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京都リサーチパークで、5回目となるスタートアップ・ウィークエンド京都が開催

本稿は、THE BRIDGE 英語版で翻訳を担当する Connor Kirk 氏の寄稿を翻訳したものです。オリジナルはこちら。本稿の写真は、谷口千博氏による撮影。 スタートアップ・ウィークエンドは、起業家、開発者、デザイナーらが集まり、54時間でアイデアをピッチし、チームを作り、新しいプロダクトやサービスを生み出すイベントだ。もともとは作家で起業家の Andrew Hyde 氏が始めたものだが、現…

本稿は、THE BRIDGE 英語版で翻訳を担当する Connor Kirk 氏の寄稿を翻訳したものです。オリジナルはこちら。本稿の写真は、谷口千博氏による撮影。


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スタートアップ・ウィークエンドは、起業家、開発者、デザイナーらが集まり、54時間でアイデアをピッチし、チームを作り、新しいプロダクトやサービスを生み出すイベントだ。もともとは作家で起業家の Andrew Hyde 氏が始めたものだが、現在では Google や Microsoft が後援するシアトル拠点の NPO となり、世界中の726都市で1,500以上のイベントを開催するまでになった。

今月、京都リサーチパークで第5回スタートアップ・ウィークエンド京都が開催され、若い起業家、コーチ、業界の専門家が一堂に会した。スタートアップ・ウィークエンドの標準的な構成に則って、ピッチ、ビール・パーティー、投票、開発が行われた。最初のラウンドのピッチでは、きっちり60秒以内で、メリット、フィージビリティ、想定されるアイデアの経済的価値にフォーカスして、各チームとも必死に、時には演劇風にコンセプトを説明した。マイクの前に立つ参加者の中には、大学生や高校3年生など驚くほど若い人たちも居た。

最初のピッチラウンドの後に投票が行われ、トップを飾るいくつかのアイデアが紹介された。その後、15分をかけて、可能な限りバランスの取れたスキルセットを持つメンバーを配置すべく、5チームが再編成された。残る時間を使って、開発、デザイン、コーチング、各グループの MVP(最小実現プロダクト)の最終プレゼンテーションと続き、今年の審査員を務めたクエステトラ CEO の今村元一氏とロックオン CEO の岩田進氏によって、フィードバックと最終審査が行われた。

以下は、4チームそれぞれの代表者によるサービスの説明を簡単にまとめたものだ。まずは、今年の優勝チーム WithYou からだ。

WithYou

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  • スタートアップ名:WithYou
  • チームメンバー:Sushi Suzuki 氏、辻本文哉氏、河野晴愛氏、松山穂氏、佐々木一貴氏

WithYou は、旅行者が二ヶ国語を話す地元の人と仮想的につながることができるクラウドソーシング・プラットフォームだ。翻訳や通訳、ナビゲーション、文化に関する説明の支援を受けることができる。言葉の通じる人がいない、英語メニューの無いレストランに入ったとき、日本の僧侶に瞑想の手ほどきを受けるとき、パリの最高のヘアースタイリストに髪を切ってもらうときを想像してみよう。どうすればよいだろうか。冒険をする上で、言葉が障害にならないようにしたい。地元の人とつながり、自らの可能性を広げよう。

1mile

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  • スタートアップ名:1mile
  • チームメンバー:冨浪真樹氏、藤本璃旺氏、大西興季氏、浦嶋優晃氏

自分の徒歩圏内(1mile)にある、あらゆる店舗をおススメするアプリです。「良い店を探したいが上手く見つけられない」「探すのが面倒だ」など店舗を新規開拓できていない方に、新たな店舗を開拓し、自分の街を楽しんでもらうためのサービスです。

Ouchlet

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  • スタートアップ名:Ouchlet
  • チームメンバー:足利義徳氏、津江聡一郎氏、杉野太紀氏

合言葉は、”Ouch!” saves the world. 他人の「痛い話」の価値とは何か? これは、「笑い」であり、「教訓」でもあり、「ビジネスチャンス」でもある。「先人の失敗談を集めて、世の中を良くなる仕組みを作ろう」というコンセプトにてスタートアップに挑戦しました。

Gamey

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  • スタートアップ名:Gamey
  • チームメンバー:Shingo Yonemura 氏、Midori Harada 氏、Naoto Ando 氏、Yuta Goseki 氏、Eiji Iwatani 氏

月額¥5,000の会員費で、小学校の放課後の空き時間、子ども達に地域のプロフェッショナルな人達による、スポーツ、文化、食などに関する体験機会を提供するプログラムを提供。ウェブサイト上で、数百種類のプログラムを提供し、親によって指定の日時や場所を選び、放課後子ども達を参加させることができる。


参加したプログラマが少なかったため、チームを構成する要員のバランスは良くなかったが、それでも各チームとも疲れを見せずに開発を続け、専門性や完成度が驚くほど高いプロダクトを披露した。京都のスタートアップ・シーンには、このようなイベントがさらに多く必要だろう。東京ではスタートアップ・ウィークエンドが月に一度は開催されており、将来、このようなイベントの人気が高まることを期待したい。

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スタートアップウィークエンド京都 #swkyoto 最終プレゼン7組の発表−−優勝は電車内の匿名チャットSNS「おしゃべりバナナ」

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8月3日から5日まで、京都リサーチパークにて金曜の夜から54時間かけてアイディアのプロトタイプをつくりあげる、スタートアップのためのイベント「Startup Weekend」が開催された。 今回も、熱い54時間の中でアイディアをチームでブラッシュアップしてそれぞれ形にし、最終プレゼンへと向かった。イベント中の様子は、こちらのフォトレポで見ることができる。 ここでは、今回のStartup Weeke…

8月3日から5日まで、京都リサーチパークにて金曜の夜から54時間かけてアイディアのプロトタイプをつくりあげる、スタートアップのためのイベント「Startup Weekend」が開催された。

今回も、熱い54時間の中でアイディアをチームでブラッシュアップしてそれぞれ形にし、最終プレゼンへと向かった。イベント中の様子は、こちらのフォトレポで見ることができる。

ここでは、今回のStartup Weekend京都で最終的に発表されたプレゼンの内容をまとめておく。また、それぞれのプレゼンと、今回の審査員である面々からのコメントなどをまとめた。

1.写真に音を発するスタンプで遊ぶ「Photoplay」

PhotoPlayは、子育てで忙しいお母さんにとって、価値のある時間を提供したい、というコンセプトからできたサービスだ。Photo Pkayは、子どもが1人でも気軽に遊べることからスタートしている。

PhotoPlayは、写真と音を組み合わせて自由に遊ぶことができる。写真を選択し、その写真にスタンプなどのオブジェクトを配置する。そのオブジェクトをタッチすると、そこから選択したオブジェクトに応じて自由に音を発することが可能となる。

マネタイズとしてはフリーミアムモデルを採用し、無料で使用できるスタンプなどを配布。有料アイテム課金で、追加スタンプなどを購入できる。また、子どもが勝手に決済機能をおこなわないよう、メニュー画面への以降の際にアラート機能として掛け算などの計算式をおこない、子どもがタッチしても画面が移行しない設定をしている。日本、そしてアメリカそれぞれの市場として、2−5歳の人口はそれぞれ430万と12270万人と、大きな市場を目指してサービスを展開していく。

2.気の合う友人同士をマッチングする出会わせ系サービス「Yenta」

Yentaは、従来とは違うマッチングを狙っている。従来の、自発的な趣味趣向ではなく、仲介する友人と通じて男女のマッチングをおこなうサービスだ。”Yenta”という言葉は、「おせっかいおばさん」という意味であり、言葉どおりかつてのおせっかいおばさんのように、気の合う男女同士をマッチングさせる、おせっかいな”出会わせ系”サービスだ。

ユーザは、サービスを立ち上げると、Facebookと連携し、自分の男女の友人が画面にランダムで表示される。その男女を見て、マッチングするかどうかを考え、「いいかも」ボタンをタッチする。また、男性、女性それぞれを固定して、固定していない男女をランダム表示させ、マッチングをおこなわせることも可能だ。

マッチングされた男女はそれぞれに通知がいき、了承すればマッチングが成立させる。その後は、男性側が提携しているレストランの予約画面へと移行し、食事へと誘うメッセージを送ることができる。マネタイズとして、提携している飲食店の新規顧客獲得による広告モデルを採用している。

従来のマッチングと違い、相互の内面を知る第三者からの紹介によるマッチングとしての成立率をあげ、マッチングの成功率や少子化への課題を解決する。また、マッチングが成功することにより、マッチングされた同士のFacebookでの趣味趣向のデータが得られることにより、そのデータをデータベース化し、どういったペアがマッチングされやすいか、紹介されていない人にも、より精度の高いレコメンドサービスを目指している。

3.講義ノートをクラウドで共有し、アップされたノートを売買する「Note Mall」

「Note Mall」は、クラウド上に講義ノートをアップロードし、ユーザは、そのアップロードされたノートを購入できるサービスだ。購入した代金に応じて、アップロードされた人にお金が支払われる仕組みになっており、マネタイズは手数料としておこなう。

フリーミアムモデルを採用し、最初の10ダウンロードまでは無料でおこなうことができ、使用の敷居を下げる。それ以降は、ダウンロードしたい数に応じて、追加1ダウンロードで100円、さらに追加10ダウンロードで200円、そして400円とダウンロードした数に応じて課金されていく。

Note Mallの元になったサービスは、米国にある「Teachers pay teachers」というサービスであり、このサービスを通じて、1人の先生が教育資料をアップロードし、一年間に70万米ドルものお金を稼いだ、というものがある。(筆者注:詳細は、Startup Datingの「オンラインで授業計画を販売、70万ドルを稼ぐ幼稚園の先生」の記事を参照)

サービスのシステムはほぼ完成しており、Startup Weekend kyoto終了後、さらに改良しより実装して使えるものを近いうちにリリースする予定だと、イベント終了後にチームに取材をおこない語ってくれた。続報を期待したい。

4.イベントに特化した参加費を集めるマイクロファンディングサービス「MassDriver」

「MassDriver」は、イベント参加支援のクラウドファンディングサービスだ。高額なイベント参加費に対して、学生など参加費を払うことが難しい人たちに対する支援を目的にしている。

ユーザは、行きたいイベントのイベント名やイベントの詳細、なぜそのイベントに参加したいか、無事にそのイベントに参加することができた際に支援者にどういうリターンができるのかなどの思いを書いたフォームを記入して投稿する。投稿されたイベントの参加費に到達する額に向けて必要な額が達成したら終了となる。リターンをどうするか、その点については、少し曖昧な部分があったが、学生など若い人がどのように支援者にリターンを設定するか、審査員などからも質問があるなどあった。

支援したい人は、サイトにいき支援したいイベントと投稿している個人を判断し支援をおこなう。イベンターにとっても、イベントに参加したいと強く思っている人が、その人の切り口からイベントを宣伝してくれるため、宣伝広告という視点からも、歓迎してくれるのでは、と考えている。また、イベントに参加したい、という参加表明もわかることもできる。また、この若い人と一緒にイベントに出てみようと考える人が増えるのでは、という予想を立てている。

5.企業のサイトに宝を隠して宝探しをおこなう「Tretsuku」

ユーザに、新しい遊びを提供する「Tretsuku」。これまで、既存のゲームは、宝を”探す”ゲームが多かった。しかし、Tretsukuは、宝を”隠す側”として参加することもできるゲームだ。ユーザは、企業のウェブサイトをフィールドとして捉え、サイト内の様々な箇所に宝を隠すことができる。

ユーザは、特定の企業のサイト(Tretsukuにて広告出稿している企業サイトやタイアップ企業サイトなど)を選ぶ。ユーザは、その選んだ企業の商品を宝とし、企業内のサイト内に3つ程度、宝の隠し場所を指定し、その後宝を隠したことを自身のソーシャルネットワークに告知する。また、宝を隠していないユーザは、Tretsuku内にて宝を隠すハンターとなり、宝を隠したユーザの宝を制限時間内にて探し当てる。

上手く宝を隠した隠す側をSetterとし、逆に隠した宝を探し当てる側をHunterとし、それぞれに上手く宝を隠した、もしくは宝を発見したものをランキング形式で表示し、ユーザへのインセンティブを高める仕組みも用意している。それらのインセンティブによって、商品を得る楽しみや探す楽しみ、それらのスリルやゲーミフィケーション的な面白さを提供する。企業としても、サイト内への訪問や宝配布による知名度アップ、サイトの滞在時間を高めるなどの効果を期待している。

提携してくれる企業が増えることにより、フィールドが拡大し、より宝を探し当てる楽しさが増す。日本における広告市場だけでなくアメリカなどの海外の広告市場も視野にいれた展開も目指している。世界8億近くあるウェブサイトをフィールドに、宝を探す楽しさ、宝を隠す楽しさを提供していきたいと語った。

6.電車内のユーザでの匿名チャットSNS「おしゃべりバナナ」

電車で見かけるあの人と、匿名でチャットがしたい。こうした思いから作られたのが「おしゃべりバナナ」だ。

電車という限られた特殊なコミュニティ内限定でのチャットルームが作成され、同コミュニティ内にいるユーザの書き込みを見ることができる。ユーザは、ログインすると自分のIDがランダムにネーミングされる。また、その際には、果物の名前がつけれれる。例えば”sexy banana”などだ。乗っている電車だけでなく、同じ路線や同じ市内など、位置情報をもとに、いくつかのレイヤーに応じたグループチャットをおこなえる。

ユーザは、SNS内での匿名の書き込みをもとにチャットルームでコメントしあえる。実際に街にでてアンケートをとり、手応えも感じたという言う。ユーザは、特定のユーザに個別チャットをおこなうためには、ポイントを消費しないとおこなえない。ポイントは、友人の招待か、もしくは購入でポイントを取得することができる。

街でのヒアリングの結果からも、Twitterの利用の高さを感じると同時に、人々の多くは匿名的にTwitterなどのSNSを使っているという結果をうけ、匿名性におけるコミュニケーションのやりとりの可能性はまだまだあると語った。特に、女性へのアプローチを高め、女性でも楽しみやすいゲーム性をもたせたものに実装していきたい、と今後のマーケティング展開についても語った。

7.グループ内で欲しい・持ってるを共有し貸し借りをおこなうソーシャル貸し借り「Commoboco」

自分が欲しい書籍を買ったら、友人も同じものを買っていて、貸し借りで読むことができたのに、友人とダブりがでることはないでしょうか。そうした提案からプレゼンはスタートした。「Commoboco(かまぼこ)」は、そうした、友人間で貸し借りがおこなえるものを効率良くシェアするためのサービスだ。

仲間内でグループを作り、その友人たちと欲しい(Want)と持っている(Have)をリスト化し、シェアする。それらを特定の仲間内でシェアすることで、アナログな貸し借りをもっと効率良くさせることを目指している。もちろん、複数のグループを作ることも可能だ。欲しいがグループ内で共有されることで、そのグループでの共同購入(ここでは、そのグループで1つの書籍を買うことを意味する)によって、安く目的の書籍などを手に入れることもできるようにしていく。

マネタイズとして、欲しい・持っているが可視化されることにより、同じ趣味趣向の合う人とのマッチングや、趣味趣向のプロファイルによる広告、行きたいイベントがシェアされることによるイベントの提案や告知などが行えるようにする。他にも、エンタープライズ向けとして、同部署や同プロジェクト内でシェアなど、企業内SNSでの機能として提案できるのでは、とプレゼンター、審査員ともに同じ意見が出るなどした。

結果発表と、審査員たちのコメント

以上が、最終プレゼンをおこなった7チームのプレゼンだ。それぞれ、紆余曲折ありながらもきちんと最終プレゼンをおこない、形にした。審査員として参加した方々も、どのサービスも面白く、審査は難航した。そうした中、優勝者、3位までの入賞者、そして副賞などが急きょ用意された。

審査員として参加した株式会社はてなの近藤氏から、入賞者の発表がおこなわれた。3位は、ユーザに新しい宝探しを提案する「Tretsuku」、2位はノートを共有し売買するサービス「Note Mall」、そして、優勝は、電車内で匿名チャットがおこなえるSNS「おしゃべりバナナ」が獲得した。

優勝チームの「おしゃべりバナナ」に、優勝直後のインタビューをおこなった。優勝のおしゃべりバナナおめでとう!筆者は、優勝直後のチームに、動画インタビューをおこなった。

また、3位までの入賞以外にも、副賞として、シェアオフィスのシェア烏丸賞を「Note Mall」に、審査員の1人である株式会社のぞみ代表取締役の藤田功博氏による藤田賞として「MassDriver」、はてな賞として「yenta」、審査員の株式会社ロックオンの岩田進氏による岩田賞として「Commoboco」が獲得した。

また、それぞれの審査員からも、本イベントを通じた感想を伺った。
審査員の1人であった株式会社クエステトラ 代表執行役CEOの今村元一氏は、「作ろうと思う気持ちはいい。実際に作ったものが見れるのはいい。会の存在意義がある。しかし、アイディアは難しい。作る自体はいいが基本になるアイディアは大事で、大きく売れるものはなかなか難しいが、荒削りな感じはこれからももっと期待したい」と語った。

また、のぞみの藤田氏は「年々すごくレベルが上がってきている。審査員はじめ、主催者がビジネスモデルが大事だと語っていたので、空想ではなく、もう少しこうしたらビジネスになりうるものがあがってきている。そうした意味でも、レベルが高かった。作りこみのレベルとビジネスモデルのレベルの2つが上がってきた。さらに高望みしれば、toBやtoCでもっとニッチなものが出てきてくると面白いのでは。そうした意味で、ユーザの声を聞き、既存サービスがやっていないものを探すマーケティング戦略をよし洗練させるといいのでは」と語ってくれた。

はてなの近藤氏は「今回で3回目でずっと参加しているが、年々レベルが上がってきている。プロダクトアウトで自分のアイディアありきではなく、しっかりと世の中のニーズや生活のいち利用シーンを想定し、これがあればもっと生活が面白くなるよね、という提案のものがありすぐに使ってみたいというものが多かった。

そうした意味で、サービスとしてネットで完結せずネットと現実との距離感が詰まってきている。一般的なスタートアップ系のイベントと違い、54時間という短い時間でチームビルディングからプロトタイプのプロダクトまでを作るというのは毎回驚かされる。その場で出会ってアイディアをシェアし、そのアイディアをもとに進めていくのは、すごく採用されるアイディアが本質を突いていたりすることも多い。各チームともバランスがとれていて、しっかりとビジネスモデルもかためてきてよかった」と、Startup Weekendのよさを語ってくれた。

今回のStartup Weekendも、様々なドラマや熱い展開が繰り広げられた。次回は、8月31日から東京でも開催される。ぜひ、興味のある人はこちらから参加申し込みができる。

また、今回参加した参加者のみなさん、また審査員や運営、メンターに関わった方々にも、休日の中3日間ずっと参加者と一緒に作り上げてきた活動に労いの言葉をかけたい。こういう風に、参加者だけでなく運営などの様々な形で関わっている人たちによってイベントが成り立っていると同時に、共に様々な形でスタートアップを盛り上げていくカルチャーをつくっていきたい。今度も、こうしたスタートアップコミュニティを大事にし、今後も新しい展開を見せてくれるよう、一緒につくっていけることを期待したい。

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54時間でアイディアを形にする−スタートアップウィークエンド京都 #swkyoto フォトレポート

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金曜の夜から54時間かけてアイディアのプロトタイプをつくりあげる、スタートアップのためのイベント「Startup Weekend」が、8月3日から5日にかけて、京都リサーチパークで開催された。 40名以上もの起業家やエンジニア、デザイナーなどが集まり、アイディアをプレゼンし、3日間でビジネスモデルやマーケティング、サービスのプロトタイプをつくりあげる。毎回、スタートアップウィークエンドは白熱した議…

金曜の夜から54時間かけてアイディアのプロトタイプをつくりあげる、スタートアップのためのイベント「Startup Weekend」が、8月3日から5日にかけて、京都リサーチパークで開催された。

40名以上もの起業家やエンジニア、デザイナーなどが集まり、アイディアをプレゼンし、3日間でビジネスモデルやマーケティング、サービスのプロトタイプをつくりあげる。毎回、スタートアップウィークエンドは白熱した議論とやりとりがおこなわれ、3日という短い時間で作り上げる体験は、参加者にとって大きな経験となるだろう。

Startup Weekend 京都1日目


18時30分の受付開始と同時に、参加者がぞくぞくと受付をおこなってきた。これから始まる長くて短い54時間が始まる。


19時から、いよいよStartup Weekend kyotoがスタート。挨拶として、Startup WeekendのOrganizerのDongYol Lee氏と、Starup Weekend SeattleのオペレーションマネージャーのSheikh Shovu氏が、概要や世界各地の様子について話した。今回のプレゼンの優勝者にはアジアでおこなわれるピッチの出場権参加権、また11月におこなわれるグローバルのイベントへの招待がもらえる。


また、今回のStartup Weekend 京都にて解禁となった、Startup Weekend Japanページ構想についても話した。これまで、東京、京都、福岡、そして次回には東北の石巻などで開催されるStartup Weekend.こうした日本各地の情報を一元的に集約させ、日本におけるスタートアップコミュニティをつくるなど、今後の日本における新しい展開を目指す。詳細などは、次回の8月31日から行われるStartup Weekend Tokyoで発表されるようだ。続報を期待したい。

また、アイスブレイクとして、「HALF BAKED」がおこなわれた。HALF BAKEDは、ランダムに選ばれた2つのキーワードをもとに、架空の企業をチームでつくりあげ、その企業のビジネスモデルについて、15分でチームで議論し、1分でみんなの前でプレゼンする、というものだ。例えば、”ビール”と”ピザ”というキーワードを選んだら、”ビールピザ.com”という企業についてビジネスモデルについて考える、というようにだ。

このワークを通じ、参加している人たち同士での、今回のStartup Weekendの対しての意識を作り上げ、アイディアをいかにビジネスにしていくか、ということを考えさせる。

その後は、今回のStartup Weekend京都でみんなと作り上げたいアイディアをそれぞれプレゼンする。このプレゼンを通じ、みんなが作りたいと考えるアイディアを選び、そこからチームビルディングをおこない、日曜までにプロトタイプを作り上げる。


プレゼンは、ほぼ全員がプレゼンする形となり、10人ずつ発表をおこなったあと、それぞれのアイディアについて、意見や仲間を募集したり、それぞれのアイディアを併せてたりとして、チームを作り上げていく。

最終的に、参加者全員で投票をおこない、今回のStartup Weekendでのビジネスアイディアの8つが決定した。ここで初日は終了。ここから、企画のブラッシュアップ、ビジネスモデルの構築、サイトやロゴのデザインやモックなどを作り上げていく。

Startup Weekend 京都2日目

2日目は、朝9時からスタートした。前日で作り上げたチームビルディング後、その後に近くのカフェなどで朝まで議論したチームもあり、54時間という限られた時間の中で、いかにつくり上げるか、チームそれぞれのキャラクターが揃った動きをしている。

競合他社のサービスを研究し自社の競合優位をつくり上げるチーム、もともとあったアイディアが実現可能なのかについて議論したりマーケティング研究をおこなうチーム、アイディアが固まらずピボットするチームなどそれぞれいた。

ビジネスモデルをどうするか。広告なのかフリーミアムモデルなのか、課金モデルなのかなどなど、2日目の終日をかけて議論した。すでに企画がかたまったところから、悩みピボットするチームなど、2日目でどこまで固められたかが、最終プレゼンにどう影響してくるか。

また、今回のStartup Weekend京都のメンターとして、テザリングサービス「t.free」をリリースしたコネクトフリーのクリストファー(久利寿)テイト氏や、日本情報化農業研究所 代表取締役CEOの古荘 貴司氏、美肌解析ツールの「Beautecam」をリリースした洛洛.comの安達 貞雄氏、図書館検索サイトの「カーリル」を作成し、先日事業譲渡をおこなったNota, Incの洛西 一周氏、MOVIDA Comunications 代表取締役の九島 洋一氏、前回のStartup Weekend京都の優勝者であり、コワーキング・スペースのユーザが、そのスペース以外に居る人材や嗜好の合う人を探し出せる Facebook アプリ「Coworkify」を開発したKenshin Fujiwara氏、Startup Weekend京都のOrganizerの山下大介氏などが参加した。写真は、メンターの面々で、参加者の熱気に触発され新しいサービスを作ろうと構想している様子だ。新しいサービスを作り出そうとしており、最終プレゼンで間に合えば、発表する予定だ。

Startup Weekend京都3日目


Startup Weekendも3日目に突入し、それぞれのチームは、最終プレゼンに向けて、詳細をつめはじめた。2日目が終了し、時間が間に合わなそうなチームは、夜通しをかけて企画を練り出し、最終プレゼンに必死になって間に合うように練り上げている。


iMacを持参し、ロゴ作成を行なっているチームもでてくるなど、いよいよ最終プレゼンに向けて、少しの時間も無駄にできない状況になってきた。

また、イベント中の様子を撮影し、Startup Weekend京都のプロモーションビデオもリアルタイムで作成した。参加者だけでなく、運営者もその場でつくるなど、会場全体が新しいプロダクトを作る雰囲気を醸し出していた。

そして、いよいよ54時間がたち、最終プレゼンの時間となった。緊張と興奮が沸き起こったプレゼンだった。全部で7つのサービスがプレゼンされた。詳細は、こちらの記事を参照していただきたい。


写真と音で、子どもを遊ばせる「Photoplay」


相性のいい友人同士を、マッチングさせるソーシャル友人紹介「Yenta」


講義ノートを共有し、売買する「Note Mall」


イベントに特化したイベント参加費のマイクロファンディングサービス「MassDriver」


企業サイトに宝を隠し、ユーザで宝を探しだす宝探しサービス「Tretsuku」


電車内での匿名のチャットサービス「おしゃべりバナナ」


友人と欲しい・持ってるをシェアするソーシャル貸し借りサービス「Commoboco」

以上の7チームがプレゼンをおこなった。入賞者は、3位として宝探しサービスの「Tretsuku」、2位としてノートの共有売買サービスの「Next note」、優勝は電車内での匿名性のチャットサービスの「おしゃべりバナナ」が入賞した。また、他にも副賞として各チームが受賞した。優勝チーム、また、副賞に選ばれたチーム、また参加されたみなさん、大変おつかれさまでした。また、3日間、54時間の間、参加された参加者、運営に関わったみなさん、大変おつかれさまでした。

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54時間でアイディアを形にする−スタートアップウィークエンド京都が8月3日に開催

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金曜の夜から54時間かけてアイディアのプロトタイプをつくりあげる、スタートアップのためのイベント「Startup Weekend」が、今年も京都のリサーチパークで開催される。起業家や学生、デザイナーやエンジニアなど、様々な業種の人たちが短時間でアイディアを形にしていくイベントは、毎回大きなドラマや盛り上がりが期待できる。 2011年には、1年で世界100カ国で400回も開催されるなど、グローバル規…

金曜の夜から54時間かけてアイディアのプロトタイプをつくりあげる、スタートアップのためのイベント「Startup Weekend」が、今年も京都リサーチパークで開催される。起業家や学生、デザイナーやエンジニアなど、様々な業種の人たちが短時間でアイディアを形にしていくイベントは、毎回大きなドラマや盛り上がりが期待できる。

2011年には、1年で世界100カ国で400回も開催されるなど、グローバル規模でのスタートアップのためのコミュニティになっている。誰もがスタートアップのアイディアを出し、仲間からフィードバックをもらう。チームは投票で決められたアイデアをもとに結成され、それから54時間でビジネスモデルを作り、コーディングやデザインをした後、マーケット調査をおこなう。そしてそれぞれの先輩起業家の前でプレゼンテーションをおこない、審査とフィードバックをもらえる。

Startup Weekendから立ち上がったサービスも日本でもここ最近目立つようになってきており、様々なサービスの誕生のシーンを目撃する機会かもしれない。5月におこなわれたStartup Weekend Tokyoでも、大きな盛り上がりをみせてくれた。開発されたサービスを審査する審査員には、著名な起業家が参加する。今回の8月に開催される京都では、はてなの近藤淳也氏やのぞみの藤田功博氏などが審査を務める。他にも、多くのメンターなどが参加する。ぜひチェックしてもらいたい。

8月3日から5日までの3日間、自分のアイディアに共感して仲間と作り上げたいと考えている起業家や、新しい刺激を受けたい人、新しい出会いを求めている人は、ぜひこの刺激的な3日間を過ごしてもらいたい。申し込みはこちらからだ。

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