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HTC Viveが運営するVR/ARアクセラレータプログラム「VIVE X」、第2バッチから33チームが卒業

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VIVE X は、HTC Vive が運営する1億米ドル規模のVR/ARアクセラレータプログラム。6月26日、VIVE Xの最新バッチから新たな卒業生が誕生した。VR/AR ハードウェア、エンターテイメント、サービス、エンタープライズソリューション、ツールなどを扱うスタートアップ33社が、大勢の投資家、起業家、メディアが座る観客席を前に自らの商品のピッチを行った。 完璧な VR/AR 体験を味わえ…

VIVE X は、HTC Vive が運営する1億米ドル規模のVR/ARアクセラレータプログラム。6月26日、VIVE Xの最新バッチから新たな卒業生が誕生した。VR/AR ハードウェア、エンターテイメント、サービス、エンタープライズソリューション、ツールなどを扱うスタートアップ33社が、大勢の投資家、起業家、メディアが座る観客席を前に自らの商品のピッチを行った。

完璧な VR/AR 体験を味わえるかどうかは、仮想世界に自分が物理的に存在しているような感覚、つまり没入感にすべてがかかっている。そうした没入感を得るために、今までは主に視覚と聴覚を利用してきた。だが、これまでのような方法でもっとリアルなバーチャル体験を求めるユーザの欲求を十分に満たすことができるだろうか? この質問に対する VIVE X 卒業生たちの答えは「ノー」だ。

最新の第2バッチでは、VR/AR 体験にさらなる感覚をプラスしようと挑戦している多くのスタートアップが存在する。

TEGway(韓国)

TEGway は ThermoReal の関連企業で、高性能なフレキシブル熱電デバイス(F-TED)の開発を行っている。F-TEDテクノロジーを応用した同社の「ThermoReal」ソリューションによって、VR/ARユーザは温度や痛みを感じることができるようになる。場面の変化に合わせて瞬間的な熱さや冷たさを感じたり、温度が徐々に変化する感覚や、熱さや冷たさが変わる感覚を得ることができる。

CEOのKevin Yi(이경수)氏は TechNode(動点科技)に対して次のように語っている。

このソリューションは、ジョイスティックやコントローラ、ゲームパッド、そして将来的にはハプティックグローブ(触覚グローブ)やVRスーツなどあらゆるデバイスに簡単に組み込むことができます。

TEGway は現在4つのプロトタイプを開発しており、教育や医療、自動車など幅広い分野に応用することを検討している。

スマートフォンに装着されたスティックを通じて、温度変化を感じることもできる。

bHaptics(韓国)

bHaptics はユーザに触覚フィードバックを提供する。前腕、額、胸、背中に触覚デバイスを装着することによって VR への没入感を高め、より VR に集中することができるようになる。これらのデバイスは付属の触覚エディットソフトウェアによって完全にプログラムすることが可能だ。開発者は様々なコンテンツに適切な触覚フィードバックを追加できるので便利だ。

Aurora AR(中国)

視覚的な体験についても進化が期待できそうだ。 Aurora AR は、110度〜135度の超広視野技術とARグラス光学の開発を行っている。同社はこれまで、インサイドアウト式トラッキング機能を搭載したコンパクトな日常用メガネから110度の広視野ARメガネまで、様々な商品を開発してきた。Auroraの技術を搭載したARメガネは屋外でも屋内でも利用可能で、明るい日差しのもとでも利用することができる。

この技術はまだ試作段階で、2017年9月には大量生産型のARメガネに搭載される予定。

新たな現実に対する欲望の低下

ベンチャーキャピタルの VR/AR スタートアップに対する投資意欲は2016年に急激な高まりを見せたが、その後は徐々に減少した。2017年第1四半期の資金調達総額と投資総額はここ1年で最も低い数字となり、業界関係者らは先行きに対する不安を募らせている。しかし、VIVE の中国担当責任者 Alvin Wang Graylin (汪叢青)氏は、市場は依然として堅調だと考えている。

VR/AR スタートアップに投入された資金の総額が前年比で大幅に減少していることは確かです。しかし、Magic Leap の1回の資金調達が、2016年第1四半期の資金調達総額の大部分を占めている、という事実が見落とされがちです。Magic Leap の件を除けば、2017年の資金調達総額は前年同期と同水準になります。

さらに、今年第2四半期に Unity と Improbable が大規模な資金調達を行ったことによって、資金調達総額は押し上げられている、と語った。

また、彼は VR ゲームで AAAタイトル(大ヒットタイトル)が登場し、この市場の発展を後押ししてくれることを期待している。

今年下半期には AAA タイトルとなるような VR ゲームが少なくとも4本リリースされる予定です。また、スティーブン・スピルバーグ監督の映画最新作『Ready Player One』の公開も予定されています。1年後にこの超大作映画が公開されれば、何十億という人々が、VR とは何なのかを知ることとなるでしょう。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

B2Bのイノベーションを追求するVR企業と、HTC Viveのこれまでの取り組み

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加速度的なアップデートとともにバーチャルリアリティ市場は根本的に変化しており、この新技術が私たちの生活をどう変えていくのか、その利用方法も変化している。VR がゲームプレーヤーだけを楽しませていた日は遠く過ぎ去り、B2B アプリケーションが次の大きなトレンドになるだろう。 Goldman Sachs のレポートによれば、テレビゲームは VR ソフトウェア市場のたった3分の1しか占めておらず、小売、…

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加速度的なアップデートとともにバーチャルリアリティ市場は根本的に変化しており、この新技術が私たちの生活をどう変えていくのか、その利用方法も変化している。VR がゲームプレーヤーだけを楽しませていた日は遠く過ぎ去り、B2B アプリケーションが次の大きなトレンドになるだろう。

Goldman Sachs のレポートによれば、テレビゲームは VR ソフトウェア市場のたった3分の1しか占めておらず、小売、ヘルスケア、エンジニアリング、軍事、不動産といったアプリケーションの占める割合は増加している。こういったすべての事柄によって、機が熟していることが示されている。

マーケットリーダーである HTC Vive は、未開の地の開拓者となるべく多大な努力をしている。同社が B2B 分野で行っている最新の事例をいくつか紹介しよう。

パブリッシング

HTC Vive は10月26日、自社技術 Vivepaper を用いた拡張 VR 付きの読書体験を Condé Nast Traveler とのパートナーシップでリリースした。AR が利用できる専用設計の Vivepaper 冊子と VIVE VR システム(または互換性のある VR ビューワ)で、ユーザは印刷コンテンツに対して多彩なやり取りができる。360度写真やビデオ、3D モデル、2D コンテンツ、そして音声が、紙に触れるだけで起動できる。

Vivepaper は特許出願中の技術であり、Vive に組み込まれた前方カメラを活用して、「ビデオパススルー(透過)AR」と呼ばれるタイプの AR を Vive 上で利用できる。従来このカメラは、Chaperone システムを利用中のユーザが壁や障害物にぶつからないように保護する目的だけに用いられていた。

Vivepaper は拡張 VR(Augmented Virtual Reality、A-VR)という AR と VR の融合したモデルを実装しており、実在のモノ、この場合紙の冊子に触れることでリアルさを高めた、より高度なバーチャル体験が可能になる。Vivepaper は VR、MR(Mixed Reality)、そして AR の、一つのデバイス上での融合のはじまりを告げている。

同社によれば、China Daily 21st Century English Newspaper(中国日報・英文21世紀報)Caixin VR(財新 VR)、また Publishing House of Electronics Industry(中国電子工業出版社)といったさらに多くのパブリッシャーが Vivepaper 版のコンテンツをリリースする予定だという。

この技術を用いて、HTC は読者の消費の仕方、パブリッシャーのコンテンツ配信の仕方を変えようとしており、同時に広告主が消費者にリーチする新しい手法も提供しようとしている。

ホスピタリティ

HTC Vive のようなハイエンドの VR デバイスは平均的な消費者にはまだ非常に高価だが、VR アーケードの出現によって消費者は大金をはたかずに VR 体験を試すことができるようになった。アーケードで試してみたい人がいるのであれば、ホテルでやらない手はないだろう。

Vivepaper ローンチの翌日、HTC は多くのホテルブランドのポートフォリオを持つグローバルグループ、IHG とのパートナーシップも発表しており、客室内の VR 体験の提供を開始した。

IHG グループの中で先行して3つのホテルで、宿泊客は10月31日から「Vive ゾーン」または自分の客室で、ゲーム、エンターテイメント、インタラクティブ体験を VR で試すことができるようになっている。このサービスは来年100以上のホテルで利用可能予定であると、HTC Vive の中国支社長 Alvin W. Graylin 氏は述べている。

教育、そして、その先へ

教育は VR 技術が最初に応用された分野の一つであり、VR との整合の良さは嬉しいことに日々高まっている。

この1年で、私たちは教育への VR の応用がどれだけ重要であるか強調してきました。VR が知識取得のための最も自然な手段だからです。(Graylin 氏)

HTC は Udacity といった教育プラットフォームや Lifelique のような視覚学習プラットフォームの企業と提携している。

デザインも VR が広く適用される分野の一つとして期待しており、この分野に向けた製品を近い将来ローンチする予定です。また、HTC は最高の没入型ショッピング体験を提供するため小売業界のパートナーとも協業しています。

私たちが現在行っているのは、VR ハードウェアとコンテンツをめぐるエコシステムの構築であり、業界全体の発展をさらに加速させようとしているのです。(Graylin 氏)

【via Technode】 @technodechina

【原文】

HTCの10万円するVRヘッドセット、予約開始10分で1万5000セットを販売

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<ピックアップ> HTC sold 15,000 $800 Vive virtual reality headsets in 10 minutes HTCがリリースしたVRヘッドセットデバイス「HTC Vine VRキット」ですが、先行予約開始から10分で1万5000台が売れたそうです。10万円(800ドル)近いデバイスになる(更に利用には1000ドル価格帯スペックのPCが必要)ので、…

Image Credit : Dean Takahashi
Image Credit : Dean Takahashi

<ピックアップ> HTC sold 15,000 $800 Vive virtual reality headsets in 10 minutes

HTCがリリースしたVRヘッドセットデバイス「HTC Vine VRキット」ですが、先行予約開始から10分で1万5000台が売れたそうです。10万円(800ドル)近いデバイスになる(更に利用には1000ドル価格帯スペックのPCが必要)ので、決してチビッ子のおもちゃというわけにはいきません。

<参考記事>

ちなみにこのVine VRですが、他のSamsung GearやOculusなどと違う点に埋め込まれた幾つかのセンサーがあります。これによって場所の情報が分かるため、移動している感覚が伝わるのだそうです。

基本的にゲームやアダルト(ポルノ)方面で話題になりがちなVRヘッドセットですが、教育や医療といった分野での活用も期待されているので、最終的にどこで大きく花開くのか、はたまた、話題だけで消えて無くなるのか、今年から具体的なブツが出てくるのでその動向に注目が集まります。

via VentureBeat