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中国のTencent-Baidu-Wanda(騰訊・百度・万達)がEコマースサイト「Ffan(飛凡)」をローンチ、O2Oを強化してAlibaba(阿里巴巴)に対抗

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E-コマースのジョイントベンチャーTencent-Baidu-Wanda(騰訊・百度・万達)は、発足から1年後、遂に中国のO2O Eコマース インダストリーに入り込むEコマースサービスFfan(飛凡)を開始した。 本質的に、Ffanはオンラインユーザーを駐車場、レストランの予約、映画のチケットの購入や割引商品の取り扱など全ての種類に及ぶオフラインサービスにリダイレクトすることを目的とするオープンプ…

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E-コマースのジョイントベンチャーTencent-Baidu-Wanda(騰訊・百度・万達)は、発足から1年後、遂に中国のO2O Eコマース インダストリーに入り込むEコマースサービスFfan(飛凡)を開始した。

本質的に、Ffanはオンラインユーザーを駐車場、レストランの予約、映画のチケットの購入や割引商品の取り扱など全ての種類に及ぶオフラインサービスにリダイレクトすることを目的とするオープンプラットフォームである。さらに、デジタルメンバーシップシステム、リワード&ポイントシステムやオンライン決済システム、オンラインマーケットプログラムが同サービスに加わった。

FfanがB2BとB2Cモデルの両方をターゲットにしているのは明らかだ。同プラットフォームは、ビジネスパートナーとの連携を通じて、効果的な促進プログラム、統合された利益および支払システムのために、すべての会員顧客をより密接に結び付けることができる。他方で、Wanda(万達)が1回限りの顧客をより忠実な顧客に、つまり会員に変えることによって、ユーザを囲うのに役立つだろう。

オンラインショッピングが盛んになるにつれて、両モデルはWandaのように「ショールーミング(買い物客が店舗で品定めをしたのち、コマースサイトで購入する現象)」による売上減に見舞われている既存の小売店にとってはますます重要になりつつある。

不動産コングロマリットであるWanda Group(万達集団)はジョイントベンチャー株式の70%を取得しているため、この企業を支配していくことは容易に推測できる。他方、Tencent(騰訊)とBaidu(百度)は残り30%の持分を均等に保有している。ただこの協力関係は、インターネットの巨人2社が、既存のリソース上すなわちBaiduは地図を通して、Tencentは決済やソーシャルに関するWeChat(微信)の影響を活用することで、大きな利益を見込めるeコマースの市場に進出するのに役立っている。

Baidu、Tencentともに最近、O2Oに初期の投資していくという公約の実現に力を注いでいる。Tencentは食品配送、配車市場をコントロールする方向に動いている一方、Baiduは最近 200億元をO2Oグループ購買サイトのNuomi(糯米)に投資して、Meituan(美団)など民間の市場プレーヤーとの競争に対処しようとしている。

AlibabaもまたO2Oの課題に立ち向かっており、6億9,200万ドルを中国最大のデパートであるIntime Retail(銀泰商業)に投資してO2O事業拡大に動いている。さらに同社はMiaojieというFfanに似たサービスをローンチしている。このサービスはあらゆる実店舗型のデパートがO2O市場に進出するのに役立っている。同社によると、Miaojieは2015年末までに中国15の都市で1,000のデパートをカバーする予定だという。

JD(京東商城)もまたO2O事業を強力なロジスティクスシステムのサポートを受けて推進している。これは主にスーパーマーケット、コンビニエンスストア、果物屋や花屋などオフライン店舗の協力によってなされている。JDのO2O事業は明らかにデパートの方を向いているが、消費者向け家電、衣料、マタニティ用品といった部門でのプレゼンスを考えるとこうした方向へ進むのは合理的なことだろう。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

Baidu(百度)とTencent(騰訊)がWanda(万達)と展開するeコマースジョイントベンチャーが1億6100万米ドルを調達

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本日(編集部注:原文掲載1月5日)、映画館チェーンでよく知られる中国の商業不動産企業であるWanda Group(大連万達集団)は、Tencent(騰訊)とBaidu(百度)が共に展開するジョイントベンチャーから10億元(1億6100万米ドル)を調達したと発表した。Xu De Ren Dao(虛德仁道電商投資)とCentec Networks(盛科網路)の2つの投資ファンドが、それぞれ2%と3%の…

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本日(編集部注:原文掲載1月5日)、映画館チェーンでよく知られる中国の商業不動産企業であるWanda Group(大連万達集団)は、Tencent(騰訊)とBaidu(百度)が共に展開するジョイントベンチャーから10億元(1億6100万米ドル)を調達したと発表した。Xu De Ren Dao(虛德仁道電商投資)とCentec Networks(盛科網路)の2つの投資ファンドが、それぞれ2%と3%の株式を取得することになる。Wandaグループの発表によると、これによりTencentとBaiduは株式をそれぞれ15%ずつ保有し、時価総額は200億元(約32億米ドル)になるという。

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Wanda-Tencent-Baidu(万達騰訊百度)と名づけられたeコマース事業は(リリースではWandaはWanda E-commerce=万達電商の名称を用いている)8月に公式に発表された。総額8億1400万米ドルの事業費のうちWandaが70%の出資率を維持し、残りをTencentとBaiduで均等に分け合った。参加各社は事業の具体的内容はあまり明らかにはしなかったが、公式発表においては繰り返しO2O(オンライン・ツー・オフライン)コマースの重要性を説いていた。Baiduがマップとビーコン技術、WeChat(微信)は決済とソーシャルサービス、Wandaがエンターテインメント分野と各社の得意分野を傾注していくとなれば、おのずと内容は見えてくる。ただなかなか読めてこないのは、この事業を具体的にどのようにして展開していくのかという点だ。

ベンチャー結成のニュースの後、Wandaは自社の動向に関する情報を出さなくなった。しかし12月に99Bill(快銭)というAlipay(支付宝)の競合の株を取得した。この動きはWandaがオンライン決済をオフラインサービスに取り入れることに関心があることを改めて確認できると同時に、WandaはWeChatの決済サービス分野に進出しようとしているのだという以前の見方に反するようだ。

ジョイントベンチャーについてはほとんど知られていないところではあるが、Wandaは実体性のある不動産のほかに多くのバーチャル資産も保有する方向を目指している。「O2Oを従来のビジネスメソッドと比較すると、顧客とサービスのつなぎ目により重要性を置いているといえます。そしてその市場規模はただの実物取引よりも相当大きなものです」としたうえで、「Wandaは世界最大のオフライン消費者ネットワークを有しています。2014年に150万人、そして2020年までに推定60億人に増える見込みです。もしWanda E-commerceがオフラインとオンラインのリソースを効果的に1つにすることができれば、信じられないほどの潜在力を持つ新たなインターネット大手企業になる可能性を秘めています」と声明で述べている。つまり、Wandaは壮大な展望を描いているということだ。

Wandaは、2015年後半にさらに投資ラウンド実施を発表すると付け加えている。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia
【原文】

Tencent(騰訊)とBaidu(百度)がWanda(万達)とタッグを組み、中国eコマース業界を独占しているAlibaba(阿里巴巴)に挑む

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観光業・ホテル・エンターテイメント事業を手掛ける中国の商業不動産開発大手、Wanda Group(大連万達集団)は、中国インターネット大手Tencent(騰訊)およびBaidu(百度)と共同で総額50億元(約8億1400万米ドル)を出資し、eコマース合弁会社を設立する。合弁会社にはWandaが70%、TencentとBaiduがそれぞれ15%ずつ出資する。 今回の合意によると、3社はアカウントシス…

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観光業・ホテル・エンターテイメント事業を手掛ける中国の商業不動産開発大手、Wanda Group(大連万達集団)は、中国インターネット大手Tencent(騰訊)およびBaidu(百度)と共同で総額50億元(約8億1400万米ドル)を出資し、eコマース合弁会社を設立する。合弁会社にはWandaが70%、TencentとBaiduがそれぞれ15%ずつ出資する。

今回の合意によると、3社はアカウントシステムを接続するほか、トラフィック、メンバー特典、ビッグデータ、支払い、オンラインファイナンスなどをシェアすることで3社の連携を深めるとしている。

Wandaの会長であるWang Jianlin(王健林)氏は、新規の投資家を迎え、投資額は今後5年で200億元になるだろうとしている。

Wang氏は、この新合弁会社がWandaのオフライン小売リソースと、提携2社が提供するロケーション、検索、コミュニケーションサービスと統合することで、O2Oのeコマースプラットフォームを構築することになると話している。Wandaのeコマースは物理的な製品というよりは販売サービスに関わっているとしたうえで、Wang氏は「O2Oはeコマースの中でも最大のシェアを占めていますが、これはまだ始まりに過ぎません」と続けた。

アナリストの中には、Tencentが以前、市場シェアで中国第2のeコマースプラットフォームであるJDと提携したのは、WandaのeコマースがO2Oセクターを重視している理由の1つであるのかもしれないとする人もいる。Tencentが今年初めにJD(京東商城)と結んだ合意によると、JDは実体のある製品のeコマースでTencentの主要パートナーになるという。そしてTencentは今ではバーチャル製品のeコマースとO2Oの現地ビジネスを維持しているにすぎない。

この合弁会社は、Dong Ce(董策)氏(高級品eコマースサイトのJiapin.com=佳品及びXiu.com=走秀)の前役員)をCEOに指名した。Gao Xia氏(Gaopeng=高朋・前バイスプレジデント)とCao Dajun(曹大軍)氏(Newegg Greater Los Angeles Areaの前CEO)はそれぞれWandaのeコマースのCOOとCTOに指名された(情報筋による)。

今回の提携は、中国のeコマース市場を独占しているAlibabaに対してTencentが挑む取り組みの1つである。前述の案件にて、TencentはJDの株式を15%取得した。同時に同社のeコマースサイトをJDに移行し、JDがWeChatMobile QQのサービスを統合し、巨大なユーザベースを商用化できるようにした。JDは成長しており、この提携後急速にAlibabaを追い上げている。

Wandaによるeコマースの合弁会社設立は、Wang Jianlin氏とJack Ma(馬雲)氏(Alibabaトップ)の間で白熱した逸話を思い起こさせる。今後10年の中国における購買行動には複数の見方があるが、 この2人の中国実業家は、中国小売セクターについて1億元(1600万米ドル)にも及ぶ賭けをしそうになったことがある。

2013年にはWang氏がMa氏に対し、10年でオンラインでの消費が総小売量の半分を超えたら1000万元を差し出すと言えば、 Ma氏はオンラインでの消費がその水準に満たなければWang氏に同額を払うと応じていた。

【原文】

【via Technode】 @technodechina