。投稿機能の追加は来月くらいに予定しているとのこと。

以前、ベータ版リリース時に行った友巻さんのインタビューにもあるように、サービス開始当初からHolidayが注力してきたのは、プランを投稿してくれる人に向けたサービス作り。人が集まるのは、そこに素敵なプランがあるから。プランを投稿してくれる人が、より楽しくそれをできることを目指してきました。

この半年間、投稿者と向き合ってきたことで、ユーザーがなぜプランを投稿してくれるのかが少しずつ見えてきたと言います。それは、お気に入りやコメントなど自分が投稿したプランに対する反響が嬉しいこと以上に、Holidayでプランを作るという行為自体を楽しんでくれているから。もくもくと作ることを楽しむ、一種の創作活動として没頭しています。

「ということは、きっとプランを投稿する人はわりと限られたタイプの人なんだろうなと。投稿のハードルを下げてみんなに投稿を促すより、創作物をアウトプットしたいと願う人は誰なんだろうと考えるアプローチに変わりました」

日本全国の自治体などと組むワークショップ

Holidayを訪問する人、プランを見に来る人を増やしてその中の一定数を投稿者にしていくアプローチはしっくり来ない。投稿のハードルを下げることが質のいいプランを増やすことには繋がらないのでは?と考えて新たに始めたのが、ワークショップの開催です。

ワークショップとは、地域のコミュニティに根ざした団体、商店街、自治体、学生などと一緒に地元住民を巻き込んで行うもの。その地域の魅力を再発見し、プランとして投稿してもらいます。これまでに鳥取県江府町、鹿児島県鹿児島市、岡山県笠岡市、新潟県新潟市などで開催。

「地元の魅力を発信することで、人を呼び込みたいと願う人たちは沢山いるはず。でも、それが中々できていないんじゃないかと思いました。実際にワークショップを開催してみたら、自治体や参加者の皆さんもすごく喜んでくれて手応えを感じています」

その地域に一番詳しい地元の人たちを巻き込むことで、観光地ではない地元住民ならではのスポットなども加わり、全国に隠れている魅力を掘り起こすHolidayならではのプランが増えています。ワークショップの存在もあって、今では10代から70代までの幅広いユーザーがプランを投稿しています。

スポット単体でも楽しめるデザインに

Holiday_iOS_ScreenShot_withDevice_top  Holiday_iOS_ScreenShot_withDevice_plan

これまでウェブサイトで展開してきたHolidayをiPhoneアプリに落とし込む上では、プランの見せ方が最大の論点でした。どうすれば、プランを素敵だと感じ、行ってみたいと感じてもらえるか。Holidayのデザイン担当者でもあるiOSの開発リーダーが、プロトタイプを作っては壊すことを繰り返して今の形にたどり着きました。

アプリの見せ方で意識したのは、雑誌っぽさ。とはいえ、Holidayに投稿されるプランは文章ではないし、仮に文字がズラッと並んでいてもユーザーは全部は見てくれないだろう。パッと開いた時に何となく楽しそう、ワクワクするという感情を引き出すことを目指しました。

「一つのプランを縦にどんどんスクロールして読み物として読み進めるより、プランはスポットの固まりでできているので、一つ一つのスポット単体でも楽しめるような作りにしています」

プランのトップページではスポット一覧が見られて、一つをタップして全画面表示すると、スポットを左右にスライドしても見ることができる。つまみ食いならぬ、「つまみ見」もできるためプランを色々な形で楽しむことができます。

投稿のハードルが高いことは決して悪いことではない

昨年末から不定期で実施している「おでかけプランコンテスト」。期間を区切って、特定のテーマのおでかけプランをエントリーしてもらうもので、初回のテーマは「新年」でした。コンテスト開催で新規投稿が増えるのかと思いきや、むしろ既存コミュニティを活性化する効果が。一定のペースで投稿している投稿者が、あまり見られていなかった過去のプランを掘り起こしてくるなど、マンネリを防ぐ働きがありました。

新規ユーザーが思ったように増えなかったことからわかるのは、投稿のハードルが思っている以上に高いということ。Holidayのチームでは、投稿のハードルが高いことは決して悪いことではないと考えます。

「投稿への心理的ハ−ドルを下げるべきか否かという議論は半年間ずっと続けています。ハードルを下げた時に、本来投稿する属性じゃない人が投稿するようになって、今Holidayに集まっているプランの質に外れたものが増えるかもしれない。サービスを長期的に運営していく上で、それは健全ではないと思っています」

もちろん、ユーザーエクスペリエンスやユーザーインタフェースという意味での投稿のしやすさは大事。ワークショップなどが加わったこともあって、ITリテラシーが決して高くないユーザーによるプラン投稿も増えていますが、「自分に、こんなに素敵なプランが作れるとは思っていなかった」「実際やってみたらすごく簡単だった」というフィードバックが集まっていると言います。

100万ダウンロードされて当然の価値とは?

Holidayを開発するチームの皆さん
Holidayを開発するチームの皆さん

半年間を経てベータ版から正式版に、またiPhoneアプリをリリースしたHoliday。今もそのゴールは変わらず、質の高いプランを投稿してくれるユーザーを増やすことです。そのため、KPIには投稿者の月間UU数を掲げ、ダウンロード数では100万ダウンロードを目指しています。

「とはいえ、投稿者のUU数だけでは、投稿の質までは測れません。ここまでの価値提供ができれば100万人が使ってくれて当然だよね、と自ら言えるようなサービスを作ることを目指しています」

Holidayのアプリを開いてみて発見したのが、神奈川県の「家系ラーメン!本場横浜5天王ツアー」。カーシェアで車を借りて一晩でラーメン店を回り、複数のラーメン店を一つのプランにまとめたもの。投稿者のとある1日が切り取られたようになっていて、まるでストーリー。文章や写真、まとめ方の切り口などに投稿者の個性が表れていて他にも色々見たくなります。

この質を担保できるかが、今後サービスを拡大していく上で鍵になるのは間違いなさそう。いいコンテンツを集めることができればサービスに存在意義が生まれ、負けないと話す友巻さん。素晴らしいコンテンツをどう増やし、また近い将来、プランを探す人への価値をどう提供していくのか。乞うご期待。

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2年の猶予を与えられ、クックパッドの新卒チームが手掛ける「Holiday」が紐解く「おでかけ」の本質

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「Holiday」のプロジェクトマネージャー 友巻憲史郎さん 9月11日、クックパッドが新たにリリースした新サービスが、”いつもの休日を楽しみに”してくれる「Holiday」です。すでに数多く投稿されている休日お出かけプランから、エリアや新着順でプランが見つかるウェブサイト。Holidayのプロジェクトマネージャーである友巻憲史郎さんにお話を伺いました。 いかに楽しくおでかけプランを投…

Holiday-Tomomaki「Holiday」のプロジェクトマネージャー 友巻憲史郎さん

9月11日、クックパッドが新たにリリースした新サービスが、”いつもの休日を楽しみに”してくれる「Holiday」です。すでに数多く投稿されている休日お出かけプランから、エリアや新着順でプランが見つかるウェブサイト。Holidayのプロジェクトマネージャーである友巻憲史郎さんにお話を伺いました。

いかに楽しくおでかけプランを投稿できるか

ベータ版としてサービスを開始し、ユーザーヒヤリングなどを繰り返して今の形になったHoliday。お出かけプランの投稿者の多くは、お出かけ好きなブロガーです。自分のブログはあるものの、「ブログよりきれいにアウトプットできる」ことがHolidayに投稿する一つのモチベーションになっているそう。

「プランをつくること自体が楽しいと言ってくれる投稿者さんが多いです。マイページに行くと、各プランの閲覧数や得意なお出かけ範囲などが見やすく表示されます。お気に入りに追加されたり、たくさん訪問されることなども楽しんでくれています。また皆さん、自身のお出かけの思い出を振り返ったりもしてくれているようです」

Holiday-user-dashboardHolidayのおでかけプラン投稿者のマイページ

ユーザーから集まるこれらのフィードバックは、Holidayがまさに意図すること。プランを楽しく作成してもらい、投稿者に喜んでもらうことにこだわってサービスをつくっています。そしてこれこそが、アクティビティ系の類似サービスとの最大の差別化になると友巻さんは話します。

価値のあるものをつくるのは時間がかかる

投稿者に喜んでもらうことが、どうHolidayの強みになるのか。お出かけの際に、大きくて場所をとる雑誌を人が持ち歩く理由は、実際に「人が足を運んで目で見た」価値のあるコンテンツだから。Holidayに人が集まるかの明暗は何よりコンテンツが分ける。

「レシピと言えばクックパッド」と膨大な数の人が頼りにするのは、そこに無数のおいしいレシピが集まっているから。熱心なユーザーが投稿するレシピこそ、人気サービスクックパッドが成長した一つの要因。Holidayにもまさに同じことが当てはまります。

Holidayを開発し始めた当初、直属の上司の執行役は友巻さんにこう言ったそう。

「面白さとか、短時間でユーザー獲得することが大事なんじゃない。価値のあるものは、つくるのに時間もかかる。でも、時間をかけて積み上げたものはひっくり返せない」

この言葉を聞いて、当初Holidayをアプリとして提供しようと考えていた友巻さんは、アプリを急いで出すことが本質的な価値にはならないと気づかされました。

「現に、Foursquareなど現在地をベースに近隣の場所を発見できるアプリはありますが、まだまだ改善の余地があるのが現状です。探せる、見つかることに取り組む前に、素敵なコンテンツを集めること。何よりまず、そこにフォーカスすべきということが明確になりました」

「おでかけの本質は?」で決めたクックパッドへの事業譲渡

Holidayを手掛けるのは、クックパッドにチームごと新卒採用されたメンバーを中心とする5人の新人。友巻さんらは学生時代に一緒にサービスを開発していたチームで、そこに別の内定者1人が加わった形。サービスをつくる一方で就職活動を行い、別のIT企業に内定をもらっていた友巻さん。

「サービスを継続して運営したいという強い思いを捨てきれず、2013年10月頃に内定を辞退しました。その後、改めてVCや事業会社を回って、出資やチームごと引き取ってもらえる先を探していました」

出資や事業ごと引き取るというオファーもあったものの、そこには何か違和感が。そんな中、昔からの憧れだったクックパッドに半ばダメもとで挑んだのが、昨年のクリスマスの日の面接でした。

「サービスの性質上、育てるのに時間がかかることはわかっていました。半年、1年でサービスを打ち切るのではなく、本気でおでかけ市場に挑める譲渡先を探していた時にクックパッドの方に初めて会って、まず聞かれたんです。「お出かけの本質って何だと思っている?」って。この人、お出かけについて俺より本気で考えてる!とビックリしました」

今だから言えると話す人事の鷲見さんによると、実は当時、クックパッドではちょうどお出かけ系のサービスを検討している最中だったそう。この上ないタイミングと、本気でおでかけサービスに挑戦を挑みたいチーム。その後、チーム全員の面接を終え、1月末に正式にジョインすることが決まりました。

ユーザーの「課題解決度」を図るためこそのKPI

今は、資金調達などに頭を悩ますことから解放されて、サービスづくりに集中することができていると話す友巻さん。学生時代にこんな反省点があったと振り返ります。

「当時は、外から入って来る情報にいちいち惑わされていました。類似サービスがどれだけユーザー数を突破しただの、Androidアプリをリリースしただの。目立つことをして知名度を上げよう。そうしてユーザーを集めないと資金調達もできない、なんて焦っていました。ユーザーの問題を解決する以外のことを考えていたんです」

クックパッドでは、ユーザーの問題を解決することがすべて。今はその徹底ぶりに驚く毎日です。

「Holidayに関してもKPIは決めていますが、それはユーザーに対してきちんと価値を提供できているかの目安にするためです。KPIが伸びると思うんですがこんな機能はどうですか?と提案したら、“機能がどうのではなくて、それでどれだけ投稿が楽しみになるか、投稿したくなるかって本質的に考えよう!” と一喝されました」

今の時点で、2年間という時間を与えられているHoliday。これまでVCや事業会社と交渉を繰り返しながら、短期間でサービスを閉鎖させられてしまうのでは?という不安を感じていた彼にとって、2年という猶予は救いですらありました。

プロに囲まれてサービスを育てるという選択肢

事業会社に入社し、サービスを継続運営する。1、2年前は何となくかっこわるいイメージを持っていたその選択肢を選んだ今、自身の決断をどう感じているのでしょうか。

「クックパッドでは、本当にいろんな分野のプロに囲まれています。知らないことは全部教えてもらう、学んでやる、という思いで吸収しまくっています。本当にこの選択をして良かったと思います」

サービスをつくることに集中したいのに、資金繰りに手こずり頭を悩ます同世代の起業家がいる。むしろ昨今は、シードラウンドの資金調達のハードルが下がってしまったが故に、調達という選択をして後に引けない起業家の姿も。事業会社の傘下に入ってサービスを提供し続けるという選択肢があることを伝えたいと友巻さんは話します。

週末に電車に乗って出かけることから、泊まりがけの温泉旅行、海外旅行にいたるまで、「おでかけ」はとてつもなく大きな領域。人が「出かける」ということについて考え抜き、休日を楽しくすることで人の人生そのものを豊かにする。そんな壮大なテーマに取り組むHolidayがこれからクックパッドのなかでどんな風に成長していくのか。サービス、そしてチームの成長を今後も追いかけていきたいと思います。

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